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夢と現実の狭間2

2004年09月12日
【序章】

Saちゃんと運命的な出会い、両親の顔合わせ…
そして、そろそろと言う時期になりました。

「結婚、いつする?」
「出来るだけ早いほうがいいけど・・・暖かい春先かな」
「んじゃ、3月以降?」
「半年以上先かぁ…長いのか短いのか(^-^;」


 …恋愛のゴール地点はどこにも無い、二人の愛は永遠…と思っていても、
結婚式だけは避けて通れない大きなイベントと言えるでしょう。入籍だけ、何て
例もありますが、男女問わず、他の誰かの結婚と言うイベントに出席した経験があり、憧れを抱いた事があると思います。

 華やかな宴、二人の門出を祝す宴ですが、実際に自分自身の身に降りかかって
くると、何をしていいのやら戸惑う事ばかりです。仲の良い二人の考えにすれ違いが
起こることは無いでしょうが、考えの違う両方の親族が絡むと、スムーズに進む事も
難しくなるでしょう。

 挙式は来年2005/4/3に決めました。まだまだ先の話ですが、色んな
準備や調整が必要です。経験が無いだけに戸惑いを隠し切れませんが、日記を
打とうと思います。
2004年06月18日
お互いの両親の顔合わせが終わり、結納を行うべき時期になっていましたが、
形式だけの結納なら止めておこうかと考えており、両親も納得してくれていました。

H「もし、結納するなら、僕と父が『今日はお日柄も良く〜』なんて口上言って
  訪問するんやんなぁ?あ、本来なら仲人さんか?」
S「結納品って・・・高砂人形とか、昆布とか?」
H「訳分からん(´ヘ`;)…ホテルで結納パックあるんやて。資料送付して
  もらうわ(^-^;」

結婚式場をどこにするかなんて決まっていなかったこの頃、「結納パック」や
「結納式」を催しているホテルを検索し、会社関連設備の「中之島プラザ
(以下、中プラ)」さんの資料をHPから申し込みました。

翌日、中プラの資料一式が送付されてきました。
そのレスポンスの速さにも驚きましたが、中身に愕然。
「何や…結婚式の資料ばっかしやん(^-^;見積もりまで付いてる(笑)」

結局、結納は行わない事にしましたが、約2ヵ月後、この資料が日の目を見る事に
なるとは思っていませんでした。
2004年08月28日
春先に挙式するのだと考えを持っていたものの、全然具体性を帯びていない
話は僕が「中プラ」の施設予約状況をふと目にしてしまった事から、急に現実味を
増す事となりました。

「あれ、3月とか予約で埋まり始めてるやん(゚o゚)」

「式場って早く押さえなきゃ、埋まっちゃうかも?」

中プラは式場の候補の1つでしたが、二人の家から遠い事もあって、地元のホテル、
結婚式場も候補としていました。

二人が休みだったこの日、
「決める、決めへん別にしてさぁ、中プラ見に行かへん?」
少々戸惑い気味のSaちゃんでしたが、興味本位で見に行く事にしました。

中プラに到着、事前に連絡もしないまま下見に行ったにもかかわらず、婚礼・
宴会担当の川崎さんが丁寧に館内を案内してくれました。

僕はホールを見た事があったものの、チャペルや神前式場、控え室は初めてでした。
装花も飾り付けも無い状態でしたが、逆に空想が頭を駆け巡ります。憧れが
叶った、そんな光景が見えたような気がしました。何だかドキドキするやら
恥ずかしいやらで・・・

見学を終えた後、見積もり例やプランの詳細等、説明を受けました。
川崎さん「本日は予約されますか?仮予約も出来ますが?」
S・H「うーん、押さえとこっか?」

一応、3月の土日、吉日を数日、仮予約しましたが、再度、親の意見を聞き、
二人で検討する事にしました。

説明後、中プラ一階の喫茶店(コーヒー券をいただきました(笑))で
休憩しながら・・・

H「僕は中プラに決定するのは、問題ないよ。会社関係のお客さんも呼びやすいし。
  Sちゃんは遠さが問題やんなぁ?」
S「でも、今日車で来て、1時間弱やったんちゃう?大丈夫だよ。親に了解貰うね」
H「料金も安いし、質も悪くないもんねぇ。出来ればここにしたいね」

下見がてら・・・がどうも決定になりそうです。
近畿に大型台風が近づいていました。僕らのイベントも大きな局面を迎えようと
していました。
2004年08月29日
3月に仮予約をしたものの、3月の土日、僕は仕事だと言う事に気付きました。

「あちゃぁ、土日って仕事やん。休暇取って・・・あ、僕だけだったら良いけど、
会社の他の人に出席してもらう事が出来へん(^-^;」

結局、仮予約を変更し、翌月4月の土日のうち、3日程度を仮予約に変更しました。

2週間を目安に正式に予約が必要との事、それまでにお互いの家の都合や親の意見を
聞き、決定する事にしました。
2004年09月10日
数日前、恥ずかしながら結婚情報誌を購入しました。
挙式までのスケジュールや演出等が特集されており、空想を膨らませる日々を
過ごしていました。

「あ、中プラに正式に予約しなきゃ」(忘れかけていた(^-^;

結局、Saちゃんに最終確認を取り4/3の午前挙式・披露宴に決定、
中プラ川崎さんに電話連絡しました。
2004年09月11日
中プラの郵送って何でこんなに早いんだろう・・・
昼前ポストを見た僕は2回目の速さにビックリしました。その郵便物の分厚さにも
驚かされる事になりましたが(笑)

郵便物の中には申込書、受書があり予約金5万円の振込が必要だと記載されています。
「1週間以内・・・?給料日前やのに(/_;)貯金下ろさなきゃ・・・」

他にはビデオ撮影、写真撮影、アルバム、着付美容、ウェルカムボードの
各パンフに招待状の原稿や座席表の記載要領、各種料金表・・・と多量の資料が
同封されていました。
あと、一番前に添付されていた「挙式までのスケジュール」なるもの。
○○日前・・・○○決定、打合せ、とA4一枚の表ににビッシリ書かれていました。
「わぁ・・・大変やなぁ(゚o゚)何から何まで打合せかぁ(^-^;」

1年前、同じような経験をした記憶がふと頭を過ぎります。
「家の間取りや内装、装備ってこんな感じで何回も打合せして決めて行ったっけ」

あの時も「夢と現実の狭間」で、夢を現実に近づける打合せや、工事工程が
ありました。夢が現実となる、空想をめぐらせてはプランニングや工事現場を
楽しんで過ごして来ました。

早速、資料をSaちゃんに見せ、「夢と現実の狭間」の話もしました。

S「今回も日記出来そうやん?(^-^)」
H「うーん、ホームページにしてみよっかな(^-^;」

何気ない会話の一旦はホームページ作成のきっかけとなり、今(05/9/12)
僕は朝4時前になろうとしているのに、日記を打つのに必死(ー。ゞ ネムイナ
φ(。_。;) φ(-_- )ノ °<ってキーボード相手ですが

…だってその日に打たないと日記にならないし…今日以前の事は
思い出しながら打たなきゃ…(^-^;



「夢と現実の狭間」…少しずつ夢が現実味を帯び、憧れが叶います。
今回も似ていますが、今度は二人一緒です。二人で夢を紡ぎ合って、未来予想図を
描き、幸せになろうと思います。
2004年09月15日
平日ながら会社が休みだった今日、挙式の予約金を振込みに銀行へ。

振込先は三○住○銀行、中プラ名義の口座でしたが、近所に三○住○銀行が
無い為、り○○銀行へ行きました。

窓口が開いていましたが、空いていたATMを利用しました。
銀行名を指定し、さて支店名を…と思いきや、指定の支店名がありません(^-^;
「あ、あれ??」
何回もATMの画面とメモを見比べましたがどう見ても該当する支店がありません。

困りきって、近くにいた行員に
H「○○支店に振込みたいのですが、表示されません」
銀「(ATM画面を眺め、操作し)本当ですね。しばらくお待ち下さい」
・・・待つこと数分、分厚い冊子を持って登場
銀「○○支店は9/13に○○支店に統合されていますね」
H「えっ・・・?(聞いて無いぞ(ーーメ))ありがとうございます。その支店名で
  試してみます」

支店が統合されたって事は、口座も変わったんじゃないかと思いつつ、メモの
口座を入力すると『○○ガクエン』と表示され
「中プラって学校なのか?」なんて思いましたが、振込みを中止し、中プラへ
電話しました。

H「カクカクシカジカ…なんですが?」
中「失礼しました…口座が変わりまして、…あ、メモ出来ますか?
  えぇと、新しい口座は○○です」
H(何で事前に教えてくれへんのや、と思いながら)
 「ありがとうございました。振込みますので確認お願いします」

こうして、新しい口座に無事振込みを終えました。
もちろん、口座名義は「中之島プラザ」でした(笑)

振込みを利用する際には口座番号はともかく、名義も確認するように
しましょうね(^-^;)fアセアセ
窓口なら行員が確認してくれるので間違いは無いと思いますが(^-^;
2004年09月18日
正式予約完了後の今日、初回打合せに再びSaちゃんを伴い、中之島プラザへ。
前回、初めて車で赴いた際は阪神高速出口を間違えて少し迷いましたが、今日は
迷わずに真直ぐ行く事が出来ました。
<高速の渋滞で予定より20分弱遅れてしまいましたが(^-^;

地下駐車場への駐車要領も分かっていた今日はまずフロントに立ち寄り、立体
駐車場の鍵を借りて…そこまでは万事良好でしたが、今日は車高の高い彼女の車、
地下駐車場のガードマンに車高が高いと言われ、車検証を見て…
SH「あ、オーバーしてる(苦笑)」
中プラ地下駐車場の車高許容は1.55mですって(^-^;
今日はホテル玄関前に駐車しました。

担当はもちろん、川アさんです。
前回、話を伺ったのと同じ部屋である11階の打合せ室でこれから婚礼までの
スケジュールについて概要と期間の説明を受けます。

(開始当初)
SH「(゚-゚ )(。_。 )ふむふむ…」
(後半)
SH「(゚ロ゚;)…(決めていく項目の多さに絶句)」
(終了間際)
SH「(=_= )…」(疲れたらしい(笑))

打合せは約1時間半に及びました。
今後のスケジュール、特に3ヶ月前程度から多忙を極めていきます。
次回打合せまで約3ヶ月の猶予がありますが、この期間中にすべき事は
招待状の細目決定と招待客のリスト作成です。

打合せが終わり、出席者の人数如何では使うかもしれないと思っていた
レストランウェディングの会場を見せていただきました。
が、かなり小さめで、テーブルとテーブルの距離がほぼ密接、最大人数を
収容すると「コの字」の配置になるそうで…
…会議やん。しかも、その「コの字」中心の新郎新婦は喚問状態?(笑)
H「結構狭いですねぇ…下の(2FL)ひかりホールで30人なら
  密度が少なくて寂しい感じになりませんか?」
川「ひかりホールでもパーティションをうまく使えば寂しい感じには
  なりませんよ(笑)ここ(レストラン)も予約しますか(・_・?」
H「い、いえ(^-^;予定通りひかりホールでお願いします」
…ひかりホールより小さめ、レストランより大きめの部屋なら良い感じ
だったんですが(^-^;

打合せが終わり、部屋を移動し引き続き衣装室へ。
入ってすぐに飛び込んでくる色とりどりのカラードレスと純白の
ウェディングドレス達に少し緊張気味の僕らでした。

カラードレスの試着を次回来館時に行なう事としましたが、取り寄せて
もらうべきカラードレスのカタログを見ると種類の多さにビックリ。
Saちゃんも多さに迷っていました。
S「どれがいいと思う?」
H「うーん…ドレスのデザインは分からへんわ(^-^;」
S「色は?」
H「春の挙式だから桜=ピンク?」
結局、ピンク系を中心に数点選択しました。
「新郎さんの衣装は新婦さんのカラードレスに合わせてチョイスしましょう。
 まだ先の話ですね」
…衣装に関しての新郎って付録扱いですね(笑)

打合せを終え、ついでに新婚旅行の話も聞きたいとJTB中之島店へ。
と、今日は土曜日で支店は休み、ただし隣にあるリーガロイヤルホテルの
カウンターで話を伺えるとの事でした。

さすがはリーガロイヤル、一流です。大きい、と言うか、大きすぎて
どこに行けばいいのか分からなかったです。
ホテル内散策中に見かけた今日の挙式予定を示す掲示板には11件の
カップル名がありました。会場は○階○○、○○タワー○○
・・・って何会場あるねん(笑)
ちなみに今日は六曜で「赤口」。正午のみ吉なんですが、みんな
こだわってないのかなぁ。

結局、挙式受付にJTB職員さんがいて、旅行日程の希望とパンフ
レットの送付をお願いし、リーガロイヤルを後にしました。

今日はハードです(笑)

この後、食事を挟み、東急ハンズ心斎橋店へ行きました。
もちろん目当てはブライダルコーナー。
結婚証明書、芳名帳に案内状、席札に席次、式次表、ウェルカムボードに
アルバムとすごい品揃えでした。

準備全ての開始である案内状の手配は中プラさんにお願いし、
あとは手作りにしたいと二人の意見が一致しました。
H「席札は簡単そう。パソコンで楽勝やな(笑)」
S「この式次と席次表も作ろー♪」
H「うん、って結構手間かかりそうやん。もし時間がなくて完成しなかたっら
  大事やで(^-^;」
S「私も手伝うやん♪♪」
H「そやなぁ…なんとかなるかなぁ。んじゃさ、Saちゃんは印刷終わった
  紙を折ってゴム通す役ね〜(笑)」
S「手伝いじゃなくって雑用かいっ」ヘ(__ヘ)☆\(ーー;)

こうして一日が過ぎていきます。
家を出た時、東にいた太陽はいつか西の空に沈んでいました。

S「疲れたけど、何だか楽しいね。これからも、と思うとウンザリする
  はずだけど、楽しみ。」
H「うん。ワクワクするね。Saちゃんは席次表のゴム通しがあるし〜(笑)」
S「もうええって(怒)」ヘ(__ヘ)☆\(▼▼メ)

2004年10月11日
挙式まで半年を切った今日、Saちゃんの実家で食事会を行ないました。

6月に両親の顔合わせを終えていましたが、結納をしない事にした僕らに
「1つのけじめとして」とのSaちゃんのお母さんからの提言で
行なう事になりました。
(準備もお母さんにお願いしました(^-^;ありがとうございました〜)

地域によって若干違いはあるようですが、「結納」は
1 使者〈あるいは仲人〉が双方の家を往復して結納を授受する。 
2 女性の家に仲人と男性が出向いて結納を取り交わす。 
3 双方が一ヵ所に集まって、そこで取り交わしを行う。 

最近は簡単に2や3(結納式、結納パック)を採用するカップルが多いようです。
また、どの場合でも結納後に両親の顔合わせをかねた食事会を催しているようです。

僕らの場合、結納自体がないので、この食事会が今日に当たると思います。

今日はSaちゃんのお姉さんと初めてお会い出来ました。
6月の顔合わせ以来、スーツを着用して臨む食事会・・・何だか緊張しました。
大安吉日、「今日はお日柄も良く・・・」など口上はありませんが、人数分並んだ
会席料理に「けじめ」の一旦を見た様な気がしました。

食事会が始まり、いつものように面白い話(バカ話?)を始める父・・・
「お願いだから僕のイメージを崩さないでくれ〜(T-T)」と幾度もハラハラ
しましたが場の雰囲気が和みました。
入籍の話、引越でそろえる家財の話、結婚式の話・・・少々話題が堅くなりかけ
ましたが、Saちゃんのお父さんの「若い者に任せる」とのありがたい
お言葉で、更に緊張が解けたかもしれません。

父とSaちゃんのご両親の人柄に感謝します。

家財→台所の話がIHクッキングヒータや温水器、オール電化に及びました。
ここぞとばかりにセールストークをしちゃった僕・・・何やってんだろ(汗)
オール電化に200万円も掛かるとの誤解を解けたので成果はあったかな(^-^;

オール電化採用は採用する機器や屋内配線、配管工事で若干前後しますが
20〜30万円で可能です。前向きなご検討をお願いします〜m(__)m

食事会が終わり、Hie父は何故かSaちゃんの案内で「お宅拝見」をして
いました(^-^; 「ええ所やのー」だって(笑)

部屋に残された僕とSa父さんで取り止めない会話・・・なんだかぎこちなく
思えたけど楽しかったです。

この後、僕・Hie父・Sa・Sa父の4人で近所の
和泉リサイクル公園」へ行きました。秋空とは言え、日中は汗ばむ
陽気、少し暑く思えましたが、コスモス畑で咲き誇るコスモスに清清しさを
覚えました。

僕とSaちゃんがコスモスの花摘み(20円/本)をしている間
Hie父とSa父の2ショットが園内を歩いていました。
「ふつつかな息子(娘)ですが・・・」
会話の内容は不詳ですが、どんな会話をしていたんでしょうかねぇ(^-^;

この後一旦、Saちゃん宅へ戻りましたが、いい時間だったので僕と父は
失礼する事にしました。

家に着くと時間は17時になっていました。時間が経つのを早く感じたのは
楽しかったからかな?(^-^;
終始和んだ雰囲気で食事会が出来て、本当に良かったと思います。

2人の関係は日増しに深いものになって行きますが、両親はそうもいきません。
今日の食事会は両家の距離を一層縮める事が出来たように思えます。

今日の準備や僕らに温かいもてなしを施してくれた、Sa一家の皆さん、
特にお母さん・・・貴重な時間を本当にありがとうございました。

今日の多事争論・・・じゃなくって教訓・・・
1.結納の実施如何に関わらず、食事会のような機会は2人と、そして両親
 両家にとっていい機会になる。
2.宴席上の雰囲気やムードは新郎新婦2人じゃなく、両親次第(笑)

次にSaちゃん家に行くときは気軽に遊びに行けるかな(笑)


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