JAVA-Script
へーベルハウスへのこだわり

なぜへーベル?
日記中にも触れていますが住宅展示場に行き、ヘーベルハウスに用いられている
鉄骨とALCを見ました。
特に理由はありません(笑)その強固さをみて即時に気に入ってしまったのです。

現在の勤め先がプラントで、いたるところで鉄骨が露出されていますが、ヘーベル
ハウスにはその鉄骨に劣らないようなものが使われています。
勤め先のプラントは営業運転開始40年弱になりますが基礎部分の鉄骨は殆ど
劣化していません。
私が鉄骨を素直に受け入れることが出来たのはこのような事があったからだと
思います。

木造に住んでおられる方は鉄骨と聞くと抵抗を感じるかもしれません。
木造は自然のぬくもりや和の雅さを感じる事が出来ます。

日本古来の木造建築物は築数百年建っても朽ちることなく、その美しさを保ち
続けているものが多数あります。
もちろん、管理や補修がきっちりなされての事だと思いますが、その主要部分の
柱などは樹齢数百年のものです。鉄骨にも劣らない建材でしょう。

ただ現在、住宅建築の為にそのような木材を使用することはありません。殆どが
輸入された木材です。

これら木材は雨風や湿気ににさらされると腐食が進みます。
防水防湿対策を万全に行っても白アリの惨禍に巻き込まれるかもしれません。

日本の気候は変化に富み、それは情緒豊かな四季をもたらしてくれます。しかし
その変化は住宅の建材にとって良いとはいえません。
家の工法って?
僕が選んだヘーベルハウスは「ALC鉄骨高耐震フレーム構造」と
呼ばれている建築工法です。
ALCについては別途記載しますが、おもな建築工法について
まとめたのが下の表です。

工法 イメージ
長所
短所
ALC
鉄骨高耐震
フレーム構造

鉄骨の柱・梁にブレース

組み立てた躯体
(1)耐震・耐火性に優れる。
(2)虫害がない。
(3)間取りが自由に取れる。
(4)断熱性がよい。
(5)遮音性がよい。
(6)開口部が広く取れる。
(7)クラック(ひび割れ)が
入らない。
(1)価格の幅が少ない。
(個人的な意見として僕はこの
「価格の幅」を感じませんが)
鉄骨軸組構造


鉄骨の柱・梁で支える構
(1)耐震性に優れる。
(2)間取りが自由に取れる
(1)床は主に合板が使用され、
遮音効果が低い。
(2)壁は主にサイディング材使
用され、変形(反り)の懸念や耐
火性に劣る。
木造軸組工法


木の柱・梁で支える構造
(1)部材が軽い。
(2)加工しやすい。
(3)運搬・組立が簡単。
(4)間取りが自由。
(5)増改築が安易。
(1)品質にバラツキがある。
(2)熟練の大工が減った。
(3)耐震性に劣る。(屋根瓦が重
く崩壊する)
(4)耐火性に劣る。
(5)白アリ・腐食が懸念される。
(6)工期が長い(土壁の場合)
ツーバイフォー
(2×4)工法


壁・床・天井の面で支え

「箱」構造
(1)機密性に優れる。
(2)部材が規格化されている
ので品質が均等。
(3)工期が短い。
(1)火に弱い
(2)白アリに弱い。
(3)大きい窓、部屋が取りにく
い。
(4)壁を金具で固定している為、
金具の発錆・腐食が思わぬトラブ
ルになる恐れがある。
(5)合板を多用しているため「シ
ックハウス」の恐れがある。
コンクリート
パネル
構造

コンクリート製パネルに

る一体型構造
(1)耐震・耐火性に優れる。
(2)虫害がない。
(1)家の加重を壁で支える為、広
い部屋・窓が取りにくい
(2)ハケ塗り防水の為、雨漏りの
箇所がわかりにくい。
(3)結露が心配
木質パネル工法

壁・床・天井がパネルで
構成される構造
(1)気密性が高い。
(2)工期が短い。
(1)接着剤接合の為、耐久性に劣
る。
(2)遮音性が極度に悪い。
(3)施工中の雨が床に貯まり、
後々の
問題に発展する恐れがある。
(4)壁で家を支えている為、大き
い部屋が取りにくい。
(5)合板を多用しているため「シ
ックハウス」の恐れがある。
ユニット工法


工場で生産されるユニッ
トを組み立てる工法
(1)工期が短い。
(2)現場施工が省略化されて
いる。
(3)部材が規格化されている
ので品質が均等。
(1)道が狭いと家が建てられな
い。
(2)外観が単調である。
(3)ユニット同士のつなぎ目が構
造・外観共に問題である。
ALC
軽量発砲コンクリートパネル(Autoclaved Lightweight Concrete)の略です。
ヘーベルハウスにはこのALCが壁、床、天井等いたるところに使われています。
 
ALCは水に浮くほど軽量ですが、断熱性・耐火性、遮音性に非常に優れ、
秀でた強度も併せ持っています。
          
このALCは多数の気泡とそれらを繋ぐ細孔とからできており、軽量・断熱・調湿・
遮音性を生み出しています。
「夢と現実の狭間」でも紹介していますが、水に濡れると水分がそれら気泡に入り、
吸水性を示しますが、気泡間の細孔により水分が排出される為、優れた吐水性も併せ
持っています。
これら給水吐・水性は木材並みですが、濡れた木材が乾燥すると反り返ったり、亀裂が
生じたりします。
乾燥収縮率0.03%以下と言うALCは水に濡れたり、乾燥しても殆ど寸法変化を
起こす事がありません。幅10cmのALCであれば、0.03mm(実際の
へーベル板は7.5cmである為、0.0225mm)しか変化を起こしません。

ALCコンクリートへーベルは木材の優しさとコンクリートの強固さをいい所
取りした最高の建材だと思います。
へーベルハウスの基礎
へーベルハウスの基礎は不同沈下を防ぐ「鉄筋コンクリート連続布基礎」を
採用しています。基礎が全体に一体化しているわけですから、仮に家屋等の
荷重が局部的に掛かっても、その荷重は分散され、不同沈下を起こす事は
無いように設計されています。

また、その基礎の構造も強固なもので、16mmの鉄筋(主筋)を2段配筋し
ています。(計4本)

コンクリートの強度は24N/mm2(ニュートン・パー・ミリヘイホウメートル)であり、
1センチ四方に244.7kgの荷重が掛かっても耐えうるものとなっています。
1メートル四方ですと2447000sつまり2447t、畳1畳分だと4894tですから
普通車の重量が2tだとすると1畳あたりに約2400台、グランドピアノの重量が
250sだとすると1畳に約19500台置けると言う事になります。
どれ程強固かお分かりになったでしょうか?(笑)

変なたとえはこの辺にしておいて(笑)この24N/mm2という強度は
『大規模補修を必要としない期間がおおよそ65年』とされる非常に高レベルの
強度となっています
 

基礎の設計には地盤調査のデータを元に行い、軟弱な
地盤があれば「ASWパイル」等の杭工法を用います。
←ASWパイル工法


私の場合、杭工法はありませんが、基礎の底辺にあたるフーチングの幅を
広げて設計してもらいました。
ローンは続くけど、家が・・・
日記の中でも触れていますが、ヘーベルを選んだ訳は
「ローンが続くのに家が傷むなんて絶対いやや」でした(笑)

私を含め、家を購入される殆どの方は公庫や銀行ローンを
利用して資金に充てる事と思いますが、住宅資金と言えば
数千万円に及び、ローンの返済も20年〜30数年に及ぶでしょう。

ローンがあと10年で終わる築20年経過の家で、
外壁が痛んできたり・・・床がきしみだしたり、白アリが・・・
地盤が軟弱で基礎が・・・
廊下に置いたゴルフボールが転がりだしたら・・・?

築何年で見回れるかもしれない火災や地震に遭って
家屋が半壊もしくは全壊・全焼したら?
(保険があると思いますが自分自身に危険が及ぶかも)


どうですか?値段やデザインで選んだ家、
夢をたくさん詰め込んで出来た家・・・

その耐久性が原因で後で後悔することになったら・・・

非常に悲しいと思いませんか?
見学会参加
へーベルハウスの良さをわかるためには
(1)モデルハウスへ足を運ぶ。
(2)サイトで情報収集。
(3)カタログを取り寄せる。
(4)見学会へ参加する。
等の方法があります。僕のようにモデルハウスを見るのも有効な手段ですが、
「見学会」へ参加するのもいいかと思います。

日記中に父が参加したと記しましたが、契約を終え、家のプラン検討に入った
時期にも見学会へ参加しました。

外装や内装の参考にと参加したのですが、へーベル板の耐火実験や築20数年経過の
へーベルハウスを見学したことで、プランの参考・・・と言うよりへーベルハウスの
品質の高さを再認識することになりました。
(↑各建材の耐火実験の様子です。ちなみに真ん中がALC、へーベル板です。
 1時間ほどガスバーナー2本であぶっていましたが、形状に変化はありません。
 その他建材は10分で溶けてしまったり、燃えてしまいました。)
        

家作りを考え始めて、どのハウスメーカーにするのか迷っている方はもちろん、
すでに契約を終えた方は間取りや外装、内装の参考に
参加されてはどうでしょう?

モデルハウスやカタログではわからない
「生の家」を見ることで、またそこに住んでいる方々の話を聞くことで
新たな発見があるかもしれません。

見学会参加は無料です。へーベルハウス各営業所が概ね月1度のペースでイベント
して開催しています。


トップへ
戻る