2005年11月6日(日)垂水区役所2階のレバンテにて、第4回いい歯まつり開催。午前11時から開催ですが、当然1時間前に集合して会場設営。
 診療所からバスに乗って早めに到着。T先生とエレベーターで出会って、「10時集合やなぁ。」といいつつ外へ行かれました。一人で写真を撮っていると、区役所から近くで開業している先生が到着。実行委員みたいな先生なので2人でテーブルを用意していきました。
 そうこうしていると、9時ぐらいから『お土産』係りの先生達が、垂歯事務所で粗品つくりをして車に積み込み到着。それぞれのコーナーに分かれて準備に取り掛かりました。
 前回から会員先生のうち半分の先生でまかなうことになっていますが、理事と、実行委員の先生は毎年出席しています。実質三分の一ぐらいの先生がお休みしているだけです。
 最初に、歯科相談、その後PMTC,唾液テスト、フッ素洗口、これだけで歯科医院でやってもらうとすると1万円以上費用を払わないとやってもらえないのではないかしら。
 その上、帰りしなに定価2千円前後の粗品を貰えます。
 しかも、開業10年から20年のバリバリの先生が多数そろっています。医師会の先生が見学に来られていましたが、かなりなレベルなのでびっくりしていました。
 もっとも、医師会は隣の部屋で簡単な公演を開いているだけでしたので。こんなに一生懸命啓蒙活動しなくても経営に危機感はないですからねぇ。いいなぁ、余裕のある人々は。
 2時から、8020達成者と、いい歯のポスターコンクール受賞者と、母と子のよい歯受賞者の表彰式および、垂水区の小学校に歯の啓蒙絵本の贈呈式。
 ポスターコンクールの受賞者には一人ずつポスターの前でポラロイドカメラで写真撮影。授賞式も一人ずつポラロイド撮影して、副賞も渡しました。
 
垂水区のイベントに便乗して区役所を使わしてもらい、兵庫県歯科医師会からある程度予算が出ているから出来ますがそれもいつまで続くことか。
 予算は確実に削られます。補助金がなくなったらどうなることか。神戸市からの助成金もなくなっている昨今、会員の会費で会務活動をするだけでも赤字が出ているので、このような啓蒙活動も風前の灯かも。
 私が学校歯科医を担当する小学校の校長先生は今年も来てくれました。他の学校の先生も何人か来ていたみたいでした。8020達成者はそれぞれの歯科医院から推薦するのですが、推薦できる患者さんもそんなにいないので今回推薦した患者さんは全員表彰されました。私の診療所でも、去年見かけた患者さんがたまたま来院していたので頼んだら快諾してもらえました。
 薬剤師会もイベントをしていました。粗品、サンプルは種類も量も多く、寸劇を交えてアピールしていました。
 廃棄物処理の会社から一人、グラクソから一人営業の人が来ていましたが、休日手当てが出ていない人もいて、平日に代休を取るだけで働かされている人もいました。企業は厳しい。
 お昼頃、交代で食事に行きました。一番近い喫茶店に入ると他の先生方が揃っていてほぼ貸しきり状態。ランチメニューにしましたが、お弁当の方がよかったかも。残念ながら食べる場所がない。山陽そばで立ち食いしたかったのですが。中学生高校生の時、垂水駅の高架下で山陽そばを食べました。
 高架下のショッピングセンター通称「たるせん」も大きく様変わりしました。
 区役所も、ボロボロだったのが、地下駐車場付きのレバンテ1番館、2番館、3階には多目的ホールレバンテホールなどを備えて生まれ変わったのは正に隔世の感がします。
 35年前にランニングシャツと短パンでうろちょろしていたのに。
 今や、そんなふざけた?かっこうした人は誰一人いません。まだ古い市場はありますが、どんどんリニューアルしています。そういえば、ダイエーもなくなるし。ジャスコが出来たのが影響したかな。
 いい歯まつりに来た人も50代以上の人が多かったし。老齢化と反比例して施設のリニューアル。なんかアンバランスな街になって行くような気がしつつ、35年前に通った本屋で本を買って帰りました。本屋の名前だけが一緒で、内装も場所もまったく違っていましたが。