国民医療費 厚生労働省は23日、2003年度の国民医療費の概況を発表した。病気やけがの治療のために医療機関に支払われた「国民医療費」の総額は前年度比1・9%増の31兆5375億円で、過去最高となった。65歳以上の高齢者の医療費は、全体の50・4%を占めた。国民医療費は高齢化の進展で増加傾向にあるが、最近、00年度は介護保険法施行、02年度は診療報酬のマイナス改定で前年度に比べて減少しており、03年度は2年ぶりに増加した。国民1人あたりの医療費は24万7100円で、前年度比で1・8%増加した。年代別に見ると、15〜44歳が9万7200円、45〜64歳が24万7400円だったのに対し、65歳以上は65万3300円、75歳以上は80万9400円に上った。国民医療費は今後急増し、2010年度に41兆円、2025年度には69兆円に達すると見込まれている。国民医療費の97%分に相当する2004年度の「概算医療費」の総計は前年度比2・0%増の31・4兆円で、過去最高となっている。国民医療費は、保険給付分と患者負担分などを含めた治療費などの総額で、保険適用にならない通常の出産費用や健康診断、美容整形などは含まれない。           厚生労働省は23日、96〜02年度までの国民医療費について、計算方法の誤りで668億〜2428億円多い額を発表していたことを明らかにした。03年度分の発表に合わせて訂正し、担当者ら9人に厳重注意などの処分を行った。(2005年8月23日19時51分  読売新聞)                国家公務員は頭いいのか悪いのか。
 計算方法の誤り?頭悪い証拠か?違います。狡賢いのです。国民医療費の抑制方針を煽るために確信犯的にデーターを換えていた疑いが強い。
 予想を載せているが、どこまで信じてよいものか。
 医療費は伸びているが、患者負担分を含めているので、患者負担金の上昇(本人3割負担)が大きいので国民に負担を賄ってもらい実質政府の負担上昇は鈍っているのではないだろうか。
 小さな政府(ただし機能的)を実現すればもっと改善するはず。
 計算間違いするような役人がいなくなれば良いだけの話。
 厳重注意?知らないうちに昇進していたりして
 過去最高といっても、医療費の自然増はどうしようもないので、不必要な上昇なのか異常事態なのかよく分かりません。国民の心臓を止めに係って老人医療費を軽減させようと暗躍している官僚相手に騙されてはいけません。