中学校同窓会 平成16年8月14日(土)生田会館4階で午後12時30分から垂水東中学校11回生の同窓会は開かれました。
卒業後30年経ちました。以前にも同窓会のことを書きましたが、今回は当時の教諭4名も参加して最大規模で行われ出席者も多数。
1次会は各組でテーブルに着き同窓会が開始されました。
以前にも書きましたが、最初顔をあわせると誰だかわからなかったのが、時間が経つにつれ30年前の顔が現在と重なり合ってきだして、ちょっとしたタイムトラップを経験しているようで、浦島太郎の10分の1の感覚を経験しました。
実際30年ぶりに会った同級生も多くみんなそれぞれの職業についていて、話たりないことばかり。
大学の同窓会は、右を見ても左を見ても同業者。
高校の同窓会も、雑多な職業ですが匂いといいましょうか、雰囲気はなんか似ています。細かく言えば違う職種なんですが似たような感覚があります。
中学校は幅が広い。以前書いたカトリック教会に勤めて全世界、地球の裏側ブラジルまで股にかけている同級生も来ていましたが、現在60歳を越した奥さんがいて子供がハンダース、孫も3人いる同級生がいました。
ものすごく幸せだそうです。職業を聞くのを忘れた次回聞こう。
昔話も他愛の無いことからいろいろ。
4年前にデパートをやめて進学塾で事務をしている同級生(通称山ちゃん)と、日通の現金輸送車の運転している同級生と一緒のテーブルに就きました。3人は中学3年のとき同じクラスだったわけですね。
山陽電車の乗換駅(多分須磨浦公園駅)で、山ちゃん(事務の同級生)と今回欠席の同級生と私の3人が高校から帰る途中で(事務の同級生:山ちゃんとは高校の同級生でもある訳です)少しはなれたところで電車を待っている現金輸送の同級生を見つけました。
この現金輸送の同級生は双子で、もう一人は違うクラスでした。久しぶりなので声をかけようかと思いましたが違うクラスだったら失礼かなあと思い、山ちゃんに「彼は双子の兄A、弟Bどちらかなあ」と相談したところ、「聞きに行ってくるわ。」と現金輸送同級生に近づいて話をしにいきました。
しばらくして変にニヤニヤして帰ってきた山ちゃんに「どちらだった?」と聞いたところ山ちゃんは「わからんかった。」というのです。
「なんでや、教えてくれなかったのか」とさらに聞いてみると、山ちゃんは聞くには聞いたが、うっかりして、「君はAとBとどっちが好きか?」と聞いたというのです。
答えは「Aがすき。」と言ったらしいのですが、もう一回聞きに行くのはバツが悪くてそのまましなってしまいましたが、当時は大笑いしてしまったのを覚えています。
この話を29年ぶりに話すと、現金輸送の同級生は覚えていませんでしたが高校に通っているとしたら自分だろうということでした。29年ぶりに解答が得られました。
弟は自衛隊に入隊後、元町の「風月堂」でお菓子を運んでいるということですが、兄弟で運転手をしていることが判明しました。
当時、24歳で先生になったばかりで、赴任してバストが大きい保健室の先生と電撃結婚した技術の先生はいまでは公立高校の校長先生になっているし。
当時、怒り顔の陸上の監督はニヤニヤ顔の酒飲みの爺さんになっているし。
何かにつけ、40年前の実写版「忍者ハットリクン」で敵役の「ケムマキケンゾウ」役でデビューしたはずなのに歌手でデビューしたと言い張っている杉 良太郎を教えたと自慢していた社会の先生は大病してガリガリになっているし。
3次会までいましたが、体育の先生でアキレス腱を断裂した話を事あることにつけ話し出す先生と、現役の校長先生と、酒飲みの先生は最後までいました。
1次会で校長先生は帰りかけましたが、唯一のチャンスを私が潰してしまいました。
それとも、帰りたくなかっただけか?