阪神タイガースが1985年に優勝。
この年、昭和60年に湊川のH歯科医院に勤務医になった
本多聞で開業医となって、15年。
2003年2月に神戸市垂水区小束山5丁目2−5に引っ越しました。
大学時代の1年生と2年生の思い出は、趣味のページに書きました。
たまたま、資料となるノートが残っていたので、細かいこともわかりましたが、それ以前それ以後は、記憶に頼らなければなりません。
できるだけ思いつくままに、現在進行形も含めて書き綴ってみようと思いました。
思いつくままなので、時期が前後します。 兵庫県立長田高校に入学して、最初から最後まで落ちこぼれていました。
いくつかの思い出のひとつに、2年生の朝礼のときの、竹崎敏雄校長の話が思い出されます。
朝礼の時間は決まっているのですが、当時の学生は朝礼が始まってもだらだらと登校してきて、朝礼中も私語ばかりしていました。
私立高校では考えられないことです。
でも、いくつか記憶に残る話があります。
その話は、細かい数字は忘れましたが、このときから十数年前の算数の時間の出来事についてのコメントでした。
@18÷4=4あまり2
A18÷4=18/4
=9/2 →T
=9÷2 →U
=4あまり1
ある小学生が、@とAの答えが違うのは、Aのどこが間違っているのか先生に尋ねたそうです。
結局小学校の先生には、説明できなかったそうです。
竹崎校長の意見も、@もAも正しいといった記憶があります。
しかし、竹崎校長は専攻科目が数学だったので、もう一歩踏み込んだ説明が加えられました。
それはこういうことです。
Aは、どこか違和感がありますね。どこかと言うと、TからUに移るところです。
キーワードは集合です。
数には、自然数に始まって、0、負の数、整数、分数、少数、などの有理数の世界、それに無理数の世界、両方を含めた複素数の世界。
どんどん世界が広がっていくのです。
@は、小学校低学年の、自然数の世界の話です。
AのTは、3年生ぐらいの、分数が含まれる有理数の世界での話です。
ところが、Uはどうなったのでしょう。より大きな集合の有理数の世界から、自然数の世界に引き戻したので違和感があるのでしょう。
この違和感が、学生時代から、社会人になっても、いろんなところで顔を出します。
場合によっては、Aの考え方が、幅を利かせていることが多いと言うことです。
もっといえば、Aの考え方ができないと、世の中うまくいかないことが多いと言うことです。
でもおかしいことはおかしいと、いい続けたいのですが、長いものに巻かれろ方式で、ぐるぐる巻きになってすごしています。