小学校保健委員会 平成16年11月29日(月)pm1:40から多聞東小学校で総合学習の一環で保健委員会と称して児童が色々なテーマについて発表会をしました。
毎年行っていますが、校医の先生方、眼科、薬剤師、外科、内科、歯科がオブザーバーになって授業に行きます。今回歯科は3年生が担当で、テーマーは、「めざせ、8020」でした。
10歳ぐらいの児童に80歳の時点を想像するのは無理があります。
おじいさんおばあさんは何歳?と尋ねたところ50歳代60歳代ですから。
児童は数人のグループに分かれて多種多様な発表を行っていました。自分たちで調べたものを大勢の人の前で発表するのは勉強になります。
授業は保護者も見学に来られています。
内容は、一部時代遅れの内容や誤解がある児童もいましたが、それをただす時間的余裕はありません。
授業の一環として行っているので、時間がないので充分な医学的なコメントは差し控えました。
「8020」を達成するためには「1228」を達成しなければ話になりません。
現在3年生ですが、この子達が6年生になったとき虫歯がないという状況をどうやって作るかといったことが重要となってきます。
そのためにはどうしたらよいのか、何をしなければいけないのかと思考を進めてほしかったのですが、事前の打ち合わせ等は出来ないので、出たとこ勝負で発表を聞いていました。
最後に質問コーナーがあって、児童の質問を受け付けましたが、
「歯は何キロぐらいの力に耐えられるのか?」とか、マウスガードの必要性について時間をとってもらいたいものです。
「歯科医は偉そうに歯を磨けとかおやつを食べるなとか言っているが、歯科校医(私ですが)は、虫歯はないのか?。」
「校医自身歯を何分ぐらい磨いているのか?」
「小学校のとき虫歯はなかったのか?」
「テレビを見ながら歯を磨いたことはないのか?」
個人攻撃の雨あられでした
歯科校医といっても、値打ちがありませんね。単なる小汚いおっさんですから。残念。
足もとをみてみたら、飼い犬のウィリーに噛まれた後があって、穴が開いていました。切腹ーーー。
日頃こんなことを考えているのかとか、どうしてこういう質問が出てきたのか、その背景は何だろうかとか、興味がわいてきました。
以前歯科講和を行いましたが、基本的な虫歯予防の戦略について話す必要があるかもしれません。小学3年生に『8020』はおかしい気がしましたが色んなところからアプローチできそうです。
時間的な余裕がない授業カリキュラムでは、なかなか実現しそうにはありません。