「阪神優勝」が商標登録されているので、18年ぶりに阪神タイガースが優勝したとき、「阪神優勝」のロゴ入りの旗とか作れなかった。その後話し合いで解決しましたが。
歯磨き剤や、歯ブラシの会社「LION」は、当然「LION」のロゴは商標登録しています。ずいぶん前になるのですが、毎年、小学校で歯磨き教室が行われるのですが、「LION」の社員で歯科衛生士の女性が出向してきます。
そこで、「NO17」も商標登録しているのかと聞いたことがあります。商標登録しているらしいと答えてくれましたが、いまいち自信がないようです。
「LION」を逆さまにすると、「NO17」になるので、「NO17」歯磨きを作ると、取り違える可能性があるからです。
相手が、役所なら大目に見るのかもしれませんが、「都市公団」という不動産屋さんを見たことがあります。
しかも、看板ももうすぐ解散させられる役所「都市整備基盤公団」の黄色です。
この前飛込みで広告の注文を取りに来た人がありました。
電話でNTTに聞いてみたら、NTTのロゴまで使っていましたが、NTTとは直接関係していないみたいです
生物の擬態に似ていますね。
芸能人の物まねも、戦略としては擬態でしょう。
人間の感情で、面白いとか、笑いを起こすひとつに、ミミックつまり「ものまね」があるそうです。
物まね芸が広く支持されているのもなんとなく理解できます。
有名人でなくても、身近な人、例えば学校の先生の物まねを見聞きしても、面白く感じました。
口調を真似るだけでも面白いのですが、真似される人はあんまり楽しそうではありませんね。
ところが、相手の仕草と同じ仕草をすると好感をもたれるとも聞きますが、どうでしょう。
多分、程度問題だと思います。
大げさなデフォルメは顰蹙を買いますが、真似する本人が嫌われ者だと笑えます。
擬態も、おこぼれに預かるというのは、大切なことでしょう。
寄生も、強いものから弱いものがおこぼれをもらう戦略です。
口腔内の常在細菌も人間の栄養を掠め取っていますが、いろんな細菌が一定のバランスを保って、常在細菌叢を作ると怖い最近が来ても弾き飛ばしてくれます。
寄生の極端な場合、遺伝子レベルで寄生しているものもいます。ミトコンドリアや葉緑素です。
ミトコンドリアの元の生物の由来は分かりませんが、現在の人類のミトコンドリアのすべては、数人(7人程度)の女性(女性しかミトコンドリアの遺伝子は引き継がれないので)のミトコンドリアにたどり着くそうです。
遠く離れた人と、ミトコンドリアの遺伝情報が一緒と分かると、親近感が沸きます。
親子同士でも、似ているとほほえましいですね。
どこか似ているということは、重要かも