激安ツアー恐るべし 学生時代や、勤務医時代は割りとよく旅行が出来ましたが、現在時間がなくて(お金もないけど)日帰り旅行もままなりません。
 旅行といえば、歯科医師会の会員旅行になります。殆どの会員旅行に参加しました。
 なぜかというと、広報委員会で写真と記事を書かなければいけないからです。
 歯科医師会の会報等に載せるのですが、内容は行程と簡単な感想だけなので色々なハプニングは忘れ去られてしまいます。
 2002年11月歯科医師会で上海蘇洲へ2泊3日、30数名で行って来ました。
 中国恐るべし。
 関空出発が15時ぐらいなので、垂水を9時に出発する予定だったのですが、臨時便が出る事となり、出発を2時間繰り上げました。
 ところが、飛行機が中国から来ていないため、関空に8時ぐらいに到着してから、結局最初の予定時刻まで空港に待機していました。
 およそ7時間、関空をうろうろ。
 中国に到着したのが、5時を過ぎていましたので10時間かかりました。
 そこから大急ぎで夕食会場に行き、オプショナルツアーの上海雑技団鑑賞組みは途中退席して劇場に。
 何がどうなってどうしたのかフラフラにされた初日でした。
 10年ほど前、旅行費用激安ツアーで2月に家族でフランスに行ったとき、添乗員なしの貧乏ツアーで、4泊5日一人9万8千円でしたがこのときもハプニングの連続でした。
 行きはハンブルグ経由で、パリ到着が遅れ、ホテルに着いたときは午前0時を過ぎていました。
 長女がまだ3歳未満だったので、子供の旅費は無料でした。ところが、幼児だけに時差の加減で夜起きて昼寝ているので、付き合って夜中ずっと起きていました。
 飛行機で輸送中にトランクが壊れました。保険が利くのですが、現地の旅行用品店迄行かなければ行かないとかで、貴重な自由時間を費やして行きました。
 3歳未満児同伴なので、気は心、嫁の妹も同伴してもらいました。処が、一時別行動したとき迷子になってしまったそうです。パリのど真ん中で泣いているところ現地の若いフランス人(男性)に助けてもらいちゃっかり買い物までして合流しました。
 もっとも悲惨だったのが、帰りの飛行機が成田から飛んできていなかったのです。
 何でも、30年ぶりの大雪で離陸できなかったので、丸一日空港近くのホテルにカンズメに遭いました。
 連絡を取るにも、日本は深夜で、家族は熟睡しているし、何とか連絡を取ってアポイントをキャンセルしてもらおうとしましたが、診療所の鍵のスペアーキーが上手に出来ていなかったので、開かなかったそうです。
 成田についても、羽田行きの飛行機が出ていないので、ベビーカーと荷物を押して成田エクスプレスに特急切符なしで乗り込み、千葉から東京駅へ。
 新幹線の最終ぎりぎりなので、深夜の東京駅を爆走しました。
 おまけに、次に朝起きられなくて、診療に遅刻
 激安ツアー恐るべし。