世の中では、毎日毎日色々なことが起こっています。
 テレビを見ても新聞を見ても、こんなことがあるのかしらと思うことばかりです。
 似たようなことをやっていてもやっぱり違っていたり、違っているようで妙に共通点があったり。
 かなり前になりますが、森山法務大臣が、先の長崎少年幼児誘拐殺人事件でのコメントで、少年法の見直しは行わないとかいったそうです。 
 少し前に適応を14歳未満にしたばかりなので今回12歳の少年のケースでは適応できません。
 再び適応年齢を下げるのが面倒くさい?
 話は変わりますが、長谷川町子原作の「サザエさん」長く続いていますね。
 私が生まれる前からありますもの。小学校のとき、実写版でエリ チエミがサザエさんを演じていたのを覚えています。
 素朴な疑問として、家族構成がおかしいと思いませんか?
 サザエさんと、カツオ、ワカメが姉弟姉妹という設定です。
 えらい歳が離れていませんかね。理由を知っている人も多いかな。
 多分私より若い人には実感がないのですが、「サザエさん」が初めて書かれた時代には、普通の家庭構成な訳です。
 つまり、サザエさんが生まれた後、波平父さんは、戦争に行ったわけです。
 無事帰国できて、少し落ち着いてからカツオ.ワカメが生まれたわけです。
 少年法も戦争直後に制定されたわけです。
 なぜかというと、親兄弟を戦争でなくして、孤児もたくさん出来てしまい子供の非行に対して寛大に対応しようとしたわけです。
 緊急避難、時限立法に近い法律のような気がします。
 アメリカ映画でも1960年代の若者を明るく描く映画がありますが、妙に底抜けに明るく作っていますが、その直後主人公たちは、ベトナム戦争に行くのです。戦争と平和のギャップも暗に伝えたいわけです。
 背景として戦争の影があるわけです。
 話を戻しますが、これだけ少年少女が情報化の波に飲み込まれていては、早熟も仕方ないでしょう。
 少年法の適応年齢もさらに下げても良いような気がします。
 逆に、老人の定義もだんだんと吊り上げられていますし。
 ちょっと前までは、地方公共団体によっては60歳で老人保健の恩恵にあずかれましたが、いまや65歳。
 老人健康保険法は、70歳から。
 年金需給年齢もどんどん高齢化しています。
 64歳ぐらいで死んでしまう訳にはいけない世の中になっています。
 社会保険も3割負担が普通となり、消費税も10%を超える勢いがあります。
 病気になっても安心して医療が受けられない世の中になりつつあります。
 病気になったら、直すか、一か八か我慢するか。
 どこか崩れていく音が聞こえませんか?