設計自体ができてしまうと、後は棟梁以下建築会社が仕事をこなしていくだけです。
それでも、気になるのでほぼ毎日建築現場に通いました。
土曜日曜には、近隣の住人の人や、建築中の人と会うチャンスが多く、建築協定の内容を説明して協力をお願いして回
りました。
基礎工事自体は耐震のため、3階建ての建物にできるぐらいに頑強にしました。
現地で、大工の棟梁と仲良くなって、ここはこうしたほうが良いのでは、あそこはこうしたほうが良いのではとアドバイスを
してもらい、変更点もいくつかでましたが、住宅公園展示場めぐりの甲斐があって、壁のブロック、屋根の材質、色合い、な
どほぼ納得できるような状態に仕上がりました。
平成14年7月11日木曜の午後、大阪の南港のトステムの総合展示場に行ってサッシや、窓枠の色、材質は部分を見てきました
が、良くわからないので、結局勘に頼らざるを得ませんでした。
パッとしない色に見えても、玄関タイルなどは、予想通りいい感じに仕上がりました。
7月18日(木)に上棟式がありましたが、結局このとき窓枠、屋根の色と材質が最終決定しました。やはり、概観の決定
には悩んだのを覚えています。
大体11月の上旬に第一次工事が終了する予定となっていましたが、第2次工事を行う期間ができるだけ短いほうが良
いのですが、建築協定運営委員会の発足時期がわからない現状では、どうしょうもありません。
最初、都市公団の説明では、平成14年1月頃に発足予定だったのが、上記のような反対勢力の登場があって、8月頃
にずれ込み、電話で聞いたところ10月ごろには発足したいとの事でしたが、最終決定で12月1日(日)に都市公団から住
民に建築協定運営権の委譲が行われることと成りました。
それまでに、必要な手続きすべてを完了してしまうように、各種役所、銀行、を走り回りました。