テナント移転準備時代

 1999年7月ぐらいから不動産情報を集め始めました

 閉院するかもしれない先生の後を使わしてもらう計画や、1階でメイン道路に面したテナントが空いていたら近くの人に聞いて取り扱いしている不動産屋を教えてもらい、広告が出る前に見せてもらうことを繰り返していました。

 条件のよい物件はチラシとか住宅情報誌に載る前に決まってしまうからです。

 本多聞のとなりの学が丘に98u(30坪弱)で2800万円の土地が売りに出ていたのを購入しようかと思いましたが、いかんせん坂道の途中で駐車場スペースも取れず、バリヤフリーがどうしても実現できずあきらめました。


 1999年10月に、近くのロイヤルホストに食事しに行ってふと隣を見るとなにやら工事開始のフェンスが張ってありました
 
 工事の看板を見ると診療所兼用住宅建設と書いてあります。

 敷地775.97u

 延べ床面積 732.53u

 高さ9.99m  着工H.11.12月ごろ 完了H.12.5月ごろ
 
 建築主は垂水区に住んでいる有名な医師一族の一人でした。

 早速その建築会社に電話してみると、すでに医療関係の斡旋不動産コンサルタントが入居の歯科医師を斡旋しているとの事でした。

 私も名乗りを上げさせてもらい、内容を聞くと、内装費坪40万円、敷金約340万円 家賃27万1千円、共益費3万4千円

 駐車場1台1万円

 維持費だけでも付き33万円前後。

 引越し費用、内装費用が、プラス3千万円程度。

 垂水区歯科医師会の先生にも相談したりして、考えた結果相当厳しい診療状態になりそうなのであきらめました。

 この間の交渉だけでも、平成12年の1月7日に断りの電話をしていますので、3ヶ月間あちこち走り回りました。