町指定文化財 |
弘 法 杉 |
昭和52年10月4日指定 |
旧東海道を横切る大沙川の堤上に、樹高26m、周囲6m、樹令 |
約750年の杉がある。この大杉を古来より弘法杉または二本杉 |
と人々はよんでいる。 |
伝説によれば、もとは2本あって並立していたが、洪水のため |
に堤防が崩落して一樹は倒れたといわれている。昔からこの地 |
方の子どもが左手で箸を持って食事するものは、この木の枝で |
箸を作って使用させると自然と右手で食事をするようになるとい |
られている。そのために、下の方の枝はたいてい切り取られて |
いたと伝えられている。 |
一説によれば弘法大師(空海)がこの地方を通過した時、二本 |
の木を植えたとも、また弘法大師が食事をしたあと杉箸を差して |
おいたのが芽を出したとの説がある。その後、大風のために折れ |
て朽ちたので里人が再び植えたが、安永2年(1773)の台風でそ |
の1本が倒れたともいわれている。 |
昭和52年3月 |
甲西町教育委員会表示 |
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佐々木六角 家紋 |
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甲西町指定文化財(史跡、名勝天然記念物) |
指定第一号 |
名称 弘法杉 |
構造寸法 幹周 六米 |
樹高 二六米 |
時代 樹齢七五0年 |
指定年月日 昭和五二.一0.四. |