雑感08年1・2月

2008年01月01日
2008年になりました。新しい年が来ました。気持ち一新で新年を迎えました。Aさんからの年賀状に「元気なうちが花、心のままに」というのがありました。なるほど、好きなように、したいようにしましょうということだ、と解釈してみました。まさに時は今です。花も咲いています。これからも花が咲きます。今からまた新しく始まります。興味のあることを深めていきましょう。まだまだいろんな花を咲かせることができるでしょう。心のままに進める1年にしようと、年頭の感想です。(注連縄の写真が表示されていない方はF5キーを押して最新データに更新してください。)
2008年01月03日
今年も年頭に大正生まれのご夫婦と話をすることができ喜んでいます。大正2年生まれのご主人は会話の途中に即席と一句披露、「赤に白 みどりを添えて 飾りけり」、シクラメンの花を目の前にしての5分間の成果です。花を見てそのままを言葉にしているのですが、今年95才でこの頭脳の働きはお手本にしたいものです。平均寿命が延びても、元気で長生きでこそ意味があります。私が90才になるにはまだまだ先のことですが、その時にこのような子供の心を持てるようになりたいものです。新年早々、おおきな夢を与えてもらいました。
2008年01月05日
iMac(アイマック)を使って練習のつもりでマックにホームページを開設してちょうど1ヶ月経過しました。ホームページというよりもブログの感じで更新しています。差別化のつもりが、この雑感ページの内容とはさして区別はできない仕上がりになりました。マックで遊んでいるというか、マックに遊ばれているというレベルです。マックでできることを試すに、ブログの更新はいい機会です。アドレスはhttp//web.mac.com/hideok3です。ウィークリー表紙写真下のアマデウスミュージアムにリンクしています。
2008年01月08日
今年も、母は83歳の誕生日を元気に迎えることができました。一昨年の両眼白内障の手術後の経過も順調に回復し、ご覧のような細かい刺繍も作ることができるようになりました。キーホルダーに仕上げ、すでに何人かのかたに貰っていただいています。今も次の刺繍を楽しみながらしています。このように穏やかに過ごせることは皆様のおかげと家族ともども日々感謝しています。
2008年01月11日
表紙にリンクさせていた「パノラマワールド」写真アルバムはすでにページが存在していません。ニコンオンラインアルバムで表示できていたいくつかのアルバムページも全て削除されています。ニコンが定めた一定期間更新をしていなかったと判断しての結果でしょう。無料ページでは仕方がありません。この機会にいくつか作ったままのブログページをチェックしました。現在4件のブログが残っていますが、更新しないブログページは整理します。
2008年01月19日
パソコンでも、デジタルハイビジョン放送でも最近は更に一段と進歩してきています。能力から考えるとすでに家庭用の用途ではオーバースペックといえます。以前の旧機種でも十分に楽しめています。今で満足できている人はわざわざデジタル放送機器に買い替える必要はないのです。新しい機器にするよりも、たとえ故障しても修理して使い続ける生活の方がいいのです。デジタル技術の進歩は歓迎しますが、国の政策がアナログ放送の終了として押しつけられるのは困ったものです。
2008年01月23日
新聞で文化財防災訓練実施状況の全国調査の内容を知りました。その数字では、市町村の過半数が訓練をせず、法隆寺の教訓が風化し、文化財に対する防災体制の形骸化を示すようです。文化財保護からすると、困った現状です。職務として乙訓消防・向日市消防の防災訓練に、これで3回立ち会いましたが、今回も参加者の緊張感が伝わる適切なものでした。文化財はかけがえのないもので、焼失・破損などから守らなければなりません。
2008年01月28日
向日市民考古学講座のフィールドワークで、生駒山麓の奈良県平群町にある山本瓦工場を見学しました。ここは国宝・重要文化財などの屋根修復瓦を製造しているところです。国指定の選定保存技術者(本瓦葺部門)に修復瓦の歴史と実情を講演してもらい、制作工程をていねいに案内してもらいました。平城京遷都1300年の2010年に完成する予定の平城京大極殿正殿復元作業の瓦などを仕上げ中です。今も瓦にここまで細心の注意を払う人たちがいるということを、心強く思った一日でした。
2008年02月02日
二週間に一度の古文書サークルを済ませると大仕事をした気分でホッとします。いつも20人以上が出席して、古文書の解読を熱心にしています。途中当番のかたちで、会の進行役を引き受けて半年が過ぎ、ようやくペースがつかめるようになりました。サークルでは、事前の予習では読めないところが、何人もの知恵が集まることで徐々に読み解けていくという楽しみがあります。ここまで学習意欲・緊張が持続できるのは周りのお蔭と感じます。とても一人では続きませんネ。
2008年02月08日
まだまだ寒さは続きますが、周りをよく見れば少しずつ梅が咲き始めました。足元を見れば陽だまりでタンポポも咲いています。桜のつぼみもわずかに大きくなりました。季節は間違いなくめぐってきています。暖かな春の日差しがあたりを満たすのは、もうすぐ、そこに来ています。この寒さに耐えてこそ、春がくるうれしさが増します。なんでもない日常がめぐることに、感謝したい気分です。
2008年02月13日
先日、雪の降る中を文化財講演会にいきました。足もとの悪いなかにもかかわらず多くの参加者で、講演も熱意が伝わるいい内容のものでした。そのあとすぐに引き返し、ようやく雪も止んだなか、「竹太筒・たけだいこ」の演奏会にいきました。使う楽器は京都大原野地区の竹で作るということにこだわり、曲も詞もメンバーの自作というアマチュア精神にあふれた、手作りいっぱいの演奏会です。観客も演奏者もいっしょに楽しめ、次も期待させてくれるいい演奏会でした。
2008年02月20日
新しい技術の製品を使うことで考えました。映像や音楽や映画などが今後どのように展開していくかと想像します。かつてTV放送が登場し一般化・普及したことで、音楽や映画に対して求めるレベルが下がりました。現在のワンセグTVなどのポータブル可能な小さな画面でダウンロードされる情報が一般化するなら、さらに基準のレベルは下がるでしょう。すでに、求めるのは質ではなく、その伝える内容とスピードに重心は移っています。
2008年02月25日
先日、映画「イルポスティーノ」をBS-TVで見ました。iPodでいつも聞いているパールマンの「シネマセレナーデ」というCDの中に「イルポスティーノのテーマ」という曲があり、いつか見てみたいと思っていたところでした。1995年イタリアのもので亡命詩人と郵便配達人との交友のドラマです。しみじみとして、大いに笑えて泣けるいい映画でした。ところが、ところどころでいつか見たようなシーンが出てきます。どうも以前に見た映画のようです。まあ今回も新鮮に楽しめたということで、それで充分ですが。(笑い話が増えました)


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