雑感06年6月・7月・8月

2006年06月05日
昨日、西国街道まちづくり研究会で講演会とワークショップを開催して、多くの市民の方々に参加してもらえ、大成功でした。この行事の準備を1ヶ月以上も前からしていましたが、期待以上の反応と成果を得てほっとしています。これで次回、7月のワークショップの準備がスムースにできそうです。6月3日の京都新聞朝刊で「西国街道の歴史をたどるー市民グループ ガイドマップ作製へ」として大きく取り上げてもらえ、京都府立大学大場教授の「景観から街道を読む」という講演と、それをふまえて意見交換をするという行事内容が好感されたようです。今回は向日市の向日神社を会場としましたが次回以降は長岡京市、大山崎町と会場を変えてワークショップを開催します。いろんな人の取って置きの話を聞くのを楽しみにしています。
2006年06月29日
昨日、重要文化財 同志社クラーク記念館の保存修理事業の様子を見学してきました。京都府の修復担当責任者から丁寧な解説を受け、どこを見ても感心・感動の連続でした。クラーク記念館はもとクラーク神学館と呼ばれ、神学校の建物としてアメリカ人クラーク夫妻が夭逝した令息を記念するための寄付金により、1894年(明治27年)献堂されました。その後何度も内部と概観が変更されていましたが、今回建設当初に近い形での保存修理がなされています。修理は2003年から始まり2008年までの5年間の事業で、現在は木部基礎工事等の段階でした。これらはもう少し作業が進むと、目にすることができなくなる部分ですが、古い材木を活用して新しく補強するという実に丁寧な様子を目にすることができました。先日多数倒壊した、天橋立の松もここで活用されています。教室として使うために間仕切りをし、天井板を付けたために、今まで隠されていた2階ホールのドーム状の天井がそのまま残っていました。修復の完了する2年後の姿が楽しみです。
2006年07月17日
ウィークリー更新ができていません。ここに書く材料が多すぎるように毎日が過ぎてしまい、あっというまに時間がたって今まで来てしまいました。この間にも世の中いろんなことが起きていますが、今のところ私たち家族3人元気に過ごしています。**サッカーワールドカップの放送で中断していたNHK「毎日モーツァルト・再放送」も再開したのですが、こちらの単純ミスで2回、続けて2週間分の録画を失敗してしまいました。内容への期待が薄れたことも原因ですが新しいことへ関心が移ったことにも由ります。**この2,3週間はソニーのゲーム機PSP(プレイステーションポータブル)で遊んでいます。一応これはゲーム機ですが、無線でインターネットのホームページを楽しめたり、デジカメ写真をスライドショーで楽しめたり、MP3で音楽を聞いたり、著作権の切れた昔の本を表示したり(これで宮沢賢治の「春の修羅」などを読みました)と予想外に、本格的なポータブルパソコンとしての性能を持っています。まだ短期間の使用ですが、道具・おもちゃとしてはなかなか奥の深い、使いこなしがいのあるものです。今はデジカメムービーをPSPで再生する方法を研究中です。デジカメがソニー以外の機種だと手順がなかなかややこしいのです。
2006年07月29日
西国街道まちづくり研究会でのウォークマップ作りのために暑い中を歩いてきました。今回はJR長岡京駅スタートのコースとJR向日町駅スタートのコースに分けてほぼ中間の石塔寺で合流してワークショップをすることにしました。私はJR向日町駅から寺戸町の景観を訪ねるコースの案内役を務めました。たまたま当日は「むこうまち歴史サークル」全体でのフィールドワークと重なってしまい、そちらにも参加したいが、寺戸町の案内役がいなくてはマップ作りウォークもできなくなるだろうと、いつものように辛い判断でした。
2006年08月26日
ようやくHP再開できるようになりました。**昨日の京都新聞で「宝菩提院の模型などを展示 」として記事で紹介してもらえました。**向日市文化資料館で特別企画「宝菩提院模型の公開&修復民具の実演−夏の思い出・昭和の風に吹かれてみませんか」が25日、始まる。1964年まで寺戸町にあった宝菩提院の模型(150分の1)と、同資料館に寄贈された蓄音機などの民具3点を展示する。 模型は、同資料館で活動する市民グループ「模型制作工房」が大正から昭和前期のころの同寺をテーマに作った。今年1月に制作を始め、本堂内をのぞくと国宝の菩薩半跏(ぼさつはんか)像が見えるように工夫した。近隣住民から聞き取り調査も行い、竹林や松、シュロなどの植生も細かく表現している。 民具は、今夏に市民から寄贈を受けた蓄音機と扇風機、真空管ラジオ。いずれも戦前に製造され、同資料館のボランティアスタッフが切れた電気回線をつなぎ直すなどして修復した。展示では実際にスイッチを入れて動かす。
 向日市の市民グループが制作した宝菩提院の模型
2006年08月29日
9月12日から9月17日まで京都三条通柳馬場東入の画廊でグループ「洛彩」の第3回作品展があります。水彩画中心の作品がならびます。私も搬入日に間に合うようにと、F8号の絵を2点制作中です。イメージは頭の中にありますからそれを絵として表現すればいいだけと理屈は簡単です。今回は寺戸の宝菩提院の昔の様子をテーマとしました。1枚は昭和初期の盆踊り光景と、もう1枚は境内の池での魚釣りの様子を描きます。あれこれと想像の翼に乗って遊んでいます。もうすぐその結果を見てもらえます。


トップへ
戻る