雑感05年12月

2005年12月02日
木村さんの銅版画展を見に行きました。これまで数回案内をもらったグループ展での作品を見て、数年前の個展での作品が良かったなという気持ちをそのつど強く感じていました。だから今回の個展は待望のものでした。ゆっくり見せてもらいましたが、悪くはないのですがどこか期待のものとは違うものを感じました。ここにはグループ展での作品の延長上のものが並んでいます。つまり木村さんはいつも木村さんのままなのです。よく考えてみると、これはどうも僕が勝手に木村さんのイメージを作って誤解していたのか、それとも僕の好み・嗜好が変化してしまったのかどちらかでしょう。はからずもこの銅版画展は「人の姿を見て、自分の姿を知る」ということになりました。
2005年12月04日
日記帳のはなし。来年の日記帳を買いました。3年連用日記という形式のもので今回の購入で11冊目となります。3年連用の初回は昭和46年・47年・48年の3年分のものでした。少しの期間、違うものを使い出し、6年後の昭和54年・55年・56年以降は連続して同じ形式の3年連用日記帳を使っています。これらの10冊の日記を見れば30年間の生活が空白もなく一覧してわかります。我ながらよく続いています。ただ現実としては見返して参照することは殆どありません。今は日々の区切りのために書き続けているだけです。1日をわずか数行で記録するとなると書ききれないことが多くあります。日記に書かない事項は忘れてもかまわない程度のことだと判断しています。3年後に日記について、またどのような印象を持つことになるでしょうか。
2005年12月11日
遺跡発掘体験のはなし。向日市埋蔵文化財センターの市民考古学講座の関連事業として「市民の発掘体験」という企画があり参加しました。長岡京左京二条二坊十四町で現在左京第507次発掘調査中のところに1日だけ市民20名が発掘体験のために割り込むということです。専門家の指導でおそるおそるの作業ですが、瓦や土器の破片が出てくるとこれは宝探しの気分になります。短時間の体験でしたが、「調査現場に立ち、そこはどういう場所なのか?ということが調査の出発点であり、目的である。」という話を聞くと、これは全てに当てはまることだなとその話に共感しました。地面を掘っていてもよく見れば、そこから過去・現在・未来の世界が見えてきそうです。
2005年12月16日
先日ヤマダデンキのポイント160パーセント還元で迷い選ぶことを楽しみました。還元期間が限定されているのでその期間中にポイントを使ってしまおうとして、ちょっとあせりました。欲しい物はいくつもありますが、待てば待つほど安くて高性能なものが発売されるのは分かっているので、それでも今買うなら、さてどれにしようかと迷ってしまいます。3回も下見をして決められずに、ようやくDVD-RWディスク6枚と、DVD-Rディスク11枚とインナー・イアフォンとDVDソフトをポイント還元で手に入れました。DVDは音楽ビデオ集「クイーン・ジュエルズ」、映画「スターウォーズ・エピソードV」、アニメ「マダガスカル」、オペラ「モーツァルト・フィガロの結婚」です。DVDソフトもすぐに安売りされてしまうのですが、それを承知の上でつかの間の満足です。(あの「ムーランルージュ」がコンビニで安売りされていてちょっとショック。)
2005年11月24日
なにかと忙しくしていますが、今回京都府教育委員会教育長より「京都府文化財保護指導委員」の委嘱をうけました。非常勤の地方公務員という扱いです。職務は文化財等の保存管理に関する巡視や指導助言。地域の住民に対して文化財保護についての理解を深めること。文化財保護の推進を図るための指導助言を行うことなどとなっています。向日市域を担当されていた前任者の急死による補充です。新任ということで分からないことが多くありますが、これからも地域の歴史文化を学びながら、関係諸機関の指導と協力をえて私自身も理解を深め、前任者の遺志をついで文化財保護に努めたいと思います。
2005年12月30日
TVは年末年始の特別番組体制です。番組表を見ていて面白そうなものがあるので詳しく知るために番組ガイド雑誌を買いました。おそらく15年ぶりくらいの空白期間でした。それによると1日1番組くらいが見るに絶えるかなという感じです。それも深夜の再放送に見たいものが集中しています。今のところ「華麗なるミュージカル・ブロードウェイの100年」という6回シリーズのものが楽しめました。ミュージカル「フォッシー」と「キスミー・ケイト」も楽しめました。来年はモーツァルト生誕250年ということで、1月早々からモーツァルトのオペラが連続して放送されます。これも楽しみなことです。これらはHDD内蔵DVDレコーダーを買ったことから興味が再燃したのです。録画したビデオテープの整理よりも新規に録画したものを見ることに比重が移りました。


トップへ
戻る