雑感05年10月

2005年10月05日
絵の展覧会が近づいてきました。題名と額のサイズは既に事務局に届けていますが、肝心の絵はまだできていません。「夢の中へ・参」というタイトルで前回、前々回に続く内容です。頭の中のイメージをそのまま絵に描くだけのことだと理屈は簡単なのですが、なにしろ夢の中のことですから、デッサンといっても難しいのです。それでも、締め切り目前には仕上げる予定で描き始めました。まあ、夢の中のことですから、どこで筆を置いてもそれなりに夢の中の物語を話せるつもりです。「夢の中へ・壱・弐・参」と3連作のつもりでスタートしましたが、いざ3作目を描き始めるとこの続きのイメージが浮かんできました。気は早いのですが、来年も出品する気になってきました。
2005年10月06日
今日の午前中で裏出入り口の屋根ひさしの工事が終わり、今回の一連の増改築工事が完了しました。6月6日から作業が始まって4ヶ月間というものは工事の人が出入りするので家の者も落ち着かない日々の連続でした。風呂・台所・物置小屋の工事でここまで時間と費用がかかるとなると、築90年近くの現在の住居部分の改築はとても計画できる状況ではありません。なんとか古いままを生かしての暮らしを続けることになります。これからも地震等の大きな自然災害のないことを祈るだけです。
2005年10月18日
朝、窓を開けたら、桜の枯れ枝に白い花が見えました。目を凝らしてよく見ると、まちがいなくソメイヨシノの花が咲いています。よく見ると緑の新芽から葉の出ている枝があります。樹全体では3箇所で開花していました。(ニコンオンラインアルバムで紹介しています。ここの表紙から行ってください。)今年は毛虫の大発生で既に葉が落ちてしまっていて寂しい姿でしたが、季節はずれの桜の開花とは、思いがけない秋のプレゼントとなりました。**うれしいことがもう一つありました。痛風の治療で以前から薬を飲み続けていたのですが、今回の血液検査の結果、尿酸値の数値が改善しているという診断で、当分は薬を飲まなくてもいいということになりました。「一病息災」でこれからも生活習慣病には十分注意して生活するつもりですが、まずは一安心の結果となりました。
2005年10月18日
HDD&DVDレコーダーを活用しています。VHSテープの内容をDVD-Rに保存するという始めの予定はそれなりに進んでいます。しかし先日、友人のシャープのDVDレコーダーでDVD-R作成を手伝ったのですが、この操作の面倒さはDVDレコーダーを購入した多くの人がVHSテープのDVD-R化に挫折するという話に納得しました。まだまだ家電製品としては完成されていません。**とは言っても、EPG(電子番組ガイド)というのはなるほど便利です。以前のGコード予約も簡単でしたが、EPGは番組予約がもっと簡単で分かりやすいものです。今回は留守録画することは殆どないだろうとBSチューナーの付いていない安い機種を選んだのですが、EPGの便利さを体験してみるとBSも録画したくなりました。それではと、いろいろと設定して手持ちのBSーTVと組み合わせることでEPG利用でのBS番組を録画できるようにしました。録画も順調に進み200GBのHDDも残り少なくなってきましたが、録画したものを見る時間を作るという、またしてもいつもと同じ問題が残っていますが。
2005年10月24日
BSで深夜にオペラを放送していました。「トスカ」「ファルスタッフ」「シモン・ボッカネグラ」を録画しました。3時間の長さのものでもそれなりの画質で1枚のDVD-Rにダビングできるのでこれは重宝です。字幕が出て楽しめるので、当分オペラのDVDソフトを買わなくてもよくなりました。録画したDVDレコーダー以外でオペラを楽しむ方法をと考えて、液晶付きポータブルDVDプレーヤーを手に入れました。大型家電専門店3軒をまわり機種比較をしても、ほしい物がなく、結局インターネット・ショップで注文しました。注文翌日には配達され、すぐにマニュアルなしでDVD-Rが楽しめました。ところがこの機種は「DivX」に対応しているというところでちょっと手間取りました。2日ほどいろいろと調べて分かったことは、DivXとは簡単に言うとCD-Rに高画質で録画できるというものなのですが、用途が良く分かりません。今のところ映画の予告編を取り込んで見ている程度です。この技術がMP3のように今後一般普及化するかどうかは微妙なところです。
2005年10月30日
三重県亀山市関町に行ってきました。朝からの雨の中を、傘をさしての町並み見学です。JRの事故による延着で関町のボランティアガイドの方を1時間も待たせてしまい、それでも熱心に案内してもらい、昼食は2時半を過ぎました。東海道の宿場町ではここが一番よく景観保存されているということでした。街道には電柱が1本もなく、格子戸と虫籠窓の二階家が続いている町並みが、今の生活空間でもあるということは、なかなか維持していくことは大変だろうなと想像できます。なにより、よくここまで伝統的町並み保存の意識が高まったものだと、先進地として今後の手本にしたいものだと思います。


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