雑感2003

2003年01月01日
新規更新日記は下のほうにあります。スミマセン。スクロールして読んでください。

新年あけましておめでとうございます。新しい「雑感」欄をスタートさせます。あきずに、また時々でもご覧ください。**国立競技場での天皇杯全日本サッカー選手権で京都パープルサンガが常勝軍団鹿島アントラーズに逆転で見事に勝利しました。もちろん初優勝です。1年前にJ2からやっとJ1に復帰してこのシーズンの最低目標はリーグ残留というものでしたが終わってみれば年間順位が5位という大健闘でした。そしてこの天皇杯ではとうとう優勝の快挙です。エンゲルス監督の采配と若い力の勢いがこの結果をもたらしました。**ベテランがいつまでもでしゃばって出る芽の邪魔するより、若い力を伸ばすのにベテランの知恵を生かすというのがいいというのが、ここでの教訓だと思えます。若い力は護りになれば弱いというのは承知の上でのことです。だから積極攻撃しか方法がないということです。
2003年01月02日
京都パープルサンガは今年の話題の主役になれそうです。新聞記事によると「京都はクラブ創設以来、初のタイトルで賞金1億円を獲得。3月1日のゼロックス・スーパーカップは、2002年Jリーグ年間王者の磐田と、天皇杯覇者の京都の対戦になった。また、関西のチームで初めて、今秋に予定されているアジアサッカー連盟の公式戦AFCチャンピオンズリーグに出場する。」**パク・チソンが移籍して後の磐田戦は苦戦が予想されますが僅差での勝利ゲームを期待しましょう。**島津の田中さんのノーベル賞に続いて京都にとっても明るい話題です。
2003年01月04日
8ミリ映写機その後。*12月19日に8ミリフィルムを見ることが出来たと報告しましたが、昨日Mさん所蔵の8ミリフィルムで映写会をしようとしました。いざセットしようとするとリール穴のサイズが合わなくてフィルムが取り付けられないのです。これは全く予想外のできごとで20本以上のフィルムすべてがどれも規格が映写機とは別のものでした。フィルム撮影時点と映写機の年代では約10年少しのタイムラグがあります。その間に規格変更があったようです。**今日は樹脂製の空リールに熱を加えて変形させたり、削って穴を拡大したりと工夫してみましたがまだ代用品は仕上がりません。ここで諦めるわけにはいきません。近日中に成功の報告をしたいと思います。
2003年01月09日
今年の運勢は良いの悪いのか。出だしは快調のつもりが。*寒い中出歩いて風邪をひいてしまう。いつになく、すぐ薬をもらって飲んでほぼ回復した。*実に久しぶりでカセット・デッキを使おうとしたらオープン・クロース・ボタンが反応しない。オートだったのを無理に開けたら壊れてしまった。モーターがうーうー言ってる*インターフォンの電池を替えようとしてカバーを壊してしまった。*デジカメの出番が少ないうえ、たまに凍ってる水たまり撮ろうとしたら手が滑って地面に落とした。落ちたところがよくてわずかな傷ですんだ。*灯油を給油していて2度もまわりにこぼしてしまった。*大事な受信メールを削除してしまった。**こうして見るとこれはどれも運勢の話ではないですね。単に注意散漫ということでした。年始から反省の連続です。
2003年01月17日
阪神淡路大震災8周年祈念・みやこフィルハーモニック・チャリティコンサート「平和の祈り」〜世界の震災遺児のために〜を京都コンサートホールに聞きに行きました。讃美歌531番「くしき平和よ」、アントニーン・ドヴォルジャーク「レクイエム」というめずらしい曲でした。オーケストラ、合唱はプログラムを見ると220人を超えるメンバーです。今回の収益金約100万円が「あしなが育英会・レインボーハウス」へ寄付できると報告がありました。こうして地道に活動して集まった善意がこれからという未来のある子供たちに届いているというのを聞くとうれしくなります。来年は1月11日にこのチャリティコンサートがあると案内がありました。ぜひ聞きに行きましょう。
2003年01月19日
DVDで映画「シッピング・ニュース」を見ました。日本語で言うと「船情報」なわけでこんなつまらない題名はないです。どんなものかと32型TVでさして期待もせず見ました。ちょっと趣味に合わないなという印象です。エンド・クレジットを見ていると監督はあの「ショコラ」のラッセ・ハルストレムです。「ロード・オブザ・リング」のケイト・ブランシェットの名もあります。もう一度100インチスクリーンで英語版字幕なしで見直しました。これは面白いと評価逆転です。変な人ばかりが登場してきますが普通の人ばかりの均質な社会より、ずっとこの映画の中の方がバランスの取れた社会に見えてきました。**やはりTVサイズの日本語吹き替えだけで評価すると誤ってしまう。
2003年01月21日
そろそろ3000キリ番が近づいてきました。恒例のプレゼントは、今回は前後賞も併せて3名の方のご希望に添いたいと思います。このペースなら1月中に幸運な(?)方が決まりそうです。2999,3000,3001の方は希望をメールして下さい。何でもよければ、はがきサイズの「フラクタル画」額入りを差し上げます。フラクタルも色彩・イメージを指定してもらえればオリジナルを作ります。
2003年01月23日
ここのところ毎夜映画を見てます。19世紀のパリを舞台にしたオカルト、推理ものの「ヴィドック」。1970年代のロック・グループのツアーの裏側をドキュメント・タッチ仕上げにした「あの頃ペニー・レインと」。現在のアメリカ・ラスヴェガスの中学生を主人公にした、善意をねずみ算式に増やして社会を良くしようという話の「ペイ・フォワード」。ヒマラヤ・K2登山での遭難と救助活動の雪山パニック映画「バーティカル・リミット」です。いずれも大画面・大音響で満足感を与えてくれますが、さてもう一度見ようかという気になるのは、「あの頃ペニー・レインと」だけです。ビックリさせるだけでは心に残らないということです。(これは全てレンタル・DVDで借りたものです。)
2003年02月04日
ようやくホームページ回復できました。*1月25日からソニー・バイオでLAN接続できなくなってしまい、ホームページ更新もできない状態でした。ちょうど2ヶ月前と同じ症状です。ハードディスクの初期化をしても回復しなくて、更新の方法を考えているうちに今日になってしまいました。*この10日間の更新なしでも訪問していただいた皆様、事情を説明できなくてスミマセンでした。*まだバイオではLAN接続できていませんが、NECのWindows98機を再登場させてなんとか作っています。とりあえず「雑感2003」のみの更新です。
2003年02月05日
ノートパソコンを買うつもりになっていろいろと調べています。2002秋冬モデルの販売が終わって、2003春モデルが店頭に並び始めています。*性能も価格もデザインも各社ほぼ横並びというのもいつものことです。もう少し違うのが良いと言えばマックになってしまいます。*今度こそ堅実な富士通を買おうと思うのですが、でも遊び心を刺激するのはソニーしかないのですね。もうしばらく楽しみながら迷うことにします。
2003年02月06日
記憶について考えてみました。*本を読んだり話を聞いたりして知識はどんどん増えていきます。そしてそれに比例して忘れていくこともたくさんあります。一週間前に食べた昼食のことなど覚えていません。昨日のことさえあいまいです。それなのに8年前のことは細部までありありと思い出せます。時間と記憶とは関連していません。*「…の記憶を風化させないために…」という決まり文句を見るたびに、悪意はないにしても大きな偽善を感じます。*深く体験した人には風化するということはありえないのです。そしてその深さは同じような体験をした人しか分からないものです。*記憶とは感じる力によって確実なものになり心の底に蓄えられていきます。それがこころ豊かさになります。記憶しているということと心の豊かさと同じです。
2003年02月07日
富士通のノートパソコンを買いました。新鮮な気持ちでこの更新ができます。スーパーファイン液晶というものですが、バイオとはあまりにも違う色調でどちらが本物なのか判断に迷います。富士通の方が同じものでも濃く見えます。これは見る角度で濃度が変化してしまうことではバイオの液晶(パネルは日立製)にまだ及びません。*今回は何よりも堅実さと安心ということで富士通にしたのですから、微妙な差など慣れの問題だと思うことにします。CPU1,8GHZというのでどこまで快適なのか改めて報告します。
2003年02月08日
自宅の前の竹薮だったところの埋蔵文化財の発掘作業がほぼ終わりのようです。2月22日に現地説明会があるということです。一足先に中間報告ということで見学させてもらいました。1200年前の長岡京時代の遺跡は確認できていないということです。その時代の土器は出ているがそれだけでは遺跡と言えないのです。平安時代前期・9世紀後半の僧坊の浴室らしいものと井戸とが確認できました。シートに覆われているところに鎌倉時代の参道があるとの説明がありました。竹薮の地下にそんなものがあったとは驚きです。もっと他の区画を掘りたいということでしたが期日が来てここまでという話しもありました。
2003年02月09日
通風発作を起こしてから、まる1年が経過しました。食事療法と自転車での軽い運動と1日1錠の薬を飲み続けていることで再発はしていません。尿酸値も安全圏にあります。今の生活態度を持続すればいいということがわかります。ただ以前のような生活にもどればもっとひどい発作になる危険は依然としてあります。そこが辛いところですが、こういう健康中心の生活もそう悪いものではないと思えるようになりました。
2003年02月10日
富士通ノートパソコンを使い出して4日間が経過しました。ソニー・バイオのOSがWindows2000で富士通がWindowsXPということの、この使い勝手に違和感を感じます。XPは親切モードが多いのですが、余計なお世話という感じで親切機能は削除してしまおうかという気にもなります。*これはマックからWindows機に替えたときにも同じような違和感を持ったのですが、使っていくうちにWindowsにも慣れてきて、たまにマックを使うとまごついてしまいます。これからもパソコンを使っていくつもりですからこのXPが次の基準になるとすれば、無碍に拒否する必要もなさそうです。それよりもXPを使いこなせるように頭を切り変えるほうが懸命です。*今の段階で一番便利なのは富士通ノートパソコンにメモリー・スティック・スロットが標準で付いていることです。ソニーのデジカメ・データを直接取り込めますし、バイオとのデータ転送も簡単です。予想以上に快調です。
2003年02月11日
今日は「建国記念の日」です。ご存知のように1872年(明治5年)に神武天皇即位の日を設定して「紀元節」として祝日としたものを、1966年に「建国記念の日」ということで復活させたものです。そもそも神武天皇は実在していたとは異論があるし、そのころ(紀元前660年)天皇制はなかったのだから即位するということもないわけです。**今日たまたま見ていた昔の資料で「奈良・平安時代、毎年2月11日に列見という行事をおこない定考とともに太政官の二大行事」とあります。僕のひらめきではこの「列見」から紀元節の日が設定されたといえそうです。
2003年02月13日
朝からTV番組の取材というので向日市文化資料館に集合して10数名で「竹の径」コースを歩きました。午後も参加しましたが、7分番組ということでおそらく殆どの場面がカットされるのでしょう。向日市の見所を案内するというこちらの意図と取材側の番組イメージがどうもずれているようでさてどんな編集がなされるのでしょうか。機材を注目していたのですが家庭用のコンパクトなデジタルビデオカメラでした。あまり過大な期待をしないほうがよさそうです。これでは日常の延長ということで貴重な体験とは言えませんでした。
2003年02月14日
昨日の新聞に「中学地理の教科書に誤りが約160カ所あり、この教科書を使用している生徒と教員約112万人に訂正済みに教科書を無料配布する」とありました。他人事とは思えません。規模は違っても、僕らの作ったウォーク・マップにもミスが数カ所あり、出来上がったものを修正することになりました。あれだけ注意していたのにというよりも、もっと細心の集中をしなけてはいけなかったと、後悔先に立たずの諺を実感しています。まだ、この次があります。今度こそ満足できるものを作らなくては、せっかくの苦労が生かさせられません。
2003年02月17日
富士通ノートパソコンを使い出して10日間が経過しました。1,8GHzのCPUスピードは実感としてそう速くはありません。すぐになれてしまってもっと高速に処理してほしいくらいです。液晶画面のまぶしさもバイオの液晶を見なくなったので初めほどほどの違和感はなくなりました。地図ソフトの「プロアトラス」が面白く、地図上での旅行が楽しめます。それに「総合大百科エンカルタ、DVD−ROM」は知識欲を満たしてくれます。グラフィック系ソフトが非力なのが残念ですがこれは求めるものが違うので、近々専用ソフトを買うつもりです。予定では今年の後半にノートパソコンを買うつもりが半年ほど早めになりましたが、フリーズしないので安心でき、買って良かったと感じています。
2003年02月19日
インターネット・ラジオを楽しんでいます。日本の放送局も聞けるのですが、BGMとして流しているので、しゃべりの入るものは耳障りで切り替えてしまうことになります。ジャズもレゲエもクラシック・ロックもいろいろと聞いてみてます。今のところ一番気に入っているのは「グレゴリオ聖歌の放送局」です。ローランドのスピーカー・システムでサラウンドで再生されると何とも不思議な気分になります。遠い国から電話線を通ってこれらの音が届いているのを、さてこの次はどうなるのだろうかと思ってしまいます。(外部スピーカーは同じなのにバイオの時よりもいい音に感じます)。
2003年02月22日
この雑感の2月8日のところでも紹介しましたが、宝菩提院廃寺発掘現地説明会が今日の午前と午後にわたって行われました。より詳しい報告書は向日市埋蔵文化財センターから後日出ますが、今日配布のレジメから引用してみます。『最古の湯屋遺構発見の意義。はじめて古代の湯屋遺構を発見したことにより、これまで不明とされてきた中世以前の湯屋の構造と配置、入浴の在り方などが明らかになりました。今後、本遺構を基準として古代湯屋を具体的にイメージすることができるでしょう。考古学のみならず仏教史、風俗史、文化史、建築史などさまざまな方面の研究に大きく貢献すると思われます。』発掘担当者の意気込みが伝わってきます。このことをもっと多くの人に知ってもらいたいものです。


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