8曲ある交響曲の中で傑作と評価されている。
初演は1897年3月27日、自ら指揮をする。また、同時にラフマニノフ交響曲第1番も
同時に指揮した。
第1楽章 アダージョ(導入部) アレグロ・パッショナート(主部)
第2楽章 主題と変奏(主題、変奏1〜7)
第3楽章 間奏曲(アレグレット)
第4楽章 フィナーレ(アンダンテ・マエストーソ)
第2楽章、第3楽章は伝統的スタイルから外れており、個性的な構成になっている。
(つまり、第2楽章は変奏曲、第3楽章はスケルツオではなく、間奏曲)。
第3楽章はバレエ音楽「四季」に似た、木管楽器のきれいでおとない楽章。
第4楽章は威厳と迫力にあふれている。楽天的交響曲(オプティミスティックシンフォニー)ともいわれる所以である。
<所見>
グラズノフの特徴(つまり西洋音楽とロシア音楽の融合)がよく現れた作品に思います。
力強さ、躍動感を全楽章とも感じられます。