タイトル:グラズノフの室内楽 



お名前: シマダ    URL
久々に見て、レスがついていると思ったら、知り合いじゃん。

おか氏が触れていない曲で書くと弦楽五重奏曲もいいっすね。
これはSQ2番の世界を受け継いだ、お気楽夢想路線。
ロマンに耽溺する第1楽章は、おか氏が別スレッドで好いと言っている
シンフォニー第3番の第1楽章にも通じますね(けっこう成立年が近い)。
シャンドス盤が入手易で演奏も悪くないのでお薦め。
チャイコフスキーの弦六「フィレンツェの思い出」と併録で、これら2曲
は終楽章の雰囲気が似ていますので、比べてみるのもよいかも。

では、グラズノフの5番、がんばりましょう。

お名前: おか    URL
グラ5ムズいー!!

グラズノフ室内楽の個人的お勧め:
第1番の終楽章(習作っぽい曲の中でちょっと光るものをもっている)
第2番の2〜4楽章(ボロディンの影響が昇華された非常に聴き易い名作)
第3番「スラヴ」(世間的には一応代表作のひとつに挙げられている、
もっとも民族主義的な曲。しばしば演奏会でも取り上げられます)
第4番の3楽章(名スケルツォ作家グラズノフの面目躍如。恰好イイ!!)
第5番の1、2、4楽章(国民楽派から踏み出して西欧的な要素との折衷を
こころみた作品。充実度では最高。盤もけっこうある(入手難ですが))
第6番以降省略

シマダぐわんばってえー

お名前: 編集長@露室楽    URL
 はじめまして。
 「ロシア室内楽ファン倶楽部」なるWebページの編集長をしておりますシマダ
と申します。
 グラズノフの弦楽四重奏曲は、過去のスレッドで私の友人でもあるO氏も言
及されているように、5番がすばらしいですね。
 現在のところ、サンクト・ペテルブルグSQによる「5番」「5つのノヴェレ
ット」のカップリング以外は、どうにも入手難ですが、新たなリリースや廃盤
の復刻などを切望し、日夜サーチしております。
 稚拙ですが、グラズノフの室内楽曲についてもデータや分析(そんなに大し
たものではないですが)を書いている、拙HPにもぜひお立ち寄りいただけまし
たら幸いです。

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