こんにちは、兵庫県に住んでいる calidris です。
私は単にロシア音楽ファンと言うより、グラズノフ、エルガー、ニールセン（初期）など、
1850〜1860 年代生まれの作曲家の作品を中心に聞いている者です。あまり一般には言われ
ませんが、これらの作曲家の作品には共通点が多いです（グラズノフ Sym No.7 第三楽章
とエルガー Sym No.1 の第二楽章はよく似ていますし、ニールセンの Sym No.3 の第三楽章
はグラズノフ、第四楽章はエルガー風です）。
「グラズノフ」でたまたま WEB を検索したら、ひげっちさんの WEB を発見しました。
日本語で書かれたグラズノフの WEB があることは正直驚きましたし、喜んでいます。
さて、グラズノフについて一番多く書かれた日本語の文献としては、
「ロシア音楽史 �� クリューコフ他著 森田稔・梅津紀雄訳 (株)全音楽譜出版社」
があります（第一章 P.7 〜 76 がグラズノフの記述）。手元にあるのは 1995年 7月の
第一版第一刷で少し年月が経っていますが、まだ入手できると思います。
ちなみに、この本の第二章以降は、リャードフ、タネーエフ、ラフマニノフ、スクリャービン
に当てられています。リャードフ、タネーエフについても他に文献がないので、その意味
からも貴重です。
ちなみに、グラズノフのピアノソナタ（特に第二番）はこの作曲家の代表作の一つで、
末期ロマン派のこの種の作品ではデュカスの曲と並ぶ存在です。日本でも希に演奏されて
いるようで、新婚旅行で会ったピアニストの人も弾いたことがあると言っていました。
これからも、この WEB を見に来ますのでよろしくお願いします。
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