おはようございます。 昨日は、私も大阪でした。 10〜17時まで、歴史シンポジウム「聖徳太子の謎にせまる」 に行って来ました。 実際は、1/29、30の二日にわたるものでしたが土曜日は仕事 の関係で行けず、日曜の朝から出席。 場所は、御堂会館ですが、御堂筋には北御堂の大阪会館 と南御堂の御堂会館があり、タクシーが北につけたので、 南にかなり歩きました。本町あたりは日曜日で昼飯を食うところ なし。女子マラソンの警備ばっか。 前日は、何でも怨霊に関連づける梅原猛の「生前の聖徳 太子と死後の聖徳太子」の特別講演があった。 まあ、「隠された十字架」と内容的に大差あるまいと思う。 日曜日は、大阪女子大学長 中西進「夢殿の夢」、前法隆寺 管長高田良信の「聖徳太子と仏教」の講演があり、その後、 二時間ばかりのパネルディスカッションがあった。これには、 前日の演者上田正昭(京都大学名誉教授)、武田佐知子(大阪 外大教授)などの参加した。 前々から、聖徳太子には少なからず興味があったけれど、まさ か会場が満員と言うほどの歴史ファンが居ようとは! 夜は知人とラフォーレでメシ喰って帰ったら、11時近かった。 実に有意義な日曜日だった。 高田良信や梅原は、聖徳太子を五万円札にという運動をしている。 竹下にお願いしているらしい。 このたび、防衛庁が市ヶ谷に平等院を基本コンセプトにした ビルを建てるし、都営地下鉄は、大江戸線と命名するとか、 かなり右傾化してきているので、聖徳太子の再登場もあり得るかも。
>この、銀行の振込用紙見本例に出てくるような顔を持たない名前。 確かに・・・ 紙魚女姉さんは、山田花子に改名っとφ(.. ) メモしておこう。
小野不由美『月の影 影の海』(下)を読み了える。 なんか手におえない大役を引き受けなければならなくなった時は、 「オレのせいやない。オレを選んだヤツが悪い」と思うことにしよう。 &ヴィトゲンシュタイン『反哲学的断章』を読み了える。 この人はやっぱり謎だ。 ジュンク堂で予約していた テリー・プラチェット『魔道士エステカリナ』、『三人の魔女』を購入。 &『中学生の教科書』(死を想え)を買う。 島田雅彦が「国語・外国語」を担当し、池田晶子が「道徳」を担当した。 『サンデー毎日』で池田晶子が島田雅彦に対して異論を唱えたというヤツ。 難波のジュンク堂へ行く時は、いつも南海本線難波駅の南街劇場側から行くのだが、 今日は来週の知事選へ向けてオブチ・ソーリが応援演説などをしており、 人が固まって動かん状態であった。しかたなく南館側へ回って行ったのであった。
>神様ンガイが作った、かつてのユートピア(山)の名前です。 >特に意味はないみたいです。 丁度、ISIZEの日替わり書評で福瀬さんという方がアップされてました。<キリンヤガ >感想としては「日本の中流」の我慢強さ、おとなしさに胸が痛かったです。 やっぱそうなのか。我慢か。てっとり早いのは我慢やけど。 一線を超えると、体がついていかんからなあ。もちろん精神も。 >一点主義なのです。普段着はニチイorダイエーですが、ヒルトンの >クロークが誉めてくれるような、毛皮のコートを持っているとか。 おっ、イカス!>山田花子さん
>小野不由美『月の影 影の海』(上)を読み了える。 「屍鬼」でしたっけ?ごっついボリュームの。 面白いんだけど、もうちっとまとめられんか?って感じでしたね。 しかしこのシリーズも人気なので、チェックしております。 >>「キリンヤガ」 >これってどういう意味なんですか? 神様ンガイが作った、かつてのユートピア(山)の名前です。 特に意味はないみたいです。 昨日読んだ「倒壊」島本慈子 筑摩書房良かったです。 阪神大震災のとき、たくさんの家が壊れ、その後マスコミで騒がれた 「ダブルローンで、自己破産者が増えるのでは?」などの家の問題に関しての レポートです。かなりの数字を拾ってきており、ぐいぐい読ませます。 感想としては「日本の中流」の我慢強さ、おとなしさに胸が痛かったです。 そして。関東で大震災が起こったら?の想定には、寒気がしました。>英現堂さん >全ての図書館は本喰い虫によるワームホールで >繋がっていて、そこを通過してタイムトラベル出来るそうである。 いやー、仲間がいろいろ悪さをしているようで・・。 で、複数のネームを使い分けるのは、気分によって? 私は変えるけど、複数は持てないなぁ。分裂しそうで。>eyeeyeさん >ところで、お金がない時に欲しい本を見つけたら、みなさまならどうしますか? 基本的に本は買わないので。というか、全般本当に気に入った物をポツポツ買う 一点主義なのです。普段着はニチイorダイエーですが、ヒルトンの クロークが誉めてくれるような、毛皮のコートを持っているとか。 そしてそれを大事に何十年も使う。愛着がわくと、とことん、ですねぇ。 だからホントに欲しい本だったら、何としてでも、いくら待ってでも買う。>なぽさん
>私のハンドルネームの基本は、金ヶ大地 狂介。 >時に不可不可。一般的にはeyeeye。 なんかそれぞれ怪しい名前ですねえ。 >我々のタイムマシーンの推進力は「想像力」である。 >それにはたいした危険は伴わないが、ずっとトラベル >から帰ってこられなくなることはあり得る。 でも何かひきつけられるものがあるなあ。 帰ってこれなくても、行ってしまいたい。。>eyeeyeさん >風邪など引いていませんか? >札幌もここ数日冷えこんでいます。 >特におとといはすごかったです。最高気温-9度。最低気温-12度。 お陰様で風邪は引いてません(^^)。 大阪も急に寒くなりました。おとといの夜、雪が降りました。 翌朝は雪景色。会社にも遅れて来た人が多かったです。 >ところで、お金がない時に欲しい本を見つけたら、みなさまならどうしますか? 本屋で働く。ってことはない。 お金がなければ、、とりあえず後日買いに行く。 それはそれで、すぐに買えなくても、買うぞ、買うぞと 買いに行く日が楽しみになりますけどね。>なぽさん
そうか! 紙魚はシミだった。 言われるまで思いつかなかった(^^; 漢字検定を受ければ、三級にもパスしないところだ。 さて、私の場合ですが、大した意味はないんです。 普通人よりは「目」には詳しい。 その視点は複眼的である。少なくとも単眼ではない。 おめめが、ほらね、二つでしょ。 けれども、語る内容は、アーイアイ、アーイアイ、 お猿さ〜んだよー。 眼光紙背に徹し、なかみを読むことは少ない。 私のハンドルネームの基本は、金ヶ大地 狂介。 時に不可不可。一般的にはeyeeye。 山田花子って、書いてみるとimpactあるなぁ! カタギリハイリもimpactはあるけれど。 某書によれば、それは勿論プラチェットであるが、 全ての図書館は本喰い虫によるワームホールで 繋がっていて、そこを通過してタイムトラベル出来るそうである。 が、危険をはらんでいるので、注意が必要。 我々のタイムマシーンの推進力は「想像力」である。 それにはたいした危険は伴わないが、ずっとトラベル から帰ってこられなくなることはあり得る。 帰らざる河をただただ押し流されていく。
風邪など引いていませんか? 札幌もここ数日冷えこんでいます。 特におとといはすごかったです。最高気温-9度。最低気温-12度。 雪あり風ありのひどい一日でしたが、 会社帰りにすごいものを見てしまいました。 ・・・・・・交通量調査している学生がいました。 こんな時にやらせるなよっっ。 思わず缶コーヒーでも差し入れしてあげたくなりました。 ところで、お金がない時に欲しい本を見つけたら、みなさまならどうしますか?
小野不由美『月の影 影の海』(上)を読み了える。 去年読もうと思ったまま手を出してなかったシリーズ。 講談社文庫になったのを機に読む気になった。 いきなり、むちゃくちゃな展開で始まるが、これからの陽子は楽しみ。 >否定も納得。しかし何で最後に○になっちまうんだか・・。 「有」。そしてその否定の「無」。そして両者の統一の「成」。 「有」はそのままでは語れない。「成」が「有」の概念。 「成」の中に「有」があり、「無」がある。 なんて、なんかうまいこと言うなあという感じではありますがね。 >「キリンヤガ」 これってどういう意味なんですか? きりん-やが?さい-やが。ぞう-やが??>山田花子さん
>紙魚女さんって、どういう意味です? 紙魚ってのは本をバリバリ食べちゃう、白蟻の仲間です。(木とか紙が好き) 私の読書は、まさに食べると言う感じで、食べないと飢えるし(1日1冊) たまに食中りするし、けっこうゲテモノ食いだったりするから・・紙魚にあやかってつけました。 が、昨日お誕生日なるものを迎えまして。で、記念にまた名前をかえようと。 これからの私は、山田花子になります。宣言。 この、銀行の振込用紙見本例に出てくるような顔を持たない名前。 そんな実体や生活を感じさせないのが、なんだか37才というナイーブな お年頃の今の私にとって、ぴったりくるのです。 そして、そんな「山田花子」に実態を与えた吉本の山田花子ちゃん。 私は彼女も好きなのです。この、異常な親近感。<似てるし 意味のない名前はない。まさにそのとおりで、今年の私のコンセプトは、 「素のままの自分」です。う〜ん、まとまった・・。 で、eyeeyeさんってどう言う意味なんですか?>eyeeyeさん >『ISIZE-BOOK(日替わり書評)』にヘーゲル『小論理学(上巻)』をアップした。 行って来ました。体型が、いや体系が大事だっちゅうのはわかった。 否定も納得。しかし何で最後に○になっちまうんだか・・。 でも気分的には70%くらい分かったぞ。明日課長に自慢しよう。 最近読んだので、怒りつつ良かったもの。 「キリンヤガ」マイク・レズニック。ヒュゴー賞、ローカス賞受賞とある。 2123年、惑星ユートピア「キリンヤガ」に移住した人の話。 アフリカ民族の話しがベースなので、女性の人権などなく、 人間は不平等であらねばならない、というところがところどころプチンときた。 しかしユートピアを守るとは、ユートピアとは、といった事が明かされるにつれて むむ〜、と唸ってしまいました。 作者は後書きに「XXX賞も候補になった」「○○賞も貰った」とかずらずら書いていた。 自慢しいのおっさんで、ちょっと嫌味なやつだった。嬉しかったんだろうけど。>英現堂さん
>すでに読まれてるかもしれませんが同じ 大塚英志、森美夏のコンビで >「北神伝綺」上下巻があって、これは完結してます。 >こっちの方は柳田国男が登場。 あ、そうそう。柳田国男でしたか。 今度コミックのコーナー行ったときは、コレと『木島日記』2を探してみます。>きよちゃん >「精神現象学」も最初の方で「今までの哲学は全て虚妄。哲学者個人の世界観に過ぎない」 >うんぬんなど書いてあり、 『小論理学』にも、似たようなこと書いてます。 ヘーゲルにしろ、ニーチェにしろ今までの哲学は超えた、と思ってるんでしょうね。 >ヘーゲルが主体性を体系に押し込めたことにニーチェは反撥したんですよね確か?ほんと? >でもニーチェはニーチェで主体性を永劫回帰や運命愛に従属させてしまったというか。 >結局哲学って最後は主体性の抑圧によって仮死的な結論に終わらざるを得ないんですかねぇ。 なるほどね。そう考えるとあまり楽しくないですね。 主体性を抑圧することのない哲学ってのを考えられるか? というのが、1つのテーマになるかもしれませんね。 >民俗学と文化人類学って同じようなもんでしょうか? う〜ん、謎。>SATOさん >最近は事件報道で、いかにもありそうな名前(仮名)と言う報道もあり、昔ながらの >A子とか、B氏では何がいけないのか? ありきたりの仮名なんかより、いっそのことニックネームか何かつけて 呼ぶように。。。いや、よけめんどくさいか?>eyeeyeさん
すでに読まれてるかもしれませんが同じ 大塚英志、森美夏のコンビで 「北神伝綺」上下巻があって、これは完結してます。 こっちの方は柳田国男が登場。 面白いですよ。http://www2.big.or.jp/~ogawa/index_j.html
>>私はこないだヘーゲルの本や解説を読んで、ニーチェと同じこと目指してるなぁなんて、 >>思ってしまいました。ニーチェはそこそこしつこく読んだんですがねぇ。 >あっ、それ聞いてみたいなあ。 >どんなところが共通点なんですか? あちゃぁ〜・・・すいませんハッタリです。 ちらっと講談社新書「現代哲学を知る事典」のヘーゲルの項を読みまして。 そしたら「ヘーゲルは主体性の回復を目指した」とか書いてありまして。 「精神現象学」も最初の方で「今までの哲学は全て虚妄。哲学者個人の世界観に過ぎない」 うんぬんなど書いてあり、なんかニーチェも似たようなこと言ってたなぁと思いまして。 断片的に読むと、こういう印象で終わってしまいます(笑)。 ヘーゲルが主体性を体系に押し込めたことにニーチェは反撥したんですよね確か?ほんと? でもニーチェはニーチェで主体性を永劫回帰や運命愛に従属させてしまったというか。 なんて要約したつもりになっても詮無いことですが。。。 結局哲学って最後は主体性の抑圧によって仮死的な結論に終わらざるを得ないんですかねぇ。 難しいですね(ってそれで終わり?)。 折口信夫「死者の書」は読みたい。と思いつつあの古語と異様なムード (「彼ノ人ハ目覚メテイッタ・・・」)に畏れをなして未読です。 民俗学モノって何冊か読みましたが、正直ダメでした。 柳田國男で、古き日本への望郷に浸ろうと思ったんですが、眠くて辛かったなぁ。 レヴィ・ストロース「悲しき熱帯」(民俗学と文化人類学って同じようなもんでしょうか?) もビビッと来なかったですねぇ。あちゃちゃ。。。
紙魚女さんって、どういう意味です? 気になって仕方ない。諸星大二郎だっけ、紙魚子ってのは? 名前は重要であると、何かの本に書いてありました。意味のない名前はないと。 無意味という意味だってあることもありますけれど。 最近は事件報道で、いかにもありそうな名前(仮名)と言う報道もあり、昔ながらの A子とか、B氏では何がいけないのか? 英語のJane Doeは日本語にすれば名無しの権兵衛だけれど、 むかし、ロス疑惑で、Jane Doeが実名であるかのごとくに報道した 阿呆な報道機関がありました。
>そのパルメニデスさん本人は「はじめての純粋な思想」と言う意識を持ってたんすかね? >こういう場合、本人の自覚はどう認知されるんですか?? 本人の著作かなんか読まんとわからんでしょうね。 2000年以上も後にそんな評価を受けようとは夢にも思わんかったでしょうね。 >そーそー、難解とか意味不明とかいろいろありますが、私は分からん事は分かってる人に >楽しく教えてもらうのが好きです。(謝謝英現堂様。lovelove。) いやあ、背中押してもらったお陰で、ヘーゲルの本を読むことができました。 くちゃくちゃ口の中で噛んでいたのをようやく飲み込めた感じです。 教えるほどの知識もないことは自覚しており、その実踊らされている、 豚もおだてりゃって感じもしないでもないですが 私は踊るのが大好きなんで(単なるおっちょこちょい)、充実感はありますね。 ただ間違ってないかどうかだけですが。。>紙魚女さん >チベット死者の書、エジプト死者の書、世界の死者の書、 >そして折口の死者の書についても言及してあります。 『丹波哲朗の死者の書』は入ってないですか?ないでしょうね。 >死者の書と言えば、またまたプラチェットの「ピラミッド」 >(鳥影社)も、面白い。この本は、ピラミッドが何故建てら >れたかを明らかに知れいる。 >まあ、例によって馬鹿噺ですけれど。 いや、また、おもろそうな。『レ・コスミコミケ』っぽくって。。>eyeeyeさん >『死者の書』ってのは、面白いんですか? ←つい興味・・・ eyeeyeさんのいう中公文庫のを昔読みました。と言えるほど覚えてない(^^;。 した した した 岩伝う雫の音。 こう こう こう と人の声。。。 >確か折口さんとの接点は、ゼミのレポート課題に選んだ信田狐のことを調べてるときに >狐関係のところだった気がします・・・ 関係ないけど、昔、高石の駅前に回転焼きがあって 確か、「信田焼き」とか言うてたかな。狐の絵が看板で。。 信田山にはキリギリスを捕りに行った思い出があります。 >『ISIZE-BOOK』早速拝見に・・・でもヘーゲルじゃ、頭が着いていかないかも(;_;) ありがとうございます。>響子さん
今日は、遠方より来る友とたっぷり喋って、飲んで、ほかほかになりました。 たまには心も暖めないと。暖めて、冷え切っていた事に気付くと言う事もあるワケで。 で、飲んだ後のラーメン、ならぬ哲学談義にいっちょ噛み。 >というのは、哲学は常に思惟による認識であるが、ここではじめて純粋な思想がとらえられ、 >それ自身にたいして対象となっているからである そのパルメニデスさん本人は「はじめての純粋な思想」と言う意識を持ってたんすかね? こういう場合、本人の自覚はどう認知されるんですか?? >理屈を分かればいいんだから、言葉にひっかかってるってのも、勿体無い気もします。 >無理して分からないといけないふうになってしまったのはあの専門用語の >せいでもありますよね。 そーそー、難解とか意味不明とかいろいろありますが、私は分からん事は分かってる人に 楽しく教えてもらうのが好きです。(謝謝英現堂様。lovelove。) そういうことか、と腑に落ちる瞬間ってのが。 これは逆についてもいえることで、例えば、私は職場の若い衆にパソコンを教えますが 「紙魚女さんの教え方、すごく分かりやすいですぅ〜」といってもらえるととても嬉しい。 そしてその人が、面白さを知って次に挑戦していくのを見ると、ますます嬉しい。 自分で考えるのも好きだけど、私の場合、どうも固執してしまうので、 他人様に教わるという「謙虚で素直な気持ちでいられる時間」がまた、 普段と違って新鮮なんですわ。>英現堂さん
>『死者の書』ってのは、面白いんですか? ←つい興味・・・ 死者の書: 概括的に眺めるには、ユリイカ1994.12臨時増刊号 (青土社)をおすすめします。 チベット死者の書、エジプト死者の書、世界の死者の書、 そして折口の死者の書についても言及してあります。 折口のものは、文庫本でも手に入ります。 中公文庫。ISBN12-200096-3 C1193。 大津の皇子と中将姫の悲恋話。 大阪の当麻寺に彼女が自分の髪で編んだ曼陀羅が あったと思います。 死者の書と言えば、またまたプラチェットの「ピラミッド」 (鳥影社)も、面白い。この本は、ピラミッドが何故建てら れたかを明らかに知れいる。 まあ、例によって馬鹿噺ですけれど。 たとえば、ファラオが死ぬとお気に入りの側女は、毒をあおって 一緒に葬られなければならない。しかし、それは強制ではなく 自由意志なんだけれど、せっかく自由意志で永遠なる来世を 確かなものにしてやろうと言うのに、死にたくないと言う側女 など現れて、そのような女は神官のご託宣でデゥジェール川の鰐 の餌になる。 ピラミッドの多大な重力は、その中央部に於いて、時空のねじれ を引き起こし、時間が止まる。それで、永遠の命になるなんて事は 信じがたいが、まあ、時空がねじれれば、どんなことが起こるかは 読んでのお愉しみ。
>で、響子さんは折口信夫をやってたんですか? >『死者の書』なんてのも読みましたか? な〜んや〜って言われてしまう回答ながら、折口さんに直接当たっていた訳じゃないんです。 だから、折口さんの本、確か何か1冊だけ、持っていたけれど、もうすでになくなってます。 なにかしていると、いつも所々にお名前が登場してくるんですよ。 だから、ご本人の著書を一度も読んでないくせに、なんだか、いつも関わってるって感じが・・・ 『死者の書』ってのは、面白いんですか? ←つい興味・・・ 民俗学的なことが、わりと興味があって、その類いの本とか(軽いやつですけど。) いろいろ見たりしてたんです。 確か折口さんとの接点は、ゼミのレポート課題に選んだ信田狐のことを調べてるときに 狐関係のところだった気がします・・・ 語るほどの知りでもなかったですなぁ。(^^; 『ISIZE-BOOK』早速拝見に・・・でもヘーゲルじゃ、頭が着いていかないかも(;_;)
ジュンク堂からはがきが届いた。 テリー・プラチェット『魔道士エステカリナ』『三人の魔女』が入荷したとのこと。 今度の休みに取りに行こう。 『ISIZE-BOOK(日替わり書評)』にヘーゲル『小論理学(上巻)』をアップした。 >多分「ソフィー」にはテツガクの生々しい混乱や狂気はキレイに洗われて >ソフィスティケートされちゃってるんでしょうね。 かなり以前に読みましたが、なんかホノボノてな感じやったかなあ。。 ゾクゾクするような面白さではなかったような。 >テツガクって嗜好品だと思います。酒やタバコ、●薬と同じような。 本読むこと自体もそうなんでしょうが、内容が哲学的なものになるともういけません。 オレはこれさえやってればいいのだ!的になります。 >私はこないだヘーゲルの本や解説を読んで、ニーチェと同じこと目指してるなぁなんて、 >思ってしまいました。ニーチェはそこそこしつこく読んだんですがねぇ。 あっ、それ聞いてみたいなあ。 どんなところが共通点なんですか? >芸術も文学もある種の練習を経ないとわからないんだろうなぁ そうでしょうね。まったく。骨董品屋みたいにね。 そういう意味では古典を読むってことになるかな?>SATOさん >自分では、あれこれ思うもんの、難しい文字を追ったりするのって、どうも苦手です。 >やはり脳が、英語を拒絶するみたいに、理解困難な状態に・・・ 難しい書かれていれば、逆にわかってやろうと意欲が湧く時もあります。 鳴かせてみせよう、ホトトギス。?? で、意味が追えてるうちはいいが、ふと気付くと文字が意味をなさなくなる時がある。 そうなるともういけません。ちょっと気分を切り替えんと。 前回は読めてても、あれっ?どんな感じやったかなあと。 と言うことは理性的な考えにナレていないと言うことなのか。。 >>この間買った『木島日記』。これは民族学者の折口信夫が出てきます >折口さんの名前を聞くと、短大時代を思い出す・・・ >英現堂さんも買っても読んでないって本もあるんですねぇ。 >うちは、そんな本がほとんどですけど・・・情けない(;_;) 『木島日記』は読んだんですけどね。第1巻しか買ってなかって、つづきが。。 しかし、読んでない本、たくさんあります。最近特に(^^;。 いつかは読もうって感じなんですけど。ちょっと読んでその後まったく進まないのもある。 で、響子さんは折口信夫をやってたんですか? 『死者の書』なんてのも読みましたか?>響子さん
哲学談義続いてますね〜。 誰か名前は忘れましたが(日本人・まだ存命中の方です。 って言い方はその人にヒジョーに失礼だなぁ)、 「わかりやすい本には大事なことは全部はしょってある」なんて言ってました。 「ソフィーの手紙」全盛期にそんなこと言ってました。 私はその存命さんの本も「ソフィー」も未読なんで、大きなこと言えませんが、 多分「ソフィー」にはテツガクの生々しい混乱や狂気はキレイに洗われて ソフィスティケートされちゃってるんでしょうね。 テツガクって嗜好品だと思います。酒やタバコ、●薬と同じような。 嗜好品って、最初は誰でも嫌いますよね。 子供の頃初めて酒飲んで「なんでこんなの飲むんだ?」と疑問に思う。 しばらく酒飲んでも最初のうちはあんまりおいしくない。 でも世間であれだけおいしいと言われるんだから、 そのうちおいしく感じてくるだろうと思いつつ、飲んでいる。 そして次第においしさがわかるようになり、終いに手が震えたりする(笑)。 テツガクって利き酒みたいなものではないでしょうか? それがいいか悪いかわかりませんが、病膏肓に至るとそれくらいしか やることなくなるのはわかります。重箱の角の残飯を味わうような。 嗜好品だから「それ味わうとどうなるか?」なんてことを知ってても意味ないでしょうね。 「酒飲むと酔う」と知ってても酒の良さを全然わからないのと同じように。 あれ?エラそうなこと言ってるなぁ。 私はこないだヘーゲルの本や解説を読んで、ニーチェと同じこと目指してるなぁなんて、 思ってしまいました。ニーチェはそこそこしつこく読んだんですがねぇ。 もしかしたらヘーゲルとニーチェの違いもわかってないのかなぁわたしは。 芸術も文学もある種の練習を経ないとわからないんだろうなぁ。 と思いつつ、日々精進しようとは思ってます(笑)。
>難しそうに言ってますが、実はたいしたことは言ってないのもあると思う。 >わかってしまえば、簡単なことなんでしょうが。 (゚ー゚)(。_。)ウンウン そうですねぇ。 >でも、同じような疑問を持ったことのない人、 >あるいは同じように考えたことのない人にはわかりづらいでしょうね。 それは、言えてますねぇ。 日常でも考えてない人には、分かりづらいってシーンに遭遇します。哲学じゃないだろうけど。 こんなことに対してどう思う?って相手に尋ねたりすると その場で考えて、自分なりの答えを言ってくれる人は、それがどんな意見であれ、 なるほど、そう言う考えもあるか・・・って思ったりして、話も続くのですが、 どうも私の周りの友達は、「そんなこと考えたことないわ〜わからない・・・」って済ませてしまいます。 その後に「そんなこと考えてるのって、他に考えることがないからとちゃうのん?ヒマってことやん」と とどめのひとことも忘れずに。(--; 確かに思考がヒマしてると言えば、そうだけど・・・ 相手に尋ねられたことが、今までに考えたことがあることである可能性って、そんなにない気がします。 だから、問題を投げられたときに、考えるというほど、たいそうでなくてもどう思うか程度の 答えくらいは、してくれよ〜って思うけど、育児やら、家事、近所付き合いに終われているママたちには、 そんなことを考えている時間があるくらいなら、その辺の店で先着何名さまに行列して 暇つぶしに芸能人の噂話などをしている方が、よほど有意義なのかもしれませんなぁ。 >そこが池田晶子の言う、わかる人にはわかるってヤツで。 >違いがわかるようになるには、ナレが必要です ナレですか。 自分では、あれこれ思うもんの、難しい文字を追ったりするのって、どうも苦手です。 やはり脳が、英語を拒絶するみたいに、理解困難な状態に・・・ ナレかなぁ〜 小説なんかでも、好きで良く読む人のんは、文章に慣れてくるから、すーと入ってきますけど 初めて読んだりする人は、どうも抵抗があるって感じるのもナレのせいでしょうかねぇ。 >池田晶子は、そんなものぶっと飛ばして読め!なんて言ってますが、 >やはりキーワードはわかってないと読めない。 (゚ー゚)(。_。)ウンウン 私もそう思います。(^^; >欲求のない人には全然必要ないでしょう。 そうですねぇ。 >一番金のかからない遊び。(まあ本代はかかるけど) >全面的思考による、頭の柔軟体操。(くだらん考えに固まった時に有効) なるほど。 ←頷いてばかり。。。(^^; くだらない考えに固まって、柔軟体操を思い付くといいんですけど。 それも方法を知っている人のみ有効ってことでしょうか・・・ >あるいは、知の世界征服。(ちょっと、おおげさか?) だいぶ、大袈裟です。(^^) >小学生の頃:『巨人の星』高校時代:『ああ、花の応援団』大学の時:『あしたのジョー』 >その後:『野望の王国』&『課長・島耕作』って感じですか。 みんな知ってるけど、私が読んだって言えば、島耕作くらいですか。 OL時代に文庫版になって、ちょっと読んでみようかな〜って思って、はまりましたよ。 単身赴任してる上司にも送って、寂しい毎日を送っておられたせいか、大喜びしてました。(^^) 柴門さんの旦那さまだしぃ。あの夫婦は、どっちもいいマンガを描くな〜って感心してまします。 >この間買った『木島日記』。これは民族学者の折口信夫が出てきます 折口さんの名前を聞くと、短大時代を思い出す・・・ 英現堂さんも買っても読んでないって本もあるんですねぇ。 うちは、そんな本がほとんどですけど・・・情けない(;_;) 雨のせいで今日も寒いです。あったこうしてくださいよ。(^^)