面白かったですね。
京極夏彦を英現堂さんの読書記録で知って
『嗤う伊右衛門』を読んでみたらばとっても
楽しめました。で、一体どんな人なんだろうかと思って。
今度は『姑獲鳥の夏』にいってみます。
>そういや7日トップランナー、京極先生でしたね。
>観損ねました。
コレ見ました。たまたまチャンネル合わせたら、やってた。
おもろかったです。
京極先生もいくらか、ぽっちゃりした感じになって
ええおっさん、って感じになってました。
小説も、仕事が無く会社が暇になったので書いていたそうで。
その小説も、印刷した紙とインク代がもったいなかったとかで
とりあえず出版社に持ち込んだら、OKになったとか。<『姑獲鳥の夏』
その他、本の整理の質問コーナーでは、
愛と執念で整理する、と答えていた。
本棚もじっくり見て、何度も整理し直す。そうするとどんどん入っていくそうで。
京極先生の本棚の映像も出てきましたが、
本人の言うように、まるで壁紙のようになっとりました。>山田花子さん
インフルエンザ流行ってますね。お大事に。>英現堂さん
そういや7日トップランナー、京極先生でしたね。
観損ねました。
今夜は教育で婦系図やりますね。これは観るつもり。
お元気そうでなによりです。
ゴーリー、立て続けに出るようですね。楽しみ♪>響子さん
昨日あたりから風邪ひいたようで。
いつもよりよけいにボーっとしてます。
そういや染の助、死んじゃいましたね。
梅毒はコロンブスが持ち帰ったんだったかな。煙草と一緒に。前者が日本に来るまで、ほんの20年。人間の営みというものは、なかなか凄いものです。煙草はもっと早く広まったようです。コーヒーはどうなんでしょう?昔アラブの偉いお坊さんが・・知っていたコーヒー、日本には何時頃入ってきたのかな?
それにしても、英現堂さん、元気にしてます?
☆蓮見と言う人の、午前三時何とかという、恋愛小説買いました。週末に読もう。
私はスペインしか行かなかったけれど
ポルトガルの田舎、海辺の村とかがとてもいいそうです。
たしか壇一雄が住んでいたのもポルトガルだったのでは?
スペインも南の方はイスラム文化の香りが色濃くて楽しい。
海峡を渡るともうアフリカ大陸です。アフリカの黒人は
ヨーロッパの病気の免疫があったのだそうですね。
中南米の先住民にはそれがなかったので、白人に酷使されたことも
さることながら、ヨーロッパ渡来の病気にやられて
ばたばたと死んでいったそうで。そこで黒人が奴隷として大量に
送り込まれたと聞きます。
ところが梅毒は中南米からヨーロッパへ持ち込まれたんですって? >eyeeyeさん
梅毒で思い出すのは「Yの悲劇」です。
海外青年協力隊の人がやってきて、パラグアイに行けば、センセイ、ハイソな暮らし出来ますよという。うむ、考えよ。アルゼンチンには一度行きたいが、いまでも五木寛之の戒厳令の夜のような状態だしなぁ。大学か研究所に残っていれば、外国に行く機会は沢山あったのに、あ〜あ、辞めるんじゃなかったなぁ。
以前、厚生大臣から、ある辞令を貰って、それを所長の前で読まなければならなかった。横から事務官が、これは「じゅんしゅ」ですと教える。「遵守」が読めないと思われたか! 所長から訓示まであった。それに比べれば、かつての文部省の辞令はどうでもいいような感じだった。記憶にもない。○等級○号奉しか、興味がなかったのだ。
南米もいいけれど、ふと、ポルトガルとか、モロッコに行きたくもなる。基本的に、現場逃避願望だろうけれど。
私が訪れたのは確かパレンケ遺跡でした。
その頃長女がメキシコに居た、というだけの理由で行きました。
マヤ、アステカの文明はちょっと特異だと思います。
その彼女がつい最近南米の某国へ赴任することになり
2月1日づけで辞令をもらってきました。
外務大臣小泉純一郎とありました。
これは将来いい値がつくのではないかしら? >金ヶ大地狂介さん
ディスクワールドは欧米では大学生に読まれています。死神の館や三人の魔女はしばしば舞台で上演されます。著者は映像化には反対しています。あくまでも言葉に拘りたいと言うことのようです。日本には漫画という文化がありますから、言葉ものは大衆には受け入れられないのではないでしょうか?世界が100人の村だったらとか、葉っぱのフレディーとかチーズは何処に消えたのように、読解力を必要としない本が馬鹿売れする国です。若い人には共通の読書体験はなくなり、いまでは、音楽は彼らの宗教と化し、共通体験はアニメという事になったのではないでしょうか?ブタブタ、漫画雑誌のミステリーにも載っていました。ばかばかしけど、オモシロー。
ピラミッドの中に入って、石棺に横たわってみましたが、大した感慨なしでした。しかし、一度は見た方がいい建造物です。誰が何のために建てたのか、ほんとうい不思議です。墓ではないことが最近は分かってきています。ピラミッドの先端に載せるキャップストーンをカイロの美術館で見ました。建設当初は、ピラミッドには御影石が貼り付けてあって、キラキラ輝いていたようです。異教徒が自分たちの家屋を建てるために剥がしたのですが、もったいないことです。アスワンダムのせいで、最近はカイロにも雨が降るし、観光客の持ち込む湿気で、ピラミッドもスフィンクスの崩れる一方です。巨石文化には興味があるので、いつの日か、メキシコにも行ってみたい。ギリシャやローマの建造物は、昔の人が作ったと想像がつきますが、エジプトのものは、人間業とは思えないものがあります。eyeeyeのほうが署名しやすいなぁ(^^)
難波のジャガー鞄店に、注文しておいた免許証入れを取りに行った。
帰りにマクドに寄って『ぶたぶたの休日』を少し読む。
&ジュンク堂に寄り、清水雅洋さんの『求道者の文学 中島敦論』を注文した。
>これは英現堂さんも未読でしょ?
ハイハイ、未だです。楽しみはとっておこうかと。。。
>なんとしてもピラミッドは見てやろうとわざわざエジプトに行きました。
>私は大きさよりも、不思議という感じでした。
いや、正に『世界ふしぎ発見!』じゃあないですか。
>欧米ではベストセラーですが、日本ではどうでしょうか?
欧米では子供も読んでるんですか?
子供にも面白くできるでしょうけど、日本で今やるとなあ。
ハリ−ポッタ−の二番煎じなんて言われることは目に見えてるし、
とりあえず、アダルトなファンタジィってことのほうがいいような。。
>けれども、そう引き込まれる感じではありません。読みやすく、面白いけれど。
この手のものは、それが一番だと思います。
引き込まれるとちょっと恐いかも(^^)。>eyeeyeさん(←って名前変えたんじゃぁ?)
tomさん、読んでくださってありがとう。これは英現堂さんも未読でしょ?
プラチェットは取っつきにくいらしくて、純文学系の人には、数頁も読めないようです。
ピラミッドが時間蓄積というのがいいでしょ(^^)。なんとしてもピラミッドは見てやろうとわざわざエジプトに行きました。あれを見て、思ったよりでかいという人と、思ったより小さいと言う人がいます。私は大きさよりも、不思議という感じでした。実際、近かよって見上げると、テピックの心境が理解できます。
ディスクワールドシリーズは、どれも、あちこちに蒔いた種が、最後は一点に集中し、一気に大団円を迎えるというようになっています。
どこかの児童書出版社が版権を買いたいと、問いあわせがありました。欧米ではベストセラーですが、日本ではどうでしょうか?そういいながら、reapermanぼつぼつ訳しています。駄洒落やジョークをどう訳すか、少し悩んでいます。アンデッドの振る舞いは、ピラミッドでのミイラと同じで、何故か力持ちなんです。キョンシーのような歩き方もするし、馬鹿馬鹿しいといえば馬鹿馬鹿しい。モンティーパイソンの系譜などが、どう受け入れられるかと言うことかな。
ばかばかしいと言えば、ぶたぶた。こいつは初めの数話を読んだところです。本人以外は受け入れているブタブタを、本人が受け入れていくという話のように思いましたが、全部読んでから感想書きます。けれども、そう引き込まれる感じではありません。読みやすく、面白いけれど。
読みました。う〜ん、「世界ふしぎ発見!」がパロディになってドラマになって
読み物になったような、そんな感じがしました。とりあえず、これからの目標に
いつかはギリシャ神話を読むぞ!というのが加わりました。(笑)
それにしてもプラチェットはおもしろいですね。今はやりの「指輪物語」みたいに
一気に翻訳されて世に出ればいいのに、と思います。でもそうすると金ヶ大地狂介さん
が忙しくて本業が出来なくなっちゃいますね。^^;
2ちゃんねるは、車関係(いわゆる車板)のところ見てたんですけどね。
↓このスレッドは面白かった。
http://natto.2ch.net/car/kako/1008/10088/1008812030.html
文学関係のところ見ると、あんまり長く続いてないようですね。
いずれにしても、けっこう頭のイタイ厨房も多そうなので
マタ〜リと読むのがいいと思われ。(←2ちゃんねる風)>読ん太さん、響子さん
響子さん、お元気そうで。
また本に関係ない話でもしに来てください。>響子さん
響子さん、おひさしぶりです。
全然忘れてません。お忙しそうですね。お元気でがんばってくださいね。
私も2ちゃんねる行ってみました。
なんだかいっぱいあって。過激でもあるようです。おもしろいけれど。
私は、「書籍」とかいうコーナーを見ました。
盗作ネタとか、色々あってびっくりしました。
(.. )2ちゃんねる、私も去年の暮れくらいに初めて(ネットしてるのに初めて・・・(^^;)
行ってきましたが、いっぱいあり過ぎて、どこを開いても、常連さんばかりで、
「・・・・・・ (・・) ?」って感じで、帰ってきてしまいました。
見に行った所が悪かったのかな(・・?
どの辺りが面白いですか?英現堂さんのオススメでも、聞いてから又行ってみます(^^)
ご無沙汰です〜 ほんまにたまにしか来ないで。
忘れられていく・・・(/_;)
子供は、保育所に預けて、毎日仕事してます。
夜は、近頃、ネットするより、なんだか家事やら、雑用で終わってしまう毎日で。
みなさんもお変わりなく、お元気みたいで何よりです(^^)
本の話もしないのに、のこのこ来てしまう相変わらずなσ(^_^) でした。
↓最近ちょっとハマってしまった。
>ビデオで観てください。
>小説を読みましたが、やはり「外科室」は印象深かったです。
ラジャ。加藤雅也、堪能いたしましょう。
>萩尾望都のファンが多いようですが、
漫画家、中性的な人ですね。ファンの研究室(岩屋)は↓
http://www.linkclub.or.jp/~pulse/tosho/iwaya/index.html
「マージナル」「スターレッド」「メッシュ」「トーマの心臓」
などいかがでしょう。作品一覧は↓。
>古典落語では、天失気が好きです
ちょっと似たので「禰宜の話」(タイトル忘れた)思い出し
ました。小学生の頃これにすごく受けていた私・・>金ヶ大地狂介さん
>CDを車に積みたい。
車グッズは?・・。ちひろちょい歌えるようになりましたで。
あ、中島敦論、本をでは無くて旅人さんとこの読書会のことです。
>行きました?
話変わって、新しいサボテンを育てていて、芽の間は水を切らさぬ
ようにとの事で、せっせと水をやってヌクヌクと可愛がってたら、
・・「きのこ」生えてきましてん・・・白〜いの。
1日でヒョ〜ッ!と伸びますねん・・。お姐さんびつくり。
正剛さんとこでちょうど「虫を倒すきのこ」の紹介をやっていた
のでこれは読め、かと。しかしホンマ植物栽培に向かん女やな。
>英現堂さん
>ご連絡の方が後になってしまいましたが、「死神の館」を送りました。
ハイハイ、届いてます(^^;。ありがとうございました。
>また何かありましたらよろしくお願いします。
読書記録に載せてあるものは、ほとんど手元にありますので、
いつでも貸し出しOKです。
>全く同感です。大きなショッピングモールはあるのに、大きな本屋さんはないですね。^^;
逆に近くにでかい本屋があれば、
たまには難波なんぞに行って、街の様子を見る、
というのがほとんどなくなってしまいそうですが。>tomさん
>金ヶ大地狂介
金が大事?ですか。
なんとなく開き直りっぽいような、、、いや、大事です。 とても大事。>金ヶ大地狂介さん
>彼が作った映画外科室なんぞは如何でしょう?
小説を読みましたが、やはり「外科室」は印象深かったです。
痲酔の介在を許さない、というのは鬼気迫るものがあります。
しかし、文語体?なので読み辛かったです。>金ヶ大地狂介さん、山田花子さん
>萩尾望都のエッセイ。
今んところ、萩尾望都センセイ、食傷ぎみです(^^;。
>お気に入りの人達が読んでいる本は、
これは興味をそそられますよね。
お気に入りの人はよく知っているので、
ある程度心の準備ができて、入っていき易い。
>明日は圓生のビデオ。精進精進。
CDを車に積みたい。宇多田ヒカルと鬼束ちひろの間に入れる。
あんのかな?>山田花子さん
ご連絡の方が後になってしまいましたが、「死神の館」を送りました。
貸出し、ありがとうございました。また何かありましたらよろしくお願いします。
>本当は、車で行けるもっとでかい本屋があればなぁ。。。
全く同感です。大きなショッピングモールはあるのに、大きな本屋さんはないですね。^^;
>ぶたぶた、探しましたが、店員に「コミックですか?」とか言われて見つからず。
コミックもあるようです。読んだ事はありませんが。
ハンドルを変えました。より自分の本質にちかい名前にしました。紙魚女と山田花子はどっちが本質に近いか分からないけれど。
ぶたぶた、探しましたが、店員に「コミックですか?」とか言われて見つからず。こうなったら意地でもgetするぜ。
泉鏡花の一押しですか?うーむ。彼が作った映画外科室なんぞは如何でしょう?あの映画で尺八を吹いていたのが川瀬順輔宗家と三味線を弾いていたのが白秋先生に教わったことがあるので、すこしヨイショしておきましょうビデオで観てください。外科医役の加藤雅也はハンサムですよ。吉永小百合は、まあ、それなりで、手術室での胸部のupには、もう、耐えない。
萩尾望都のファンが多いようですが、この人、女?漫画家?代表作、お薦めはなんですか?。
古典落語では、天失気が好きです>花子さん。
玉三郎映画「夜叉ヶ池」観に行ったことはあります。
声が太いので驚いた・・。鏡花作品、一押しは何ですか?
最近は居酒屋ですか。んー、疲れているので今は
「寿司ネタ図鑑オールカラー」の方が癒されます(笑)。
良い鮨屋が近所にあればなぁ(* ̄ρ ̄)>eyeeyeさん
<中島敦論
ヘロヘロの頭には良く判りませんでした・・。
萩尾望都のエッセイ。いろんなジャンルの本を読んでいて
どれも面白そう。お気に入りの人達が読んでいる本は、
やっぱりあまり外れが無いので、こういう風に本の中に
出て来る本は要チェック。面倒が無くて(笑)良い。
今日は米朝のビデオを観た。安心できる笑いやなぁ。
明日は圓生のビデオ。精進精進。>英現堂さん
>その言葉を聞いて「にやり」としました。(笑)新作も出てるようです。
ああ見えて、意外とクールなのがいい(^^)。
新作も楽しみですね。
>和泉市のブックインミツイに行ったのですが、意外や意外
>いろんな本が置いてあって、おもしろかったです。
私はかつてちょくちょく行ってました。
今は高石にもミツイできたので、そちらに行ってます。
本当は、車で行けるもっとでかい本屋があればなぁ。。。>tomさん
>>「ぶたぶた」はなんだか面白そうですね。簡単に手に入ります?
> お急ぎじゃなければ、英現堂さん -> 読ん太さん の次に届けて頂く事が出来ると思います。
翻訳疲れにはよろしいかも。ほのぼのとして。
ちょっと読むペースをあげるかな。。。>eyeeyeさん
>「異端審問」では、かなり日本語を補いましたから、これは読みやすいのではないかと思います。
discは今まで読んで一度も読みにくいと思ったことはないです。
ただし、全てバックグラウンドまで理解しているとは言えませんが。^^;
「ピラミッド」「異端審問」どちらも読むの楽しみにしてます。^^
>「ぶたぶた」はなんだか面白そうですね。簡単に手に入ります?
お急ぎじゃなければ、英現堂さん -> 読ん太さん の次に届けて頂く事が出来ると思います。
ただし最新刊<「クリスマスのぶたぶた」>は私も持っていません。
「ぶたぶた」「ぶたぶたの休日」「刑事ぶたぶた」共に文庫で(著)矢崎存美で徳間デュアル文庫から出ています。「クリスマスの〜」のみ徳間書店です。<単行本>
大きい書店なら置いてあるかもしれません。
エスカリナ、読んでくださって、ありがとう。
「ピラミッド」もお願いしますm(_ _)m。暗殺者養成学校の卒業試験を目前にしたテピックの様子から話は始まります。試験に何とかパスして、祝い酒の最中に、父親ファラオが死んで、ピラミッド建設になる話です。このピラミッドがとんでもないピラミッドなんです。
「異端審問」では、かなり日本語を補いましたから、これは読みやすいのではないかと思います。
「ぶたぶた」はなんだか面白そうですね。簡単に手に入ります?
>すっかりぶたぶたの虜となりました。
その言葉を聞いて「にやり」としました。(笑)新作も出てるようです。
和泉市のブックインミツイに行ったのですが、意外や意外
いろんな本が置いてあって、おもしろかったです。
ただ、買ったものはチビの絵本ですけど。>英現堂さん
「魔道士エスカリナ」読みました。
確かにおもしろい。花子さん・読ん太さんご両人がいいと言うだけはある。
あぁおもしろかった。^^>eyeeyeさん
矢崎存美『ぶたぶた』を読み了える。
ああ見えても、ぶたぶたはおっさんなのだ。
すっかりぶたぶたの虜となりました。>tomさん
>いま読むとたいして感銘を受けない。
>高校生の頃は、ショックを受けた記憶があります。
青春文学ですね。
でも素直で真面目って感じで、好印象です。
>discworldは日に2頁くらいで進んでいます。あぁ、私は努力の人。自画自賛。
努力の人、バンザイです(^^)。
>いままで、一人の作家の作品を全て読むと言うことをしたことがないので、鴎外だけは全部読んで
>やろうと思ってます。
いいですね。難しいそうなところがまたいい。
どこか共鳴するところがありそう、と感じられたんでしょうか。
わたしも誰かに挑戦してみたい、と思っています。>eyeeyeさん
>『悟浄出世』、『悟浄歎異』を読みました。
いま読むとたいして感銘を受けない。高校生の頃は、ショックを受けた記憶があります。どんな作品でも、それが持っている抗原性と、それを読むときの受容体とが上手く反応しないと、
感服することはないのかもしれません。しばしば、アレルギーを起こす。一度感作していると、拒絶反応も出るし。
discworldは日に2頁くらいで進んでいます。あぁ、私は努力の人。自画自賛。
鴎外について少し書きました。鴎外の恋人 エリス、新潮選書などを読んでます。
総論的に鴎外を論じる力は私にはないんで、個々の作品の感想だけになります。
英語教師夏目漱石なども読んでいると、明治という時代の息吹が感じられて、すがすがしい。
いままで、一人の作家の作品を全て読むと言うことをしたことがないので、鴎外だけは全部読んでやろうと思ってます。
>だから、一文一文を愉しむ作品かと思います。それでいて、一応完結するように持って行くところが作者の技量かなと感心したりします。
まさにその通りだと思います。
discは、一見いきあたりばったりに書いたのではないかと思うほど、次もその先も全く予想出来ない展開で
しかも、世界が空想の世界なので、余程読者をひきこむ力がないと、読み続けることができないと
思われます。その点でeyeeyeさんの翻訳は、原作の<おそらく小難しい>文章をテンポ良く、
また分かり易く展開されているので、読んでいてとてもおもしろく、あきることがありません。
私にあまり教養がないので残念ながら奥深く楽しめたかどうかはわかりませんが、読み物としては
とても楽しい部類に入ると思います。
本の旅人さんの所で、中島敦論の読書会を公開しています。私はROMです。旅人さんの清水さんの本の評価は20点と厳しいが、読書会は盛り上がっているようです。
>時には悟空、またある時には八戒、そしてまたある時は沙悟浄のようでありたいと思う、今日 この頃。
悟空にはなれないなぁ。いつも懐疑的で、疲れて、諦めて、衝動的に享楽に走ってます。
私の凡人の証明と言うことでしょう。
tomさん、完読、ありがとうございます。すこし冗漫だったかも。ランカーにレックス王がいないと続きが書けないから、あんなことにしたのかなぁ?実際、マグラートとレックスは結婚するんです。しかし、この三人の魔女は、今後も一緒に行動します。別の大陸に旅行などします。よく分からないのですが、魔女が枯れ木を芽吹かせたり、石がまだ流動的だった頃の記憶を呼び覚ませたりする魔法は、初めは違和感を覚えました。イギリスには、ハリーポッターでもそうですが、一般に魔法を胡散臭いとか、出来れば拘わりたくないものとする習性があり、魔法を行う者に対する畏怖とか、軽蔑にも似た反感があって、そう言う社会的通念を理解していないと、少し取っつきにくいでしょう。何処まで直訳するか、どう意訳するか悩みます、ディスクワールドは。異端審問ではかなり日本語を補いました。そうしないと、死神の館でさえ、話が飛んで分からないと言う人、続出だったので・・・。
見えざる大学の魔道士なんて、如何にいそうな大学教授を彷彿とさせます。あまりに痛烈な風刺になっているので、モンティ・パイソンより批判が強く、文壇では、discworldは文学じゃないと思われています。場面場面で、社会風刺とかしながら書き進むので、途中で話の腰が折れたりします。だから、一文一文を愉しむ作品かと思います。それでいて、一応完結するように持って行くところが作者の技量かなと感心したりします。今年は、死神の館の続編を訳しますが、もう、一頁目からダイレクトに日本語に変えています。こういう訳し方は間違いとは思うけれど、まあ、何とかなるでしょう。
三人の魔女の続編はありますが、今のところ訳す予定はありません。五冊全部読んでいただければ、幸甚の極みです。せいぜい、宣伝してやってください。お願いします。イギリスで全出版物の1%を占めるdiscworldが日本では、ハリーの足元にも及ばないのは、ま、私の不徳の致すところかと反省しています。