土産物を選ぶのもなかなか大変だ。会社を休んで旅行に出かけている手前、一応のパフォーマンスは必要なのじゃよ…しかしながら「木彫りの象の置物」や「象の刺繍が入った帽子」なんぞを渡した日にゃ、こちらのセンスが疑われてしまう。そこでコンセプトはそれなりにタイらしくて安くて嵩張らないモノが良し。 |
インヘラ タイ人が鼻の穴に突っ込んでスパスパやっているのがコレ。昔は規制薬物が入っていたらしく、日本国内への持ち込みは禁止されていたのであるが、現在の製品には入っていないらしい。日本人から見れば使用方法が不明・怪しさ200%の謎のスティックである。お値段は標準希望小売価格1個15バーツ。ところによっては“15.”と書かれた部分を切り取って18バーツで売っているちゃっかりした店もある。鼻炎の知人に渡したところ「あまり効きませんねぇ」とのことなので鼻炎の人は薬局・薬店でマトモな薬を買いましょう。
最新のタイポップスからタイ演歌、はたまた中国歌謡まで毎回いろいろと仕入れてくるようにしている。上の写真で上段は若者向けタイポップス。これがなかなかイケるのである。(一番左はタイ語版「ちびまる子ちゃん」なので関係ない)下段はタイの演歌など。プンプアンとスナーリーである。なかなか味わい深い。一番左はテレサ・テンのカセットである。華僑向けに売られているのだが、収録されている曲には日本の有名な歌謡曲を中国語で唄っているモノも入っていたりするので面白い。(著作権は?)もちろん全てテレサ・テンが歌っているからとても上手い!これらのカセットはヤワラーやサイアムスクエアで仕入れる。1本40〜80バーツ。新譜になるほど高い。 ステッカー タイ文字で書かれたステッカーはなぜか毎回好評を得ている。ただし購入する際には何が書かれているのか確認するようにしよう。いくらタイ文字とはいえ「便所」と書かれたステッカーを土産物で渡すのはさすがに私でも気が引ける。下の写真で左と下のステッカーは「ありがとう」と書かれている。右のステッカーは黄金に輝く「プミポン国王ステッカー」である。ありがたやありがたや。仕入先はヤワラーのステッカー問屋。普通のステッカーは10枚入りで15バーツ。国王ステッカーは10枚入りで35バーツ。タイらしくて安くて嵩張らないしなぜか喜ばれる。ある意味、究極の土産物と自負する一品。私は友人一人あたり2〜3種類(当然1種類につき1枚ね)を渡すのであるが、さて一人あたりハウマッチ? 私からステッカーの土産をもらった友人がこのページを見ないことを願う。
ドリアンは言わずと知れた“果物の魔王”である。生のドリアンは日本国内への持ち込みが可能だが、その前に飛行機の機内へ持ち込むことが出来ない場合があるので気を付けよう。そこでドリアンの加工物の登場である。以前「ドリアンキャンディー」や「ドリアンキャラメル」を食べたことがあるが、どうもインパクトがイマイチなのであった。そこで登場するのが「ドリアン羊羹」(写真右)なのである。一度食べると二度と食べたく…(以下略) インパクトだけはメガトン級の土産である。ウケねらいで買って帰るのも良し、鬱陶しい上司に嫌がらせで渡すも良し。ただし、その後の貴方の評判がどうなっても私は責任を負えません。「ドリアンチップス」(写真左)は普通のスナック菓子なのでみんなと一緒に安心して食べましょう。ハッキリ言ってウマイです。 Tシャツ マーブンクロンの4階にアホなデザインのTシャツを売っている店があるので是非のぞいてみよう。ただし1枚95バーツするので少々お高い。日本人でもわかる程度のアホらしさなので、親しい友人に買って帰って顰蹙を買おう。
![]() ほんの一例
タイの酒といえば「メコン」である。タバコは「クロンティップ」か「サイフォン」。後者はメンソールである。これらは重かったり嵩張ったりするので空港の免税店で買いましょう。ただしドンムアン空港の数ある免税店でもこれらを販売している店は1〜2ヶ所しかない。余談ではあるが「メコン・スペリオール」と称するふつうよりチョット高くて箱に入ったなんとなく高級そうに見えるメコンも売られている。帰国後、知人らと飲み比べてみたところ全員が味の違いについてわからなかった…やはり「メコン」は「メコン」なのである。 |