++最近のWaka++


 3歳半(修正3歳4ヶ月)

市の3歳半健診に行く。

問診で、まだおむつだと書いたせいか、小食だと書いたせいか、それとも雨だったので皆さん、お暇だったせいか、ものすごくかまわれた。
2時間半、ほとんど待ち時間なしで、あちらこちらへまわされた。

まず、視力。最近、斜視がでてきたかなぁと思っていたので、そのように書いたら、助手さんがなんだか走ってきて「気になるんですかっ!検査技師の方に見てもらいますかっ!」とすごい勢いで話すので、とりあえずお願いした。
結局、左目の視力が右の半分くらいしかでていなくて、間欠性の内斜視の疑いあり、ということだった。驚いたのが、その話をされる時の検査技師さんの気の使いよう…。とても言葉を選んで、すごく困ったように話を進めていく。こちらは、予想していたことなので、驚くこともなくあっさり受け入れるので、それもとまどったようなので、なんとなく「未熟児だったので、視力や斜視のことは気にしていたので大丈夫です。気になるので、そろそろ生まれた病院の眼科を受診しようかと思っていました」と言うと、目に見えてホッとしたようで、「じゃあ病院への紹介の紙は出しませんね」と言って、目は終了。

疲れたのは次の身長と体重測定。和花の体を見て体重計の目盛を見るなり、聞こえよがしに「この子、ものすごく小さいよ」と2人でこそこそ話す。聞こえるように言うかぁ!(-_-)ちょっとムカッとしながら、内科へ。こちらを一度も見ずに、カルテを見ながら身長と体重を、グラフと照らし合わせている先生の顔が見る見る険しくなり、眉間にしわを寄せながら、「お母さん、これはむちゃくちゃ細いよ。これは…」
これで頭にきた私。「わかってます。未熟児だったんです。これでも大きくなったと、よく大きくなった方だとほめられますけど!」と、ついきつい言い方をしてしまった。そこではじめて、こちらを向いて和花を見て、「そうか。そうか。それなら、うん、うん」と妙に安心したような顔になる先生。それでもまだ、「この腕、肉がないよ。骨の上に皮がのってるだけだよ。牛乳飲んでる?牛乳飲んだら大きくなるから。うちの子は牛乳で身長が伸びて私よりも大きくなって云々」……何が言いたいんだぁ〜(-_-;)
その後も歯科健診では、アゴが小さいから、乳歯の今も既に歯が重なってるし、永久歯も歯並びがガタガタになるとしつこく言われ(わかってるっちゅうの!)、発達チェックでは、なんだかんだと言われ、生まれた病院で定期的に発達について健診を受けているからいいというのに、「せっかくだから、心理を受けて」と心理テストにまわされて、終わった時には2時間半経過。夕方になっていた。
もう、もう、保健センターなんて二度と行くもんか。とココロに誓う。

生まれた時、退院した頃、1歳まで、歩くまで、それぞれに、思うところがあったけれど、それ以降は和花も順調で、私の気持ちも比較的落ち着いて、周囲の人ともフツウに会話ができるようになっていたのに、ここへきて、また気分が落ち込む機会が少しづつ増えてきた。
小さいのはわかっていて、それでも順調に大きくなってきて、特に持病があるわけでもなくて、発達の遅れもそれほどではなくて、もう気にすることはあまりないだろうと、周りの人から言われ、そうなんだと思うようにして、そのように話をするようにもなって。周りの人達から「なんの心配もないね」と言われ、「そうだね」と答え…。
そういう会話が、少しづつ少しづつ、心に澱のように溜まって行くような…。少しづつ少しづつ、私は気持ちが落ち込むようになっていく。こっそりと、誰にも気づかれないように落ち込む。

和花は、元気だし、発音は怪しいながらもよくしゃべるし、歩き方は多少怪しくてもちょこまかとよく動くし、いたずらもするし、わがままも言うし、可愛いこともするし、前転もできる。もう十分『ふつう』。心配することなんて何もないでしょ。
身長が90センチ無いことも、体重が9キロからちっとも増えないことも、足のサイズが13.5センチなのも、あの手この手いろんなことを試してみても、本人は食べる気があってもやっぱり食べる量が少ないことも、小さくて軽いから、お友達とちょっとぶつかっただけでもふっとんで転んでしまうことも、食べ物が上手く手でつまめない時に、手を使わずに顔から(口で)直接食べることも、手ではなく口を使ってモノを持ち返ることも、足の指に鉛筆を挟んで絵を描こうとすることも、体操教室で、簡単なことだけどできない時、指を加えて少し離れた処から黙って見つめていることも、家に帰って1人で何度も何度も何日も何ヶ月もやってみてること。

どーってことない。

全然フツウだし。気にするなんて、あきれちゃう。ばかじゃないかしら。いつまでも過保護なんだから。
そう言いたげなあきれた表情を見たとき、
「大事に、大事に箱入りで育ててください(-_-)」と友人(知り合い?)に言われたとき。

きっとそうなんだろうなぁと思う…思ってる…思うようにしてる…かな。

足が小さくて体重が軽いと、ふんばれないから、子供の集団の中に入ると人形のようにフラフラとあちこちぶつかってクルクルしてる。そうやって慣れていくんだろうけど、慣れる前に大怪我しなかったらいいなと思う。他の大きな子と同じようにすべり台の上でドンと押されてフラフラしているのを見ると、落ちないで!落とさないで!って駆け寄ってしまう。タオルを両手でつかんでひっぱり合う遊び、つかんだタオルを強く握ることができなくて、ひっぱれないのを、なんでこれがわからない?と首をかしげて
何度も教えてくれる体操の先生。なんででしょう。力を入れて握るということがわからないって、不思議ですよね。

これから幼稚園に行くようになって、小学校に行くようになって…。こういう場面が増えるのでしょう。それまでには親も子もそういう状況に慣れるのでしょう。
どーってことない。

以前、小児神経の先生に言われた「ものすごく不器用な子ということになると思います。皆がフツウにできることができないんです。できるまでにとても時間がかかるでしょう。小学校に行く頃はお母さんも和花ちゃんもかなり辛いですよ」と言われた意味が少しわかるようになってきた今日この頃です。




生まれるまで / NICU / 退院してから / お姉ちゃんのこと 


home