平成15年 2月23日(日)
 子供を駅に送り近くの池へ、マガモ・ホシハジロ・バン・カワウを見る。途中までS優先のため露出不足、常にファインダーのデータを確認する必要がある。
 9時半ごろにいつものカワセミポイントへ、しかし昨日からの雨で若干の増水と薄濁り、これではカワセミが魚を見付けられないであろう。しばらくすれば川も澄むかと、3川が合流して広大な中州ができ公園やグランドが整備されている初めての場所へ行く。ロクヨンを一脚に付け肩に担いで雨上がりの地道を鳥見する。ヒヨドリ・モズ・ホオジロ・カワラヒワ・カワウ・カルガモ・マガモを見付けるがカワセミもヤマセミもめぼしいモノは見付けられなかった。
 11時すぎから再度1時間ほどカワセミポイントで待つが現れず。
 あきらめて帰宅する途中の畑でカワラヒワの大群がハコベの実を食べていた。車を止め撮っていると突然一斉に飛び立った。びっくりしてファインダーから目を離して見るとハヤブサが猛スピードで突進してきた。鳥は捕捉できずあっいう間に飛び去ってしまった。しかし「ほおひげ」のような黒斑が目に焼き付いた。
 帰宅して裏庭を見るとミカンの木にメジロが来ている。残ったミカンに穴をあけて盛んにつついている。仲間が来ても追い払い独占している。いいところを撮る。突然ヒヨドリが乱入、メジロは算を乱して逃げる。ヒヨドリもミカンがお目当て、しばらく食べて近くの枝に止まるがメジロが来ると羽を振るわせて威嚇する。
 今日は鳥見で収穫は少なかったが自宅でメジロ・ヒヨドリの収穫が多かった。確認はできなかったが隣の木でアオジを見たような。

平成15年 2月15日(土)〜16日(日)
 15日は久しぶりの快晴、朝早くからカワセミポイントへ、周辺に霜が真っ白に降りている。初めの頃は光量が足りずISOを上げていたが彼女はあまり朝早くは来ない。途中から十分日が照りだし暖かくなってやって来た。飛び出しモノを狙うが翼が開かない。一度も魚を捕れない彼女が途中であらぬ方向に飛んでいった。道路沿いの溝である。巣穴であろうか、それとも他の餌を探してか。遠くでチョウゲンボウがカラスに追い回され、やがて追っ払われてしまった。かわいそうに、自然の掟とはいえカラスに腹が立つ。周りでヒバリが飛びながらうるさいほど鳴いている。何を思ったかツグミが餌を探しながらすぐ近くまでやって来たのでゲット。彼女がやっと魚を捕った。かなり大きな獲物で用意した止まり木に止まれず護岸に止まる。水中からの脱出と止まりモノをゲット、S優先で撮ったが非常に鮮明に撮れた。絞りが1段稼げたためか。

 16日は昨晩から昼過ぎまで雨、カワセミポイントは濁増水で彼女見えず。周辺を車で流すが特に撮るモノなし。
 2時頃雨が上がったのでロクヨン担いで近くに鳥見、ナントすぐ近くの鉄道沿いで以前から撮りたかったコゲラとヤマガラがいるではないか。薄暗く枝が邪魔するが一脚を立てて撮る。途中からシジュウカラも加わりスポット測光に変えて撮り続ける。昼に飲んだアルコールと重いレンズと上を向くアングルのせいで呼吸が荒く喘ぎながらCF満杯の51枚を撮りきる。近くでもグッドポイントがあるものだ。

平成15年 2月 6日(土)〜14日(金)
 6日(木)昼休みに第二カワセミポイントへ、メジロ、ジョウビタキ♂をゲット。カワセミは撮れず。

 8日(土)はカワセミポイントへ行くも周辺農作業で騒がしく2度ほど姿を見たのみ。帰宅後自宅周辺でシジュウカラとジョウビタキ♂をゲット。隣家びわの木にメジロが来たがS優先で光量足りず。

 11日(火 建国記念日)10時前にカワセミポイントへ、天気悪く途中から雨、車の中で影響ないが伝い水が少し入る。彼女サービス良いが光量及び腕のため飛びモノ撮れず。初めてペリットを吐き出すところをゲット。

 13日(木)通勤前及び昼休みに第二カワセミポイントへ、寒い早朝、アオサギが高い電柱の上で日光浴、コサギ、チュウサギ、モズのペア及びいつものジョウビタキ♂をゲット。梅の花が咲き始めたが鳥がうまく止まらない。

 14日(金)通勤前に第二カワセミポイントへ、水道揚水施設周辺でいつものジョウビタキ♂、ヨシの枯れ枝や堤防上の植木等で戯れるところをゲット。少し離れた堤防上の林の枝でキジバト数羽が寝ているところをゲット。

平成15年 2月 2日(日)〜 4日(火)
 三重県伊勢志摩方面へ鳥見を兼ねて温泉旅行、榊原温泉の定宿では期待したカワセミはついに現れず、セグロセキレイ、カイツブリ、シロハラをゲットしたのみ。途中の雲出川河口から志摩の定宿までの間でウミウ、カンムリカイツブリ、ユリカモメ、オナガガモ、チョウサギ(?)、マガモ、ホシハジロ、バン、タゲリ、チドリ、ハマシギ、カワラヒワ、ジョウビタキ♂をゲット。
 当初予定では野鳥の森で鳥見する予定であったが道を間違えて行けなかったのが心残り。帰宅後午後にいつものカワセミポイントへ出かけ飛びつきモノをゲットした。

平成15年 2月 1日(土)
 1月最終日31日の金曜日、勤務時間前7時45分に第2のポイントへ、今日もジョウちゃんは出てこない。まんまるジョウちゃんどこいつたの!昼休み、風も冷たいことから車で同じポイントへ、カワセミちゃんは撮る前に逃げてしまった。ジョウちゃんの代わりにツグミが枝に止まっていた。警戒心の強いツグミが直ぐ近くで撮ることができた。PCで確認すると、かなりシャープ、サンニッパに2倍テレコンでも近ければそれなりに撮れるようで、自信を得た。

 2月最初の土曜日、待ちかねた鳥見、8時過ぎには現場へ、かなり寒く小雪が舞う。現場ではやはりカワセミちゃんが止まっていた。申し訳ない、また追い出していつものポイントへ車を止める。準備する間もなくカワセミちゃんふたたび登場、後ろ窓を開けると逃げて下流橋の向こうへ、久しぶりにダイブ、グランプリ作品と同じアングルで数枚撮るがボケる。
 教えてもらった小道具として、近くに落ちていた枯れ枝をカワセミちゃんのお気に入りの場所に置く、まもなくカワセミちゃん登場、しばらくして早くも枯れ枝に止まる。直前を1枚ゲット。やはりブロックと違って絵になる。数枚ゲットと間もなくフンをブチュー。良い場面をゲット。数回ダイブ、枯れ枝というポイントがあるので焦点が合わせやすい。これ絶対お勧め!こんなにゲットしたのは初めて。
 途中、川向こうの畑にハトよりやや大きめの姿を発見、双眼鏡で見るとチョウゲンボウのよう。2倍テレコンや川向こうへ歩いて数枚撮る。どうも♀のようである。また、橋より下流に川を横切る影発見、また段ボールが風で流されているのかと思いきや、違った動きであわててレンズを向け草むらに入る直前でシャッターを切る。液晶で確認するとシギのよう。証拠写真ゲット(後にタシキと確認)。
 満足して10時過ぎに帰宅。
 午後娘を駅に送った帰路、第2のポイントへ、相当風が強い中カワセミちゃんが川面近くの枯れ枝で揺れている。撮ろうとするが逃げて堤防のコンクリートへ、数枚撮って近づくがまたもや逃げられる。車中で待機しているとヒヨドリ数羽が網で防御した梅(桃)の木に群がっている。我が家のブロッコリーの葉を食べるぐらいたくましいヒヨドリ、防御網などなんのその、数枚撮ってしばらくすると、なつかしいまるまるジョウちゃん!よかった元気でいたんだ。サービス満点、直近で数枚ゲット。その後カワセミちゃんが現れるが警戒心強く撮れず。帰宅。
 でも、収穫の多い、良き日であった。

平成15年 1月26日(日)
 今日は昨日の反省で30分以上早めに現場到着、昨日以上に良い天気で風も弱いが寒さが厳しい。カワセミちゃんは車に驚いて逃げたよう。セッティングする間もなく彼女がやって来る。ダイブを始めたので初めて着地を狙う。2・3度失敗するが着地寸前をゲット、割といける!彼女はダイブのために少し位置を微調整する。ここでシャッターを切れれば飛びモノが撮れるのだが指が動かない。シャッターチャンスとはこういことか。
 彼女には珍しい羽繕い、でも大きく羽を拡げる訳ではない。でも、これまでにない被写体としてゲット、後から見ると恥じらいながら羽の内側を見せているよう。
 ややもして滅多にないホバリング、わりと長時間してくれたのだが残念ホーカスがマニュアルでピントが追いつかず。結果は中心で捉えているものの色の判別だけ。これで2度目。次回こそ。
 一段落して対岸にツグミが降り立つ。レンズを90度動かして捉える。結構よく動く。こちらを見て不審そうに首をかしげる。珍しい鳥ではないが、なかなか満足のいく写真は撮れない。数枚撮って終了。結構撮れたのでは。
 やや待って彼女ふたたび登場。今度はダイブ後の飛び出しを撮る。ちょっとアトピンながら1枚ゲット。10時頃帰宅。
 昼前、2階ベランダから裏庭を覗くと、そうぞうしいヒヨドリの声、見ると満水の雨水を貯めるゴミ用ペール縁に止まっている。あわててロクヨンを持ち出しピントを合わせる。と言う間もなくザブンと飛び込んで羽をばたつかせたかと思う間もなく縁に止まる。何と水浴びをしている。附近の仲間を追い払って、また水浴び、水深は自分の十倍以上でも水浴びができる。撮った私も得した気分。
 いつものアルコール入り昼食の後、インターネットを見て鳥バカフォトコンテストの結果が出ていることが分かる。コンテストHPで入賞作品のチェック、急に自分の応募作品が目に飛び込む。一瞬理解できず。再度最初から順番に見て自分の作品がグランプリを受賞したことを知る。妻と抱き合って喜び、実感が湧く。しきりに妻が内助の功を言う。なるほど、どの作品を出すか、タイトル・コメントを相談した。共同作品でもいい、とにかくグランプリ!信じられない。
 複数の画像掲示板を見ると祝福のコメント、ありがたいことです。でもプレッシャーになるのも事実、そんな実力ないもの。でも知人・友人にメールで自慢、こんなこと、滅多にない。最高の1日!関係者各位に感謝・感謝!

平成15年 1月25日(土)
 9時前にカワセミポイントへ、日が当たり光十分、現場に着くと既にカワセミちゃんが待っている。車を入れざるを得ないので彼女は逃げてしまった。いつもの場所に車を止めて準備しているとまた来てくれた。しかし、セッティング終了時には飛び去って1時間以上は飛ぶ姿は見たが寄りつかない。1回もシャッターを切れない。天気も曇ってきた。
 その間いつものチョウゲンボウが間近を飛び去る。遠くでヒバリの鳴き声がうるさいほど、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ホオジロ、ツグミを確認、瞬間近くの枯れ草に数羽のカワラヒワが止まるがカメラを向けるヒマもなく飛び去る。
 10時過ぎにやっとカワセミちゃんが来てくれる。飛び出しを狙うが最初は捉えることもできない。しかし、何となく飛び出しの瞬間が分かりそう。ピントをどう合わせるか。今のところ羽をすぼめたものが多い。ダイブ後を数枚撮るが1枚もう少しピントもの。コサギが川辺を歩いてこちらにやって来る。これはデジタルで初ゲット。遠くをトビが飛んでいるのを狙う。これはスポット測光にすべきであったがマルチで露出不足。11時過ぎに帰る。途中、池に寄るが釣り人がいて遠くにしかいない。

平成15年 1月24日(金)
 早朝、妻を駅に送って二つ目の近くのカワセミポイントへ、やはりカワセミはいない。しばらくすると、いつものジョウビタキ♂が出迎えてくれた。今日はサンニッパに2倍のテレコン、ジッツォの1脚で撮影。背景や周辺の事物に注意して撮る。まだ蕾が固い梅の木に止まった時、杭の上に止まった時など30枚程度を撮る。その間、電線上のツグミと竹林のメジロ及びヒヨドリを撮るが遠方と光の関係で十分なモノは撮れず。
 昼休み、そうそうの昼食後に同様の機材を担いで徒歩で職場から同一場所へ、時折アラレと強風が吹く寒い気候、現場で探すがカワセミは見えず、しばらく川に沿って歩くと足下近くからカワセミが飛び出す。しばらくして水路暗渠上に止まる。2枚シャッターを切るが少々遠い。目を離した隙に居なくなる。時間の関係で焦るが、附近にモズ♂を見付けシャッターを切る。急いで職場に帰り汗ばむ。 

平成15年 1月19日(日)
 朝9時過ぎに昨日と同様のポイントへ。今日もカワセミお出迎え。今にも雨が降りそうな暗い天気、アルミ三脚にクイックシューを付けてセッティング、ちょっと高すぎるか。自由雲台を考えよう。
 昨日インターネット投稿で教えてもらった「飛び立つ瞬間に羽がすぼむ」を実施してみる。羽がすぼむ瞬間をなかなかつかめずシャッターを押したときには被写体がファインダーの外、1枚だけピンボケながら完全な構図を得る。もう少し練習が必要。ダイブで魚を捕らえ着地したカワセミを撮る。魚が暴れて水滴を払う余裕がない状態。お腹に水滴が多数付着している。
 待機中にカワラヒワが近くの雑草の種を食べに止まる。雌雄を撮ることができた。ただ、全体に光量不足でISOを400にした(実際は500になっていた)。途中チョウゲンボウが遠方を飛行し急降下して降りた。
 10時30分頃まで待機したが、今日はあまりレンズの前に現れてくれない。帰り支度をして運転席に座り、後方のカワセミポイントを見ると、あららカワセミちゃん!あわてて撮影準備をしてダイブと同時に後部窓を上部へ開け広げると、カワセミちゃんは大きな魚をゲットし、タイミングがずれたか私の車右前方直近の杭に止まる。またまたあわててキーを回して後部電動窓ガラスを開く、そこからレンズを出して数枚撮る。枯れ草の中なのでAFでは難しくMFで合わせて撮る。これだけ直近も初めて。飛びモノはダメだったが、止まりモノでいいまのが撮れた。
 11時前に帰路途中の畑でムクドリを撮る。

平成13年 1月18日(土)
 夜半の雨を心配したが何とか上がって、朝9時過ぎにいつものカワセミポイントへ!すでにカワセミがお待ち。車の接近で逃げる。
 今日は古いアルミ三脚を車の荷台にセットし600mmを付けてみる。今までドアとタイヤで固定していたのに比べ安定と操作性が向上した。ただ、セッティングと取り外しに手間取るのでクイックシューを付けようと思う。
 いつもの♀が橋の下流側に止まり、しばらくすると橋桁に止まった。証拠写真として1枚パチリ。その後定位置に、ダイブを開始、飛び立ちに併せてシャッターを切るもボケと体切ればかり、そこで水面に併せて潜水後のカワセミを狙う。なかなか潜水地点にフレームを合わせることができない。着地の瞬間を狙ってやっと瞬間を1枚、そして、日が照り出した時間帯で1枚ゲット、これが偶然ながらドンピシャで魚をくわえ飛び出した瞬間、これまでのベストショットになった。
 待機中、いつものようにホオジロが近くに寄ってきて写す。また、低く飛行して対岸遠くに着地した鳥発見、カラスとは異なる飛び方、双眼鏡で覗くとチョウゲンボウに特徴的な背中を見える。撮りたいが遠すぎる。
 11時前に終了し帰宅。
 14時30分に散髪へ、店にカワセミシリーズで作品5点を展示してもらうことにした。
 ベストショットをノートリとトリミングの2種インターネット掲示板に投稿、さすがに自慢の作品で評判がよかった。アンシャープネスはかえって作品を落とすとの助言を得る。