3月 2日(日)
 朝方は曇り時々晴れの天候ながら前日からの激しい雨でカワセミポイントはやや増水し濁っているため待機をあきらめ(途中の水田でケリをゲット)第二ポイントへ、ジョウビタキが梅の花の中で出迎えてくれる。しかしカメラポイントへは出てこないため花の中で撮る。途中で水門上にカワセミを発見するが思いがけないためシャッターチャンスを逃す。
 用事で一旦帰宅した後、三川合流へ行くつもりで再度鳥見に出発、途中で気が変わりハンドルを左に切って1年前にルリビタキを撮ったことのある少し離れた池のある公園へ。 駐車料が800円だと思っていたが600円で駐車し、ロクヨンに一脚を付けリュックを担いで出発、天気が回復しジョギング、花見客が多い。同じ駐車場でカメラバックの夫婦連れに会う。花を撮るという、夫婦でうらやましいと言うと奥さんは荷物の見張り番とのこと。
 途中、遠くでモズ、ムクドリ、ツグミ、カルガモ、セグロセキレイ、ハクセキレイ、キイロセキレイを見る。林に入ってシジュウカラ、エナガ、メジロ、コゲラ、ジョウビタキを撮る。近すぎてロクヨンAFでは操作が難しく不向きで満足のいくモノは撮れない。川沿いでビンズイをゲット(後チェックでは日陰、もう少し待って撮ればよかった。反省点)、 結構同好の士が多い、望遠レンズや三脚を持った人が多い、中でデジカメにスコープを付け手持ちで撮っている人と話す。自分でアダプターを工夫してケラレを防ぎシャッタースピードは落ちないとのこと、また朝方ルリビタキに餌を与えている人を見たとのこと、カワセミが朝方及び夕方に近くに飛んできて釣り人近くに止まるとの情報をくれた。
 前回ルリビタキを見かけたところでも影はなく、梅林は昼時で観光客が多く撮影不可、しかたなく池を回って前回釣り人が居た付近まで行くと、何とカワセミが居るではないか。ファインダーでのぞくときれいな雄である。ダイブして止まるのを近づいて一枚、更に近づくと「キーキー」と鳴いて近くの柳の木に止まる。すだれのような枝に邪魔されてAFが利かずMFで数枚撮り再度近づくと逃げて少し遠くの木に止まる。汗まみれになって追いかけて撮ることを繰り返し、やがて茂みの方に行ってしまった。
 成果なしかと気落ちしていたが、これで少しは元気が出た(後チェックで岩に止まったカワセミ君が居たが全く記憶にない。多分、最初に興奮して撮った1枚なのであろう。)
 引き返して管理棟近くの紅白梅の花近くで数人がメジロを撮っていた。私も撮ったがロクヨンでは大きすぎ、結局良いモノは撮れなかった。
 昨年ルリビタキを見かけた場所へ来ると一人の同好の士が三脚にカメラを付けて待機中、聞くとルリビタキを見かけたとのこと、断って仲間に加わり待機する。しばらくしてルリビタキ雄が姿を現す。警戒して明るいところへは出てこない。付近を通る人が立ち止まっては見たり双眼鏡でのぞいて感嘆の声を上げる。益々賑やかで彼は暗がりをあっちこっちしている。ISOを400に上げて1/100-200で撮る。モニターで確認すると割と明るく写っている。
 しばらくすると茂みから出て近くの開けたところに飛んだ。日光が良く当たり朽ちた切り株上の彼を最善の状態で撮る。CFが一杯になり最初の頃のモノを消しながらとり続ける。近くでシロハラを見るが垣根の向こうで撮れず。垣根のこちら側でシメが餌を採っているのを撮る。
 14時30分を過ぎ朝昼食もそこそこに重い荷物を持ってうろつき疲労したので車まで帰る。途中の道の長かったこと。でも、今日は相当の成果をモノにでき昨日のストレスも吹っ飛んでしまった。再度カワセミポイントへもと思ったが疲れもあり帰宅した。