就業規則

労務管理

就業規則は、労務管理の基本となるものです。
しかしながら中小企業において、意外とおろそかにされているのがこの就業規則です。
就業規則は、常時10人以上の労働者を使用する事業場に労働基準法により作成が義務付けられてますが、 就業規則を整備する本当の目的は「スタッフが安心して仕事に打ち込め」「会社の業績を上げる」ためにあります。
良い人材を集め、上質な顧客サービスを行うためには、労働条件において正しいルールを定め、 それを正しく運用することが絶対条件となります。
これは、優れた経済活動を行い、観光客も多く訪れる国々が、すべて安定した法治国家であることをみても明らかでしょう。
当事務所では、それぞれの業界の特性とお店の状況を吟味し、貴社にとって最適な就業規則つくりのお手伝いをさせて頂きます。

人事評価

『正当に評価されていない・・・。』
従業員さんから、よくこのような悩みを頂戴します。『社長は好き嫌いで昇給や昇進を決めている』と。 しかし、実際に社長に確認すると、決して好き嫌いなどで判断している訳ではなく、 きちんとした判断基準に乗っ取って決めているとのこと。
しかしながら、従業員さんには、なかなかそれが伝わらず、フラストレーションは溜まる一方。 自分の実力ならもっと高い給料をもらってもいいはずと、ある日突然辞表を提出。 特に優秀な従業員さんほど、こういった傾向があるようです。

採用難の今、優秀な従業員の離職は即、会社の業績悪化につながります。
優秀な従業員は会社の宝です。
その宝を、ほんの少しの誤解の為に手放すのは絶対に避けなければなりません。
きちんとした評価制度を導入し、昇給と昇進の条件を社員全員が目に見える形で示してやることで、 従業員のモチベーションアップにつながり、さらには会社の業績アップにつながります。
弊所では、中小企業に最適な人事評価制度のシステムを用意しております。
中小企業でも、すぐに運営を開始できるように、シンプルでありながら、必要十分な評価内容を有しています。
また、従来のような紋切り型の人事評価ではなく、心理学を応用した『褒めて伸ばす』人事評価制度で、自分で考え、動くことが出来る従業員を育てることを目的とします。
さらに、業種ごとに最適な昇給制度を提案し、従業員のモチベーションアップと離職率の低下を実現し、 会社の業績アップに繋がる人事評価制度であり、幅広い業種の事業主様からご指示を頂いております。

労働保険・社会保険

昨今、ブラック企業問題等が大きく報道されていることを背景に、 応募者が就職先を選ぶ際の条件として、健康保険、厚生年金といった社会保険制度への加入状況は賃金と同じくらい重要な判断材料となっています。 良い人材を確保するために社会保険への加入は最低条件とも言えます。
労働保険、社会保険に関する相談、指導、各種手続きの代行はお任せください。

労働トラブル相談

昨今のインターネットの普及により、労働者が一定の法知識を入手しやすくなっていることから、使用者とスタッフ間との労務トラブルが増えてきています。
トラブルの元となる問題を事前に取り除くのはもちろんのこと、実際に起きてしまった労働トラブルに大しても、速やかに対処し、最良の解決法をアドバイスさせて頂きます。