Vベルトは緩みを生じやすくこまめなメンテナンスが必要となり、交換時期は2〜3万kmです
リブドベルトは4〜5万kmは使用できます、
調整などのメンテナンスをすると、もっと寿命を延ばすことができます
ベルトが劣化したり張りが緩むと、始動時や加速時に「キュルキュル〜」といった異音がでます
この様な異音がした時はただちにベルトのチェックし、調整または交換が必要です
そのまま使用すると、ベルトが硬化し調整しても音が消えないことがあります
また、駆動力の低下による不調や「ベルト切れ」の原因となります
ベルト鳴き(スリップ) 始動時や加速時に「キュルキュル〜」ときには「ギャー」といった大きな音
ベルトの張り不足が原因の一番です
ベルトの表面硬化による鳴き(調整してもしばらくすると鳴く)はベルトの交換が必要
ベルト自体の伸縮不足(調整しても鳴く)ベルトの交換が必要
プーリーの錆(判り難いが、新しいベルトを換えてもすぐに鳴く、またはしばらくして鳴く)
この様な場合はすべてのプーリーとベルトの交換が必要です
自身での交換、調整
交換作業自体は難しくはありませんが、張り過ぎると各機器のベアリングの損傷を誘発し、
緩すぎるとベルトがスリップします
ある一定の力でベルトの背面をおして、普段から点検して張り具合を覚えてください
交換の仕方
1 アジャスターボルトをゆるめて取り外す
補機の固定ボルトを軽くゆるめめ、アジャストボルトを目一杯ゆるめますめます
ベルトを握って引き上げて張りをゆるめます
ベルトを空回りさせるようにしてプーリーからはずします
2 劣化症状は裏面で見る
ベルトを裏返して点検します
装着したまま見た時よりもとヒビ割れよく判ります
3 プーリーの点検
プーリーの溝部分のつまりや錆の点検をします
錆が見つかればペーパーで磨く又は交換する
(ベルトの消耗が激しい時や交換してもすぐにベルト鳴きがする時は交換する方が良い)
4 ベルトを取り付けて張りを調整する
新品のベルトを最後に取り外した順に取り付けます
駆動側のプーリーに引っかけ、プーリー溝に添わせて回してはめ込みます
全てのベルトの取り付けが出来たらベルトのを張りを調整ます
張りすぎ、ゆる過ぎに注意をします
5 アジャスターボルト、固定ボルトのしめつけ
ゆるめたボルトを忘れないように全て締め込みます
|