バッテリー交換時の不調・不良 |
バッテリー交換した後、エンジンの不調やパワーウインドの不良の相談が頻繁にあります
これは、故障ではありません コンピューターがバッテリーをはずした結果、初期化されたためです
対処方法 |
エンジン |
10〜20分程度アイドリングを続けると学習機能が働き、
元の調整状態が復元されま |
パワーウインド |
各ドアの各々のパワーウインドスイッチをUP操作をしガラスが全閉停止後、
さらに1秒以上スイッチを上げたまま保持します
ウインドが閉じきられている場合は、一度下げてから、上記の作業をしてください |
最近の車のバッテリー交換時の注意・交換方法・バックアップの説明はこちらから
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バッテリー交換時期 |
・バッテリーの寿命を見極める方法は使用期間と使用状況から判断するというものです
バッテリーの寿命は、使用状況によって大きく変わってくるものですが
2〜5年がその目安となります
・エンジン始動時のセルモーターの回り方が弱々しい時は交換時期でしょう
始動性能が低下してセルの勢いが弱くなっています
・バッテリー液が少なくなる(早く減る)と交換時期です
バッテリー電圧の降下大きく、充電が繰り返されるためにバッテリー液が減ります
・停車時のアイドリング時にヘッドライトが暗くてふかせば(回転をあげると)明るくなると
バッテリーの電気容量が少なくなっているためです
注:下記のように新品のバッテリーでもアイドル時と2000rpm時との電圧差のためひ明るさに変化はあります
新品のバッテリーの電圧は12.5V〜13Vです
このようにバッテリーの電圧を計測すれば、バッテリーの状態をはかり知ることが出来ます
エンジン始動後の電圧を計測すれば、オルタネーターの発電状況も確認することができます
(アイドリング時は約 13.5V エンジン回転を2,000rpm前後で14V〜14.5V)
バッテリーが2年を過ぎると時々バッテリーテスターで計測して見ましょう(無料点検が多い)
バッテリーテスターで調べると寿命がちかいバッテリーを判断できます
カルシューム・バッテリーは測定できない場合があります
カルシューム・バッテリーは突然死することがあり、寿命がちかいバッテリーを判断できません
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バッテリー交換方法 |
@保護メガネとゴム手袋を着用します (爆発と希硫酸に侵されないように)
AエンジンキーはOFFにします
B−(マイナス)ターミナルをはずします、次に+(プラス)ターミナルをはずします (ショートを避けるため)
Cクランプのナット緩め取り付け台からバッテリーをはずします
Dバッテリーを取り付け台に置きクランプのナット確実に固定します
E+(プラス)ターミナルを取り付けます、次に−(マイナス)ターミナルを取り付けます
取り外しの時と取り付けの時の順番は逆です
バッテリーは非常に危険なものです取り扱いには注意しましょう
バッテリー液が眼に入ると失明する事があります
バッテリー液が皮膚に付くと火傷やただれる事があります
バッテリー液が被服に付くと腐食して破れます
バッテリーから水素ガスが発生し爆発の危険があります
バッテリー液が付くとすばやく水洗いして、被害を最小限におさえてください
バッテリーの側で火気を使ったり、ショートさせたりすると爆発する事があります
バッテリーの爆発は希硫酸液の爆発を伴い、非常に危険です
また、後で述べるブースターケーブルの+-の逆接による爆発事故も多く見受けます
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ブースターケーブルの接続方法 |
ブースターケーブル接続順序
一本目(赤いコード)
(1)故障車側+端子
(2)救援車側+端子 |
二本目(黒いコード)
(3)救援車側−端子
(4)故障車側エンジンアース線端子
(取り外し順序は接続順序の逆です) |
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