タイヤの保管 ・管理

(スタッドレスタイヤの保管のしかた)
   
  タイヤの保管 7つのポイント
 
 水分・湿度を避けて保管  油分(オイル)が段々抜けてしまい、コンパウンドが硬くなります
 直射日光・高温を避けて保管  オゾンにさらされることで、タイヤのゴムは劣化します
 ホイルを組んだままで保管  タイヤの型崩れを防ぎます
 空気圧を下げて保管  タイヤの緊張をほぐします ゴムの張りが継続されるとストレスが残ります
 平積みで保管  タイヤの変形を防ぎます 接地面(ラックの場合パイプ接触点)のみに圧力がかかります
 水洗いして保管  融雪剤や油脂がゴムの劣化とホイールの錆を招きます
 ダンボール等をタイヤの下に置いて保管  床からの水分の遮断・床への着色を防ぎます
 
 

スタッドレスタイヤと夏タイヤの比較
 
スタッドレスタイヤは夏タイヤに比べて    
 排水性能に劣る  耐ハイドロプレーニング性能がが夏タイヤより劣る トレッドパターンの違い
 ブレーキ性能に劣る  雪やアイスバーンに適した柔らかいゴムで雪路以外の道路では摩擦力が低い
 燃費が悪い  転がり抵抗が高く燃費が悪い

     雪路以外ではすべてにおいて夏タイヤに比べ性能が落ちます 最適な時期に夏タイヤへの交換をお勧めします

     ハイドロプレーニングとは、自動車などが水の溜まった路面などを走行中に、タイヤと路面の間に水が入り込み、
     車が水の上を滑るようになりハンドルやブレーキが利かなくなる現象。

 



 

 
   

窒素ガスの利点(ドライ窒素)


 タイヤ内部の空気は、ゴム分子の隙間に入り込んだり、くぐり抜けます。
 これがの空気圧が下がる原因になります。

そのメカニズムを紹介します
 空気中の成分は右図のようには約78%の窒素、約20%の酸素
 活性ガスである酸素は動き廻り、ゴムの壁(ゴム分子の格子)を突き抜けます。
 不活性ガスである窒素は、酸素に比べると分子の動きが遅く、
 ゴムの壁を通過しにくいという性質があります。

 タイヤ内部の空気を全て窒素にすると、20%含まれていた酸素の分が
 通過しにくくなるので、 空気圧が下がりにくいと訳です。

 タイヤの内部には、スチールワイヤーなどの金属が使われています。
 これらの金属は ゴム分子の隙間を通過した酸素分子が金属と反応して
  錆びることも有ります。
 ゴムと金属が分離しそこに空気がはいる、この現象をセパレーションといい
 高速走行中にタイヤがバラバラになたり、タイヤが膨れる現象です。
  しかし、窒素分子は金属と反応しないため、錆は発生しません。

1.タイヤの内部圧力変化が少ない
 窒素ガスはタイヤの温度上昇による内圧変化が少なく。
 それにより長時間の連続走行でも安定した走りを得ることが出来ます。

2.タイヤ&ホイールの寿命延長
 窒素ガス(ドライ窒素)は水分や酸素を含まないためタイヤやホイールの腐食(酸化)
 を防止します。  

3.ロードノイズの低減
 窒素ガスは空気よりは音の伝達速度が遅いため、空気共振によるロードノイズの
 低減します。  

4.燃費の向上
 窒素ガスは長期間タイヤの内圧が安定し、そのためタイヤの摩擦係数等が安定
 しているためロスが少なくなり燃費の向上へと繋がります。

 

乾燥空気の主要成分
成分 化学式 体積比
/%
重量比
/%
窒素 N2 78.084 75.51
酸素 O2 20.946 23.01
アルゴン Ar 00.934 01.286
二酸化炭素 CO2 00.032* 00.040*
窒素ガスの活躍場所
 レーシングカー
 航空機
 札幌地下鉄
 東京モノレール
 埼玉新交通
 金沢シーサイドライン
 大阪南港ポートタウン
 大阪モノレール
 六甲アイランド(神戸)