第13回はばたけ杯争奪交流大会

2006年9月10日
場所 長岡京市西山公園体育館 他
主催 長岡京市バレーボールスポーツ少年団
主管 はばたけ杯実行委員会




京都ということもありこの日は早い時間に起床。

仕事に行く時などは2、3回揺り起こされても起きない私ではあるが

遠征となると不思議と目もパッチリあいてしまう(笑)

この日も目覚ましが鳴る少し前に自力で目が覚めた。

グッド時間に目が覚めた自分にもビックリしたが窓に差し込む赤々とした

光にもっとビックリした。火事!!と思ったが朝焼けの光でした。

こんなに赤々とした朝焼けは見た事が無かったものでなにか不吉めいた気持ちを

持ってしまった。阪神・淡路大震災の時も朝焼けが出ていたとか謎の発光体?を

見たとかの目撃証言があったというのを思い出した頃ふと時計を見ると

・・・・・午前5時46分。ビビりました。


63チーム(男子チームさん含む)の参加のもと大会がおこなわれました。

2セットマッチの予選2試合。4チーム1ブロックのうち上位1チームが

はばたけ杯トーナメントに進みます。

予選1試合目

自分達のミス失点をできるだけ出さないで勝利してほしかったが

2セット合計失点数が16点・・・・。

まだ失点差の怖さをわかっていないようです。はばたけ杯の怖さを(笑)

その後対戦をおこなわない対角にいるチームさんが試合をおこない

2セット合計失点数が11点・・・・。この時点で5点の不利。

いくら予選2試合目を勝利したとしても失点差で上がれない可能性も頭に浮かぶ。

予選2試合目

さすがに選手も「やばい!」と思ったのか、慎重にプレーをしている雰囲気が伝わって

くるものの迫力に欠ける(汗)2セット合計失点数が5点・・・・。

これでなんとか上がれるか!との思いで対角チームさんの2試合目を観戦するも

中々失点もせず1セットも終盤になる頃には背筋にすぅーっと寒いものを感じた。

後で聞くところによればこのチームさんは福井県でも上位に顔を出すチーム

さんとの事でした。自分達のミスの重さをわかる経験となるのなら

この際失点差で泣く(上位トーナメントならず)のも良いか・・・

なんて思い始めたがなんとか上位トーナメントに進出決定できました。

さっ!こうなれば目指すは優勝!それに立ち塞がる相手さんの一つとして

奈良県の「五位堂」さんがおられます。

抽選してどこの時点であたるか?と気にしてましたが大会冊子をよく

見てませんでしたが、このブロックの1位はここと対戦。ってな風に

予め決まっていたのね・・・(汗)それを見ると準決勝戦で対戦する事になっていた。

今年これまで二度大会で対戦してどちらもフルセットもジュース近くまでいっての敗戦。

前回の近畿大会でも子ども達も「今回こそは!」と立ち向かったのだが惜敗・・・。

五位堂さんも例年この大会に出場されていることも存じておりましたので

「三度目の正直じゃ!」「リベンジするぞ!」の気持ちを沸々たぎらせてこの大会に臨みました。

(本当か? 汗)

決勝トーナメント1回戦、2回戦と勝利していよいよ準決勝戦。

(私もそろそろオヤジ応援団の輪に加わるか・・・・。)

本日はこれまで一度も声を上げての応援をしていない。この一戦に「気」を溜めてました。

しかしまてよ・・・としばし思考状態。今まで順調に勝ってきているのでここは縁起を担いで

このまま静かに見守ろう!!と。

やってくれました。1セット21−11で勝利!!サーブカットが問題なく上がれば

チーム全体のリズムも付いて来る。リズムがついてくれば決定的なエースさんのスパイクでも

拾い上げれるし、こちらも打てる。勢いで押し切ったという感じでした。

この調子で2セット目も!!と誰しもが思ったし願った・・・。

でも相手もさすが県代表の全国組さんです。サーブにしても狙いを変えてきたり

攻撃にフェイントを織り交ぜたりとリズムを作らせてはくれません。

1セット目とは形勢逆転したような試合。

予選試合と同様にこのトーナメント戦も2セットマッチ戦で3セット勝負は無し。

という事はもしこのセットを播磨ジュニアが落とせば得失点差勝負となる。

得点を大きく引き離されていくに従っていつの間にか選手も応援団も勝つことよりも

12点以上を取る事に心を奪われた。

2セット目12−21で負けるも、決勝戦へは播磨ジュニアが進む事となりました。

もし3セット目があればどうなっていたか解かりません。1セット目のように気持ちを

取り戻して勝利したかもしれないし、2セット目を引きずりながら負けたかもしれない。

どちらにしても過去2大会も3セット勝負にもつれていることを思えば

熱戦での勝敗になったことでしょう。

『試合に勝った!』とはいえるが『勝負に勝った!』とは言えん・・・。

という事で《リベンジ半分達成!》という事にしておきましょう!

あとの半分は出来る事なら・・・・出来る事なら!秋の近畿選手権大会で!!!!!!

頼みますよみなさん!!

決勝戦。

同じ兵庫県の美和さんが上がってこられました。



今年の丹有地区では敵なし状態の素晴らしいチームさんですね。練習試合では数セットと

お手合わせ頂いておりますがこのように大会で対戦するのは初めてでした。

優勝ということよりも「五位堂さんにリベンジ」色満載!で京都にやってきた選手に親たち

でしたのでそれが半分達成された後でのモチベーションが心配されるところでしたが

美和さんの全力でぶつかってくる気迫に圧倒されながらも頑張りました。

HPページでもお世話になっている前缶さん(前年度会長兼管理人)も気合入れて応援している。

負けずに私も!と思いましたが、いやいや・・今日はこのまま最後までじっと我慢で

見つめていよう!と1人ぽつんと静かに応援。

17−19くらいの形勢不利の状態から崩れずに勝ちきった1セット目は

本当に良かったぞ!これぞ『勝負に勝った!』という感じですね。

こんな勝負をおこなうという事は美和さんとも総合力では互角という事です。

次回の県大会に是非とも両チームとも出場して今回のような良い勝負を再戦したいものです。

その時は私も前缶さんに負けんように応援するでぇ〜!!




3位や準優勝と序々にではあるがそれなりの結果もついて来だしたこの大会にして

初めての優勝です。今後播磨ジュニアを語っていく上で『はばたけ杯を優勝した年代』として

今年のチームの子達を記憶に残しておきたいと思います。

みなさん!おめでとう!!!


優勝:播磨ジュニア
準優勝:美和少女VBC(兵庫県)
3位:五位堂(奈良県)
3位:大井(京都府)