サントリーカップ第26回東播予選大会

2006年6月11日(日)
場所 蓮池小学校 その他4会場
  



全国大会の東播地区予選がこの日おこなわれました。

この日ではあるが私の中ではこの日より数週間前からすでに

始まっていました。そう、抽選会の日から・・・。


現在ドイツFIFAワールドカップが開催されているがその予選グループ

の中でも言葉は悪いが『死のグループ』といわれるグループが毎回大抵

発生するといわれてます。今回はグループC(アルゼンチン、コートジボワール、

セルビア・モンテネグロ、オランダ)がその『死のグループ』といわれていますね。

話はバレーに戻るが、新人戦のフリー抽選でまさにその『死のグループ』といってもよい

中に入り1枚のこのサントリー東播予選シード権を争って敗退した播磨ジュニアでした。

新人戦でシードをもらった4チーム(優勝、準優勝、3位、4位)のみなさんは

この大会は準決勝戦まで対戦で当る事はありません。県大会のキップ4枚という状況でこの

4シードというのは非常に重要になってくるのであるがこれをもたない播磨ジュニアは

どこかのシードチームさんと県大会出場決定(ベスト8)までに対戦しなければいけない。

例年自分の心に言い聞かせ、また選手達にも事あるごとに言う言葉は

「播磨ジュニアの枠を引いたシードチームさんは県大会にはいかせない!」

そんなプレッシャーというかやる気をチーム全員が自らに科して頑張ってきました。

大会前日の練習終了後のミーティングにてそんなプレッシャー以外にも

もっとおおきなプレッシャーを監督より与えられてたね。

「連続県大会出場は当然ながら2年毎(ごと)に優勝をしているんやで!」と。

「昨年は残念ながら優勝できなかった。でも一昨年は優勝。」

「3年前は優勝できなかった。でも4年前は優勝」

「5年前は優勝できなかった。でも6年前は優勝」

「と言う事は、今年はなんや?」

「・・・優勝」(爆)

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新人戦以降頑張ってきたその結果が問われるこの大会です。

中学生(1年2年3年)のOGの保護者さん達も応援に駆(か)けつけてくれました。

各年代の保護者さんの顔を見るだけでその当時のこの大会の感動がよみがえってきます。

OG保護者のみんなはこの大会が播磨ジュニアの1年間の活動の中でも重要な大会という事を

自ら体験しているから!そしてこの大会の感動した場面が記憶に残されているから!

この大会にかける親子の頑張りを経験しているから!・・・応援したくなるのですよね。

ありがたいことです。感謝します。

また下級生の保護者さんはと言えば先輩保護者さんの県大会に向けての一丸となった

応援風景や上級生の頑張りに感動をして、我が子の時にもこの感動を味わいたい!

我が子にもこの感動を味あわせてやりたい!と心に残してくれる。

この良い連鎖(れんさ)が7年連続県大会出場に大いに関わっていると私は思います。

だからこそチーム一丸、ベストコンディションで迎えたかった・・・。

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開会式が終了し1回戦が始まろうとしていた時に、レフトエースの母が

救急箱をゴソゴソしていた。話を聞くとどうやらエースが熱があるようだと・・・。

「解熱剤がないかな?・・・と思って・・・。」(おいおい・・・)

昨日からどうも体調を壊していたようでエース自ら今朝体温を測ったらしく

それを親にも言わずに出てきたが、顔つきが悪いので自白した模様(大汗)

一応頑張れるところまで頑張るとの事であったが、監督の指示はトスはライトへ!

でもレフトにしか上げられない状況も出てくることしばしであったが頑張ってくれた。

3回戦で対戦となった新人戦2位のシードチームさんとの試合はもしエースが

欠場していたら負けていたかも知れない。播磨ジュニアにはやはり欠かすことの

出来ない(いなきゃ困る)存在であると言う事を本人も自覚してもらい、

そして体調管理もしっかりと御願いしたいものです。

いよいよ県大会のキップ(準決勝戦進出)をかけて日野さんとの勝負となりました。

できれば一緒に県大会に行きたかったチームさん・・・。

同枠でなければ・・・とトーナメント表を眺(なが)めつつおもった数週間。

別のもう一枠もですが(汗)

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日野戦に勝利して県大会が決定となりました。

この瞬間、歓喜(かんき)に沸(わ)いた年もありました。涙をながして母、父達と

握手(あくしゅ)をかわした事もありました。

当然今年も感動はあったのだが、涙を流すほどではない。歓喜して飛び跳ねるほどでもない。

なぜなら私の中では県大会出場で満足するだけのレベルから君らはもう抜き出ている

存在なのです。持っている力、持っているレベルの物を出し切っての成果に感動をするわけで

それを満たしていない状況ではおっちゃんの感情を揺(ゆ)さぶれないのよ。

もし揺さぶるものがあるとすればあと残す二戦(準決勝、決勝)の中に。

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準決勝、決勝戦はメイン会場でおこなう為に早急に移動せねばならないのだが

会場担当という事もあり後片付けもしなければいけません。

この日ばかりは6年保護者さん達は試合に集中して頂くために下級生の保護者さん達が

後片付けなどコマ目に動いてくれました。段取りも良く感謝です。

メイン会場に到着するとコートでは県大会決定となる準々決勝戦がまだおこなわれていました。

高丘さん(明石市)対 市場さん(小野市)で第4シードチームさんは

どうやら負けてしまっていたようです。

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これでサントリーカップ第26回全日本バレーボール小学生大会の兵庫県予選大会に

出場する東播地区4チームが決定されましたがまだトーナメントは残っています。

準決勝戦を加古川愛華さんとおこない勝利となりましたが、春先に対戦をしたときから

くらべると断然(だんぜん)に愛華さんの進歩がうちを上回っていましたね。

このまま播磨ジュニアがのっそりのっそりしていたら、秋にはいや夏にも

苦戦する状況がでてくるでしょうね。

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この日6試合目となる決勝戦の相手は黒田庄さん。

お互いベストな状態で対戦したかったものです。

うちは熱発でへろへろのエース。

黒田庄さんは一つ前の熱戦でエースの突き指・・・。

序盤こそお互いにエースの温存を考えてライト攻撃も多くなっていましたが、

必然的にエースの攻撃もせざる終えない状況にもなったが、それ以前に

黒田庄さんの左右に散らせたサーブをまともにカットできない播磨ジュニアに対して

黒田庄のセンターさんにサーブカット練習をさせているような真ん中ばかりに打ち込む

播磨ジュニア・・・。1セット目はあっさりと負け。2セット目、3セット目に勝負じゃ!と

追い上げもかけましたがリベンジならずにゲームセットとなりました。

黒田庄のみなさん!おめでとうございました。

次は負けへんでぇ〜!!

黒田庄応援団もすごい数の方々が来てくれてましたねぇ。みんな感謝せなアカンでぇ(笑)



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準々決勝戦に勝利した時点で、祝勝会となるか?お疲れさん会になるか?解からないが

一応は県大会を決めたのだからと、『会』の場所予約をとっていましたのでそこで

『お疲れさん会』を開催しました。エースはもう立っていられないので

帰って療養(りょうよう)するとの事になったので別の機会にでもとも思ったが

『お疲れさん会』なので決行(苦笑)

次回はぜひとも『祝勝会』を全員でしようね!


(誰が撮ったんや?サキより後ろの大股開きのハルに焦点(しょうてん)が 笑)


(しかし、中ジョッキ何十杯でたんや???? 汗)

優勝: 黒田庄ジュニア
準優勝:播磨ジュニア
3位:加古川愛華
4位:市場少女

男子優勝:ペガサス明石