大阪合同練習会

2007年5月20日



ひさしぶりに昨年度の卒業生であるハルに会ってきました。

今大阪の中学校で一生懸命バレーに学問にと頑張っています。

地元中学校へ進学したメンバーの子達はちょくちょくジュニアにも顔を出して

くれるが、ハルとは1ヶ月振り。親元を離れているので入学当初は

少しホームシックにもかかったようですが今は凄く充実した生活をおくって

いるんだなぁ〜と一目みて解かりました。

でもその一目にたどり着くまでが大変でしたが・・・。

昔は頭一つデカイ奴をさがせばハル!とすぐにわかったが

この二十数名の中学バレー部のみなさんの中からそれもハルの背丈よりも高い方も

何名もいらっしゃる中からハルを見つける・・・すぐにはわからない。

あの腰高のレシーブ姿勢を思い浮かべながらさがしても

それらしき姿は見つけられない・・・。

足腰にほどよく筋肉がついた体型、しっかり指導を受けているのか

あきらかに見違えるような身のこなし。

そりゃ遠目から探してもすぐには見つけられないはずですわ。

受け答えをふくめ礼儀においてもバレーを通じて、先輩との関係を通して

そして先生方のご指導を受けて身に付けていっているのでしょうね。

でも一番変ったのは顔付き。すごく柔らかくなった中にも目だけは輝いていた。

ハルが輝いて見えた!!!

たぶん現役ジュニアの子達もハルの変り様を感じたのでしょう。

この終日ずっとコーチングに入ってアドバイスをくれる一つ一つを

真剣に聞いていた。でもそれ以外のうちの子らと触れ合うときにはジュニア現役時代の

天真爛漫(てんしんらんまん)なハルのままなところがハルらしいといえば

ハルらしい(爆)ありがとうね♪

練習試合の合間にアタックやレシーブ、サーブカットの合同練習講習会の時間も

設けていただいており子ども達にとっては勉強になったことでしょう。

しかし、ハルにサーブカットの指導をうけるとは(笑)

足の出し方はこの足から1,2の・・・、タイミングの取り方は・・・

歩幅をこう変えて・・横で聞いていたがしっかり理にかなっている。

私のような素人がよくいう「ボールがくる方向にさっ!と動かんかえっ!」ではなく

この中学校バレーのサーブカット理論を理解しているハルにここでもびっくり♪

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練習試合も8セットほどさせていただきました。

この中学校に入学された生徒のみなさんの出身チームさんの集まりですので

それはもうレベルは高い。今年の各府県の代表候補チームさんですので

今の播磨ジュニアがセットをとれるなんて思ってはいないのですがもう少し粘って

各チームさんに汗の一つでもかかせられたら!と思いましたがそれも出来ず・・・。

連休中にあった招待大会から何も変っていない気がします・・・。

練習ではあれだけできるのに・・・動けるのに・・・。

4年生での大会参加していた時のほうがよほどスムーズな動きを見せていたのでは?と

感じます。たしかにあの当時とは違う難しいフォーメーションも要求していますし

高度な技術も求めています。それはわかるんですが、がむしゃらにボールに集中していた

4年生時代のあの覇気(はき)が感じられないのはフォーメーションや高度な技術以外の

問題であり、『問題』であるところです。(なんじゃそりゃ?)

今回のような勝負にもならない練習試合であっても、力互角の練習試合にしても

招待大会にしても何かしらの『得るもの』を得て帰りたいものです。

各選手やその保護者さんからみると個人的には何か一つは得るものが見えた!あった!

かもしれませんが指導陣からすればチームとしての『得るもの』を見出したいのです。

チームとしての成長を確認したいのです。

個人個人それぞれの光るプレーも中には見えてはいますし認めてもいますが、

それを打ち消すチームとしてのバランスの悪さに納得がいかないのです。

個の集まりがチームではあるがそのチーム全体が個を補う。

今、播磨ジュニアはその連鎖がズタズタ・・。

みんなそれなりには力も付けてきた。練習で見せてくれる動きやヤル気にも

私個人的には満足もしている。しかしそれが播磨ジュニアとして表に出て行くと空回りする。

ミスの上塗り状態で個を補うことができない。みんなテンバった顔してる。

四暗刻(スーアンコー)単騎待ちして目が泳ぐ誰かみたいじゃわい(-_-)ウーム

ほんと悔しいねぇ〜。しかし立ち止る事はしたくないよな!?

がんばれ!みんな!

ファイトじゃ!監督!

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合同練習会も終わり解散してから少しの時間でしたが

中学生の先輩方の練習も拝見させてもらいました。

淡々と流れるような練習の中に一杯要素が含まれているのが

十数分間ではありましたが感じられました。

各自自分の与えられた課題をおこなっている表情からは

やらされているというのではなく自ら上手くなりたい!という想いが

伝わってきました。そりゃそうでしょうね。

大阪府以外からもハルのようにこの大阪のこの中学校でバレーをやりたい!と

自分の意志で門をくぐった子達ばかりですもんね。

みんなジュニア時代にチームを引っぱっていた子達の集まりですもんね。

叱られて注意されてそれでもまた叱られてと指導者に気にしてもらいながら

バレーを学んで行く播磨ジュニアよりもある種、厳(きび)しい環境です。

自分に厳しくするって事は人に厳しくさせられるよりすごく難しいことであり

進歩する上で重要な事・・・・。今、ハルはそれに気がついてきているのでしょう。

だから1ヶ月で見違えるほど変った。

君らもできるはず!!たとえ小学生であっても!!

バレーボールが好きなのであるのなら・・・。

バレーボールが上手くなりたいと思うのなら・・・。



大阪までいってチームとしての『得るもの』は無きに等しいですが

このハル先輩をはじめ真剣にバレーに打ち込んでいる中学生の姿にジュニアの子達が

ふれあえた事だけが『得るもの』でしたね。

みんな変わってくれれば良いが・・・。

変らなければ環状線や守口線の交通量の激しい道路をヒヤヒヤしながら

運転車だししてくれたサキユキママが泣くでぇ〜(笑)

(まじで守口線から神戸線に車線変更するところではヒヤヒヤしたでぇ 大汗)