第6回りんどう杯
時 |
2007年03月11日 |
場所 |
川西市立総合体育館 その他会場 |
主催 |
りんどう杯実行委員会 |

これまで5年生以下の大会や6年生の代役としての試合参加は数度行ってはいたが
6年生が卒業して播磨ジュニアAチームとして出場するのはこの大会が初となりました。
選手も全員入れ替えなら保護者さんも全員入れ替えでございます。
初遠征が阪神地区とは保護者さんも車の運転等にも気をつかわれたことでしょう。
171号線を池田方面に行ってしまっちゃったようですが
無事に現地到着してなによりでした(^_^;)
6年生の引退試合が終わって二週間、指導者も選手達も気持ち新たに
練習をしてきました。回数にすれば10回にも満たない期間ではありますが
主体練習を重ねるたびに成長してきております。
乾いたスポンジが水を吸うようにね♪
これからは1日、1日が本当に大事になってきます。
体調をくずしたり、ゲガなどすることのないようにしなきゃいけません。
下級生の時に何も考えずにパス練習をしていた者はコートに入って
初めてパスの大事さを感じることでしょう。
今からでも遅くは無い・・・一生懸命対人パス一つを取っても
真剣にそして考えながら取り組んでください。

開会式・・・
女子24チーム、男子12チームの参加。
前チームの時には両エースの身長が160cmオーバしていましたのでそれほど
感じなかったのですが新チームの小さい事、小さいこと・・・

開会式の並び順が同じ東播の日野さん(3年生)のお隣でしたので
さほど感じませんでしたが(^_^;)周りを拝見してもやはり高さが欲しいのぉ〜って
思ったしだいです。うちの一番背の高い子でも145cmそこそこでしょうね。
他の選手となると130〜140cmそこそこのメンバーばかりです。
エースだけでもいいから6年生になるこの1年間で20cm伸びてくれぇ!!!
・・・と無いものねだりをしてもしかたがありませんので今は
播磨ジュニアバレーの根幹となるところの練習を一生懸命頑張っております。
「枝」と「葉」はまだまだ後でいい・・・・・。今のうちに太い「幹」に育って欲しい。
なので、勝ち負け云々を口に出すには早々であるとは思ってはいるのですが
最近の練習風景を見るとついつい勝ち負けできるのもそんなに遠くないんちゃうやろか?
って錯覚してしまうくらいみんな頑張ってます。
この春先の時期(新チームの始動時)はとにかく指導陣は我慢して
教えることだけに徹底しなければダメでしょうね。
我慢しながら、我慢しながら技術を教える。心を育てる。
トレーニングや持久力UPの為のワンマン、ツーマンをしながら体力作りをする。
各ポジションごとの重要性やポイントを認識させる。
何回も何回も理解してくれるまで・・・。体が自然に動くまで・・・。
未来に向けての希望と我慢のこの時期です(笑)

当大会前夜の練習の様に本大会も力を全員が出してくれれば好ゲームができるかな?とは
心に思いながらも選手に出された当大会の課題は『声』。
監督からも「勝っても負けてもは関係ない!とにかく『声』を出せ。『声』を掛けろ」
なのに・・・
コートの中での【指示の声】は試合の経験値が無いので次に起こる事の
予測が出来ないから今の時点では出ないのも辛抱する。
【呼び込む声】はなんとか出ていた・・・
「オープン」、「ライト」、「クイック」
だが・・・・
【意思表示の声】が出ない(小さい)・・・
「はい!」、「はいはい!」、「いくぞ!」
【確認の声】が出ない(小さい)・・・
「アウト!」、「前!」、「後ろ!」、「1,2,3!」、「上がった!」
【励ます声】が出ない(小さい)・・・
「打てぇ!」、「ドンマイ!」、「次カット!」、「いけっ!」
そして・・・
根本的な【返事の声】が小さい者がいる・・・。(論外・・・)
いつまでも初歩的な課題だけを与えて試合にのぞみたくはないんですけどね・・・。
たのむでぇ〜みなさん!!
試合はというと
結果を言うなれば、予選1勝1敗。2位トーナメント1回戦敗退です。
負けた2試合はともにサーブキャッチ(レシーブ)が上がらなかった。
スパイクレシーブに関してはがむしゃらに飛びつきボールもかろうじて上がるのだが
サーブレシーブがセッターに返らない。ノータッチのサービスエースも
何本も決められてしまいました。
練習試合の経験も無いに等しいこの新チームです。
だから生きたサーブを受けた経験値の少なさのせいだと思います。
だから心配しておりません。これは今から何とでもなる。・・・と思う ^^;
勝ちに「良い勝ち」と「悪い勝ち」があり、また
負けに「良い負け」と「悪い負け」があるとよくいわれる。
1勝はできて良かったと保護者さんは言う。
確かに新チーム体制での初勝利ですので喜ばしいことではありますが
勝利した相手チームさんもこれからスタートするという感がある。
経験に実績も豊富なM監督さんの事ですからやはり今は辛抱・・・。で
頑張っておられる事だと思います。
相手さんのミスで頂いた得点の差で勝負が決着して播磨ジュニアに何を
もたらしたのか?をかんがえると、大手を振って「良い勝ち」であったとは
言い難い。播磨町へ帰ってきてからの解散前ミーティングで1人くらい
1試合勝って嬉しかったという子がいるかな?と思ったが
全員が勝利した試合にはふれず、負けた試合での自分が出来なかった事柄(ことがら)
への反省とこれからやるべき事を口にした。
これこそ子ども達が成長するための「良い負け」であったのだと思います。
相手のミスで点をもらって勝って、勝てばいい!で終わっているのであればそれは
間違いなく子どもの成長を止める「悪い勝ち」になる。
私たち指導者も今の播磨ジュニアは、今のこの子は、
何ができて何ができないのかを注視していきたいと思います。
できない原因は何なのか?を考えていかなければと思います。
例年とおり低調な新チームスタートとなりましたが
3ヵ月後、半年後、1年後、2年後とステップアップをしていきたいと思います。
2007年度の活動報告も今回より新たにスタートします。
どうか、みなさんこの播磨ジュニアの子達の成長の足跡を見守って頂きたいと思います。
最後になりましたが、りんどう杯実行委員会の皆様方
大会運営お疲れ様でした。参加させて頂きましたこと感謝致しております。
どうもありがとうございました。
結果:2位トーナメント1回戦
女子上位トーナメント
優勝:氷上南
準優勝:伊丹桜台
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