第26回近畿小学生選手権大会東播予選大会

2005年10月30日(日)
場所 滝野総合公園体育館 その他3会場
  

 
  
今年からこの大会(選手権東播予選)会場は三木市から滝野町へ移行されました。

三木市の各会場にも思い出が詰まっているものでもう使う事もないのか・・・と思うと

少し寂しい気持ちになっております。

三木市の前にも数回会場が変わっています。西脇で行われていたことも確かあったよなぁ?

って十数年前の話をしても「うん!うん!」ってうなづく指導者や保護さんも数少なくなって

いる事でしょうね。滝野町(来年より加東市)のみなさんには今後お世話になりますが宜しく

お願い致します。もう少し会場地区のお話を引っ張ると(笑)三木市に会場が変更になってからの

三木市各チームさんのご活躍といえばそれはもうすごい素晴らしいバレーしよるなぁ〜って

当時一保護者としても目を丸くしてみていたものです。会場地区のチームといえば勝ち上がってくる

上位チームの試合が必然的に見ることができる。播磨町も東播のペプシ会場を任されておりますが

沢山の上位チームのバレーを保護者、指導者共々見てきました。これってすごくチーム力を上げる

きっかけや動機つけになるんじゃないかな?と思うのですがどうでしょ?

きっと加東市各チームの皆様のバレーレベルも今後いま以上に上がって行くと僕は思っています。

播磨ジュニアもそんなチームさん達に負けないよう一層の努力をしましょう!

そして加東市でもたくさんの思い出を作りたいと思います。

そんな第1回目の思い出がこんな思い出になろうとは・・・(苦笑)



夏の東播大会で3位となりシード枠をもらっていた為、上位3チームとは準決勝戦まで対戦する事は

ないが下東条さんにしても日野さんにしても社さんにしてもちょっとした切っ掛けでどうにでも

ころんでしまう今の播磨ジュニアでは心配な気持ちもありましたがそんな弱気を私が見せたらアカンと

いう事で狙うは決勝進出。なにがなんでも決勝進出。

3位(県出場枠)狙いなんて私の頭の中には無かった。1位もしくは2位で県大会にいくんだ!

これしかありませんでした。なぜなら・・・

今回のシードチームは播磨ジュニア、別府フレンズ、志方、緑が丘。

シードチームが順当に勝ち上がると

<別府フレンズ 対 播磨ジュニア> <志方アンフィニー 対 緑が丘>の準決勝戦となる。

(現にこの通りとなったわけだが)

準決勝で対戦する事になるであろう別府フレンズさんとは今年一度も対戦が無かった。

志方さんとは公式戦以降も練習試合などでお手合わせいただいているがやはり力差はまだあるように

思う。緑が丘さんとも公式戦対戦以降に一度練習試合をしていただいたが辛うじてセットは落とさない

もののジュース決着という接戦の繰り返しでありました。でも対戦している時の緑っ子達の目と

播磨ジュニアの子達の目には違いがはっきりと見えました。今度対戦したときには緑さんは怖い存在

であるなと・・・。だからこの2チームとは対戦したくなかった。

こう思う時点で僕は逃げていたんだろう。そんな自分に気がついていたからそんな気持ちを払拭する

ために掲示板で「県大会出場まで・・・」なんてカキコをしていた。

うちの監督はどんな考えだったのかはわかりませんが、当然監督は選手を信じて

自分の指導を信じて目標高く持ちつつ最低でも3位は捕りに行く。であったと思います。

僕は正直3位決定戦になってしまうと怖いな・・・の思いが強かった。

だから初対戦となる別府フレンズ戦に全力でぶつかり打破して欲しかった・・・のですが

やはり試合巧者である別府さんには勝てず3位決定戦にまわる事となりました。

隣のコートでの準決勝戦も志方さんが勝ちあがった為

播磨ジュニアは緑が丘さんと最後の県大会キップを掛けての対戦となりました。

共に力は同じ。こうなってしまうと後は子ども達のそして大人たちの県大会に行きたいという

気持ちの大きいチームが勝つのが定説ですね。

1セット目 12−21で落とす。緑さんの応援団もまた大勢おられましたね。

かたやうちは6年の保護者さん3名と5年生の保護者さん2家族あとは3年生の部員10名弱(汗)

まるで甲子園のレフトスタンドのわずかなスペースにいる広島応援団みたい(笑)

そんなアウェー状態の中、2セット目は21−16で勝利して3セット目に突入しました。

3セット目は2点リードの差のままなんとか11点先取をしてコートチェンジ。

このまま行ってくれぇ〜の望みも叶わずミスの連発で同点となりそして逆転。

18−21でゲームセット。

力互角ならより思いが強い方に神様も見方するんですよね。思い同じくする人数が多いほうに

神様は見方するんですね。そしてその思いがプレーとなって表れる。



播磨町に着き、ミーティングの場において1点の重みについて監督より話がありました。

『最終試合に限ってでよいので自分のこのプレーはダメだったというものを1つ言いなさい。』

6人がそれぞれ言ってましたわ。

サーブをダブりました。カットでミスをしました。アタックをふかしました。などなど・・。

『サーブ練習の時に何十本と打っているが』

『1、2本ミスをしても何も思わずにしているだろ?』

『チャンスボール練習で何十本とボールを出している中でたった1本の』

『カットミスをしたくらいで、なんで監督怒ってるんだろう?って思っているだろう?』

『そんなたった1本の気持ちの持ち方が試合に出てくるんや』

その通りですね。

自分達がそれぞれ言ったダメプレーはそんな練習中からの1点の重みを感じていない

練習態度から出てくるんだと言う事ですね。

今回のこの大会でこれに気がつき今後の練習に向う気持ちが変わってくるのであれば

皆はもっとすばらしいバレーができると思います。

期待しとるでぇ〜みなさん!!


志方アンフィニーさん、別府フレンズさん、緑が丘さん!

県大会出場おめでとうございます!

特に緑ヶ丘の選手の皆さん、K林さん、保護者の皆様おめでとうございます。

保護者の皆様の熱意に対戦相手ながら感動しました。

特に敵(播磨ジュニア)サイドにて応援も遠慮しながら(ガマンしながら)必死に

ビデオを回していたお父さんに僕は一番拍手を送りたいと思います。

とうちゃん!ようやった!!!(fuji-paや私のお見苦しい声をお許し下さい。)

試合終了時に『おめでとうございます』と声を掛けてあげようとしましたが、

目頭を拭っているお父さんを見て止めました・・・。正直もらい泣きしそうでした。

綺麗な千羽鶴もお母ちゃんがにぎり締めてましたね。

これだけの気持ちの詰まったチームにそりゃ勝てんわ(笑)

これからも良きライバルでお願いします。

来年も再来年もずっとずっと・・・この感動を子どもにそして親御さんに

バトンタッチしていってくださいな。うちも頑張りますっ!




(女子)
優勝 志方アンフィニ
準優勝 別府フレンズ
3位 緑が丘
4位 播磨ジュニア
(男子)
優勝 ペガサス明石
準優勝 プチウィナーズ三木