志方さんとの練習試合

2005年10月10日(祝)
場所 志方小学校
  

 
  
志方アンフィニさんにお声を掛けていただきました。

他地区からもペプシ県大会出場組さんである1チームが来られており

3チームで終日セットを回し練習させていただきました。

いつも練習試合の時には子ども達に監督も言うのだが、勝ち負けや

得点も大事な事ではあるが、それ以上にプロセスを大事に考えながら一日を

過ごさなければいけない。って言ってます。

(子どもにはプロセスという言葉では言ってませんが)

結果オーライの1点や想定外のプレーでの1点、その場しのぎの1点

こんな1点は練習試合では意味をなさない。だから得点となっても注意の声は飛ぶ。

当然ブロックやレシーブ体系、スパイクミスなどでの失点(常日頃言われている事や

出来ている事がおろそかになっての失点)でも注意の声は当然飛ぶ。

ようするにこの日一日は注意ばかりされた一日だったと言う事です(笑)

各自色々とお叱りの言葉をたくさーんもらったと思うがその中から一つを取り上げると


【事象】
センターポジションの者がカットミスをして大きく上に跳ね上げ、

その後誰が捕るでもなくお見合いをしてコートにポトリ。



監『誰が処理すべきボールや?』
皆『・・・。』
監『セッターが行っても間に合うかも知れんやろ?』
監『でももしセッターが行っとしても満足のいくトスが上げられたか?』
皆『・・・。上げられません。』
監『じゃあ誰が処理する?』
皆『・・・。』
監『レフトバックか?』
監『レフトバックが2段トスを上げたらええのか?』
皆『・・・。』
監『うちのエースはどこにおる?』
皆『レフトです。』
監『じゃ誰が2段トスを上げにいかなアカンのや?』
皆『・・・ライトバックです。』
監『そうや!お前が処理しなければいけないボールなんや!(怒)』


カットミスをしたセンター、ツーのボールはどんなボールでも捕りに行くという姿勢を

見せなかったセッター、指示の声が出なかった全員、自分の仕事として認識できなかったライトバック

みんなで引き起こした失点1。練習中でもでてくる今回の事象でもあり注意もされている事象です。

こういうところを練習試合でしっかり出来てこそ身のあった練習試合やった。と言えるのではないかな。

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勝ち負けにはこだわらずと言いましたが、終盤に差し掛かった数セットに関しては、勝ちにこだわって

行くぞ!となりました。当然選手達にもその意向を伝えて「頑張れ!」って送りだした。

今月末にある県大会につながる公式戦に向けての意識付けの為、勝ちにこだわるセットを設定した。

もう少し意志を強く持って向っていってくれると思っていたがダメでしたね(苦笑)

監督も意識を引っ張り出そう、もう一つ引っ張り出してやろうと激を飛ばしたが

空振りに終わった感があったね・・・。

もう1チームさんも考えは同じだったのでしょう。最終2セットはこれまでのセットとは違って

勝ちにこだわり得点にこだわり公式戦を想定してのセットの戦い方をされていたのでしょうね。

得点が決まった後のパフォーマンス動作も朝からしていなかったのに終盤のセットは見せて

意識の向上を自ら引き出してきていた。

技術はともかく、力上位のチームさんと播磨ジュニアとの差は

こういうところの差が出てるんだとあらためて感じました。


志方の監督さんより、『この3チームが又秋の県大会の場所で会える様に頑張りましょう』の

言葉で一日の練習試合を終えました。

そうなる為にも播磨ジュニアが一番頑張らなければダメざんす(汗)

残す2週間を頑張らなければ・・・。