ペプシカップ第25回記念
全日本バレーボール小学生大会 兵庫県大会

2005年7月03日
場所 兵庫県立総合体育館
主催 日本バレーボール協会/日本小学生バレーボール連盟/読売新聞
後援 日本体育協会/日本スポーツ少年団/報知新聞社/開催地公共団体
特別協賛 サントリー株式会社
  

 
  
東播地区予選を勝ち上がりこの兵庫県大会まで今年も上がって来れました。

6年連続7度目となり少しは県の方々にも播磨ジュニアという名前も知って頂けるようになったでしょうかね?

1学年2、3クラスしかない学校でしかもバレークラブはうちともう一つあり

部員も分散される中で本当に手前味噌ながら、子どもも指導者も頑張ってると思いますわ。

7回出場の中には2度ほどテッペン(TEPPEN)を目指した事もあったが

♪舞い上がれ 空高くぅ〜 の思いは通じず・・・。

でもその2度の年もあとの5度の年も練習量に違いをつけるでは無く、お金をかけるでもなく

応援団の人数も毎年6年保護が主で一緒(他のチームと比べるとちと少ない気がするが 汗)

あるがままの姿での出場です。だからテッペン(TEPPEN)を獲れないのかもしれませんが

僕はこれで良いと思ってます。その年々で全力が出せるのであれば・・これでいい!


この大会のこの会場に来た時、僕が必ずしている事があります。

いや、子ども達に言っている事があります。来年の子達にです。

『来年もおっちゃんをここに連れてきてな!君らの力で』と。

元気に『うん!』とか『私らも来るでっ!』と元気に答えてくれる年もあれば

『・・・(苦笑)』とか『わかれへん・・』と答える年もありましたが、

みんなこうして6年間毎年連れて来てくれました。

本当は地区予選で頑張ったが結果、県大会につながらなかった!でも良いのです。

県大会という舞台を視野に入れて地区予選をプレーしてくれたのであれば、

私の言葉がけも生きてくるというものです。

地区予選の上にはこんな大会があるんだ!こんなすばらしいバレーをするチームさん

達と同じコートで対戦する事ができるんだ!私たちも来年はこの場に立ちたい!という事を

心に残してもらいたいが為に毎年言ってます。

【県大会を知っている】これが財産というものがほとんど無い播磨ジュニアにとっての大きな

財産になっています。先輩達が代々後輩達に残していってくれている財産です。

だから毎年うちの子達は東播地区予選で頑張れるのです。この財産の為にね!

去年見たあの会場に自分達も立ちたい!との思いで頑張れる。


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開会式終了後の第一試合でした。

緊張するな!と言うのが間違いであるというのは解かってはいるが

でも今年の子は特に「緊張しぃ」が多いのかはっきり見てとれましたね。

目はキョロキョロ、私は緊張してますよぉ〜私は落ち着いてませんよぉ・・・。

って誰もがわかる(笑)緊張も必要なものではある。でもそれは心地よい緊張であって

力の無駄使いをするような緊張はいらん!本当に拍手できるようなプレーは1本もなかったような

気がする。相手さんも同じく緊張していたのかミスのやり合い貰い合いでなんとか勝利。


2回戦になれば緊張も解けるのかと思ったが、やはり出だしから力が入ってると見てすぐに分かった。

相手も淡路地区予選で1位のシードさんでした。春先に淡路地区さんのお力も拝見して

充〜分に理解して今の時点(春先)ではうちより数段上であると思いました。その淡路地区の1位チーム

さんですので厳しい試合になる事は想像していましたが、うちもあれから3ヶ月一生懸命みんな努力した

のでそう簡単に試合は終わらせない自信も持っていたのですが、その力を出せなければ

何している事やら・・・。と私の心の中で焦り出したころ、徐々にではあるが(本当に徐々に)

自分たちのバレーが出来だしました。でも相手さんは冷静に見てもうちより力上位です。

「勢い」があっちに行ったり、こちらに来たりの繰り返し。

でも最後に「勢い」をこちらに引き寄せられたのも上記に書いた播磨ジュニアの財産。

【県大会を知っている】という財産のおかげで緊張の呪縛から先に抜け出せたからだと思います。

これが県大会の恐ろしさなのでしょう。本来持っている力を如何にして本番に出す事ができるのか?

難しいところではありますがこれが県。


準々決勝戦まで上がってしまいました。

メイン会場の2コート、中体育室の1コート、小体育室の1コート

の8チームに残りました。3年ぶりですなぁ〜。

ベスト8に残ったのは

播磨ジュニア / 野里ジュニア

志方アンフィニ / 若鮎新宮クラブ

別府フレンズ / 岩岡JVC

遠阪少女 / 川辺VBC

なんと!東播地区の3チームが残りました。うちはさて置き別府フレンズさんに志方アンフィニさんは

残るに値する実力ですが力どおりに残られているのはさすが!ですね。


準々決勝戦はいつも仲よくしてもらってます野里ジュニアさん。やはりまだ15点を取るのが精一杯の

播磨ジュニアですのでここでペプシも終わりました。後は野里さんにテッペン(TEPPEN)を

目指して頑張ってもらうだけでしたが、優勝チームさんと準決勝で対戦となりフルセットまで

行っておられましたが残念な結果に・・・。絶対的なエースの頑張りも、すばらしい若鮎のサーブや攻撃

をカットするレシーブ陣も本当にお見事でしたよ。

優勝は3年連続の「若鮎新宮クラブ」さんとなりました。おめでとうございます!

今年もすばらしいバレーを見せてもらいました。審判台後方の観覧席で拝見させてもらってましたが

セッターのトスのすばらしさに感動です。どうしたらこの短期間であのようなセッターさんの

能力を備えるようにできるのか?いや、聞くまい・・・。彼女、指導者の頑張り以外には無いのでしょう。


全国大会のセンターコートを目指して!テッペン(TEPPEN)目指して!3連覇を目指して!ください。


優勝:若鮎新宮クラブ
準優勝:川辺VBC
3位:野里ジュニア
3位:別府フレンズ

播磨ジュニア ベスト8