第30回兵庫県産経少女バレーボール大会

2004年3月5日(予選)、6日(決勝)
場所 龍野市立体育館 他会場
主催 産経新聞社 龍野バレーボール協会
主管 龍野バレーボール協会審判委員会
   
   

  
今年で30回目となるこの大会。

第1回大会のコートに立った小学生は現在42歳ですか・・・。

今ごろママさんバレーで若いママさん相手にブイブイ言わしている年代でしょうね(笑)

すごい大会ですね。主催者の皆様や関係各位の皆様のご苦労を思うと本当に頭が下がります。

こんなすばらしい大会で小学生最後の幕引きができる事を毎年感謝しております。

今年も90チーム強の参加のようでした。この大会は1日目にブロック予選試合があり

2日目に予選を上がった40数チームのみが2日目に出場できます。

そう、この大会は2日目に残らなければ開会式も入場行進も経験できないのです。

みんながベストを出せた試合であれば、納得する試合ができたのであれば、予選で小学生バレー

に幕を引くのもよし!だとは自分にも言い聞かせてはいるのですが、できることなら開会式のある

2日目の会場に毎年の子ども達には立って欲しい!その場で「お疲れさまでした!」と言いたいのです。


1年前、決勝トーナメント1回戦で終了。

2年前、決勝トーナメントベスト8

3年前、決勝トーナメントベスト16

4年前、予選敗退

5年前、決勝トーナメントベスト16

6年前、決勝トーナメントベスト16


4年前の秋の兵庫県選手権大会ベスト4のメンバーが予選で敗退しました。

どちらさんと対戦したのかも忘れてしまいましたが(嫌な記憶は忘れる性質で・・・)

1年間がんばったね!の気持ちもあったが、開会式のある2日目に行けなかった悔しさが今でも

頭をかすめます。選手達にとっては予選であろうが2日目の決勝であろうが最終大会には変わりは無く

ベストを尽くしているのだろうが、大人である私や親にとってはいろんな大会でも予選試合はあるが

この大会の予選試合は別格。是非とも勝ちあがってもらいたい予選試合なのです。

1日でも引退試合を伸ばして欲しいのです。

志を持ってこの大会に臨まれているチームさん達には申し訳ないくらい甘い考えの私なのですが

この大会は2日目に進めればよし!なのです。後は選手が自分達で幕を引けばよい。

力上位のチームさん達に幕を引いて貰えばよい。


今年も事前に送付された予選組合せ表を何度となく開いては閉じ、また開いては閉じ・・・。

そんな大会前1週間を過ごしました。

組合せ表を開く。

(そうそう!予選2勝すればよい話や!)

納得して組合せ表を閉じるが、しばらくしてまた開く。

(でもな・・・相手さんは西播地区のすばらしいチームさん・・・。)

(予選1勝1敗では2日目に進むのは厳しいのかな・・・。)

(得失点差・・・。対角にいるチームさんってどうなんやろろ??)

(いやいや!予選2勝すればよい話や!)

納得して組合せ表を閉じるが、しばらくしてまた開く。

(これまでこのチームさんとは2回対戦して1勝1負け)

(負けるにしても1セットでも取っておけば予選は突破か?・・・)

(しかしうちの子達気持ち弱いからな・・・)

(あの対戦相手さんの揃いの黄色いジャンバー応援団さんの雰囲気に飲まれはしないか・・・)

(いやいや!あの子達ならきっとやる!)

納得して組合せ表を閉じる。

こんな繰り返しの大会1週間前の毎日でした。小心者でしょ!私って(苦笑)

子どもに気持ちを大きく持てなんて言う資格なしやね(汗)



当日。
予選1試合目は出だしからサーブも好調で勝利することができました。

いよいよ、1週間私を悩ませ続けた予選2試合目の対戦カード。

1セット目、落としました。

(こんなはずじゃない・・・。)

(落とすにしてもきっと19,20点という接戦であるはず・・・)

2セット目勝利!

3セット目も2セット目の勢いのまま進み勝利。

嬉しかったね。3セットにいった時の勝率は良いほうではありますが

いつもは、勝ち、負け、勝ちのパターンであって今回のように負け、勝ち、勝ちって

今年のチームではあまり無かったですよね?本当に感動させられました。

少ない応援団でごめんな。でもかあちゃん達一生懸命応援してたで。

下級生達もしっかり応援できました。

去年のこの大会も予選2勝ではあったが、得失点差で2位での2日目に進出。

1回戦から3セット勝負になり、最終セットも24-26で残念ながら敗退。

でもあの感動は今でも忘れません。今年もあの感動に匹敵するくらいの勝負でした。

この予選大会が私にとっては君らの最後の雄姿となりました。


決勝トーナメントでは2回戦で全国優勝チームさんと対戦となり、最後のユニフォームを

脱ぐことになりましたがベストメンバーで!全力で!相手をして頂き本当に感謝いたします。

子ども達も指導陣ももう少し良い試合をしたかった思いはありますが

これが実力差であり、気持ちの差なのでしょう。

この悔しさを持って中学ではもっと練習に励んでくれたらと思います。

お疲れさまでした!6年生!

3月20日のお別れ会まではまだ播磨ジュニアなので、さよなら!はまだ言いません。

今年もおっちゃんを、ハラハラ、ドキドキ、ワクワク、メラメラ、ウルウルさせてくれて

ありがとう!


結果:決勝トーナメント2回戦(予選1位シード)


第26回ジュニアバレーボール東条町大会


2005年03月06日
場所 東条町民体育館 他
主催 東条町バレーボール協会

兵庫県産経少女大会(決勝日)と日を同じくして東条大会がおこなわれ

下級生で臨みました。この大会も第26回という伝統ある大会で播磨ジュニアに

とっては大事な大会であり、思い出沢山の大会です。昨年から産経杯が3月第2週から

3月第1週に変更となりこの大会と日が重なるようになりました。

産経杯は土曜日(予選)、日曜日(決勝)の2日間ある。

東条大会は日曜日の1日のみ。

もし産経杯で予選敗退しても東条大会には出場できる。最終試合が延ばせる道もあります。

でも昨年のAチームの子達も親もそんな道なんてサラサラ通る気なんてありませんでした。

通させる気なんてありませんでした。

「この土曜日の予選大会が、いや、この産経杯があなた達の最終試合なんだよ」

「負けても日曜日の東条大会がある!なんていう気持ちで戦ってほしくない!」

もし予選で負けたとしても、

「思い残す事はない!くらいの試合ができましたので引退します。東条大会は申し訳

ございませんがBチームで出場をお願いします」と監督にみんなで言おう!

言えるような試合をしよう!と誓いあいました。

そんな強い気持ちを持って産経杯にむかったのです。

今年の子や親さん達の気持ちは聞いていませんでしたが、きっと同じ思いだったと思います。

でも今、指導者側の立場になり考えると

「もし産経杯の予選で悔いが残っているのなら東条大会で再度全力だしたらどうだ?」と

いうでしょうね。親の立場なら言えん(汗)

「おまえら、悔いが残るような試合をしたのか?なぜ全力をださん?」

「そんな気持ちなら東条大会にいっても一緒や。」

「それならBチームに1試合でも多く経験させてやれ。」

昨年、私が心の引き出しに置いていた言葉。言わずに済んで「ほっ」としたのを思い出しています。

幸いにして今年も上記の通り予選通過となり必然的に下級生の東条大会出場が決定された。


出来る限りの下級生を6年生に帯同させ、必要人数の6人プラス小さな応援団1人の

計7人(5年生2名、4年生4名、2年生1名)を引き連れて東条町大会に向かいました。

4月からのレギュラーチーム万全でのBチームではございませんでしたが朝の集合場所で

監督から言われた言葉は「優勝してこい」と「サーブはしっかり入れろ」の2点(笑)

サーブに関していえば4セットしてサーブミスは4本。1人で2本出した者もいるがまずは

合格点です。「優勝」に関しては・・・(汗)

予選2試合は市場さんと福田さんと対戦でした。

第一試合目は市場さん。

主力メンバーの大半が新チームとしても残るという事は以前にご交流させていただいた時に

お聞きしており子ども達の能力の凄いのにビックリ!しましたが、あれからまた大変進歩

されておられましたね。ほぼBチームではベストメンバーの当方ではありましたが

10点そこらしか頂けませんでした。きっと新年度の東播地区をリードする1チームで

あるのは間違いないでしょうね。そんなチーム指導者さんから

「播磨さんとやるとなーんか追い上げられてるような、接戦をしているような気になるんよな」

10点以下で押さえているのにこんな言葉を頂きました。

人徳のある監督さんですのでうちを気遣ってのお言葉とは思いますが、素直に頂いて(笑)

雰囲気だけでも、一動作だけでも、播磨ジュニアバレーを匂わせる事が出来てきたという

事は次につながります。次へ進めます。市場さんとの1年間の経験差は随分とありますが

その差を埋めていく努力をこれからやっていきましょうね!

2試合目は福田さん。

この試合もエリカがいないので当方の1枚ブロックの上、左右を福田さんのエースのアタックが

抜けていきます。まだまだ、ノーブロックでレシーブが出来るほどの力も付いてませんので接戦

となり辛うじて1セットを頂いたが2セット目も接戦が進み、17−20でジュースなしの

今回ルールでは非常に不利な状況になりましたが、このセットに関してはなんか負ける気が

しなかったのよね。徐々にボール際の粘っこい落とさないバレーが出て来ていた。

市場さんに低得点で負けた現在、決勝トーナメントへの道は閉ざされており、

(どうせなら1セットでも多く試合をして帰るのええか・・・)

なんて気持ちもよぎったがそのまま逆転勝利。そういう苦しい局面も

今からどんどん経験をして糧にしていきましょう!

東条町大会の結果は、予選1勝1敗でブロック決定戦、決勝トーナメントには進む事はできませんでした。

遅い昼食をとろうかと言う時に播磨小学校に戻って来い。との監督からの連絡が入り

3時には播磨小学校に到着して6年生に向けての監督からの労いの言葉がありその後、

各自我が家に帰る・・・訳は当然無く、早々に新チーム練習へとなったのは

言うまでもありません(爆)