野里さんとの練習試合
時 |
2005年02月27日(日) |
場所 |
播磨南小学校 |
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11月の秋の時期にお手合わせ頂いてから3ヶ月振りの交流となりました。
秋の選手権(県大会)以降にもいろんな大会で野里の皆さんのお顔は拝見しておりますが
対戦はありませんでした。という訳で3ヶ月振りのお手合わせでした。
エースさん、またまたパワーUPしてましたねぇ〜。パワーだけではなく
相手コートも良く見えている上に頭もよく切れるようで、前に後ろに、強打に軟打にと
うちの子達、翻弄(ほんろう)させられました。しかし、良い練習になりました。
最近6年生は、下級生のフォローに回る時間が多いので気合も抜けがちであったかも知れません。
でも、さすがに野里さんが相手では気合も充分出てたのではないでしょうか。
Aチーム(現チーム)とBチーム(新チーム)で交互に対戦させていただきました。
A.Bチームと言いながら播磨ジュニアは5年生の1名は終始コートに入ってました。
対する野里さんは播磨ジュニアとは反対に6年生の1名が交互に入りあとの5年生5名は
終始コートの中。野里さんにはお疲れになった事と思います。
でもこうやってAチームとBチームを交互に見比べながら見ていると1年間でこれだけ
人間(子ども)って進歩するんだな・・・と感じる。
今の6年生も1,2年生から始めた子も数名おり、昨年の今ごろも良いチームになるだろう!と
の感触も感じてはいたが、まだまだ技術も力も無かった。でもこうしてBチームにはまだ無い
すばらしいプレーを見せられると君らも1年間頑張ってきたんやな・・・と思うと
涙出そうになったわ。そういう頼もしい姿をしっかり下級生に見せる事ができてよかったね。
下級生達にも下級生の親さん達にも、初めからこれだけのプレーが出来ていたわけではない
という事も感じて欲しい。歴代の子達も含めて、みんなキツイ練習もくやしい出来事も踏ん張って
なにくそ!の気持ちで1年間頑張ってきた結果が今回の練習試合のBチームとの差なのですよ。
アタックの差、レシーブの差、トスの差、気迫の差、
みんな6年生になったこの1年間で培ったものなのです。
(当然それまでの下級生時代からのパス練習やアタック練習の基礎があっての話ですが)
Bチームも完成度からいくと現チームが今の時期だったころを上回る出来上がりだと私は感じて
います。そう思うと現5年生の3名も頑張れば今の6年生以上の力が付く可能性があるわけです。
現4年生はというと2年間頑張れる機会があるわけです。その分ハードな主体練習が付いては
くるのですが、それを頑張れば現6年生のように感動の出来るバレーが身についてくれる。
頑張った親と子だけが、最終試合やお別れ会で涙を流せられるんですわ。
「頑張ったね!」って。
子どもも親も指導者も1日を、1週間を、1ヶ月を、1年を必死でバレーと対面している為
目に見えての進歩って解りづらいけど、今回のようにBチームと見比べながら考えると
本当に6年生達すごい成長だよね。(何で関東弁やねん・・・)
「よーう頑張ったわ!みんな」
今回の気持ちと集中力を出せばきっと今週末の最終大会も感動する試合ができると思います。
Bチームもまだまだ頭では解っているが試合形式となれば頭から抜けてしまう事柄がある。
まだまだ主体練習に変わって1ヶ月そこらで仕方がないと言えばそうなのだが、頭で解って
きた今の時期だからこそ反復練習が大事なのですよね。
同じ事の繰り返し練習、いつ終わるのかわからないボール出し。本当にしんどいよね。
でもこの1分1秒が、この1球が、明日の、1週間後の、1ヵ月後の、1年後の感動するプレー
につながるのですよ。だから頑張ってほしい。みんなで頑張れるように応援してあげて欲しい。
4年生や5年生をみていると誰一人例外なくみんなが宝石の原石に見える。みんなそれぞれ
光る要素を持っているんですよ。ただその光が現時点でちょっと強い子がコートに入っているだけ。
監督も全員を光らせてあげる為に一生懸命磨きを掛けるべく頑張るでしょう。
でもね・・・一番大切なのは自分で光ろうとすること。輝こうとすること。

