わたなべ杯
時 |
2005年01月08,09日 |
場所 |
三段池総合体育館、天津小学校、福知山市民体育館 |
主催 |
天津少女バレー部 |

天津少女バレーさんより今年初めてご招待いただき参加させてもらいました。
関係者の皆様方、お世話になりました。
3月まで6年生を引っぱって練習をしている播磨ジュニアにとってこの時期に
5年生以下の大会に出場できることは本当にありがたい事です。
出場した子どもにとっても、今回の大会で反省すべき点、がんばらなければならない点を
3月の新チーム主体練習に変わるまでの2ヶ月間意識する事ができます。
2ヶ月間意識を持って過ごすのと、3月になってから意識するのではやはりその子にとっては
大きな違いとなって出てくる事でしょう。チームにとっても、直さなければならない点や
子ども達の気持ちの持ち方など垣間見る事ができ、3月までの方向付けができました。
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播磨町から京都府福知山市までR175をただひたすら北上すること2時間10分。
心配した雪の積雪もなく第1日目は到着できました。
余裕を持って6時に出発予定としてましたが、テラさんが寝坊をして遅れる事20分。
6時20分に出発して開会式会場の三段池総合体育館に到着したのは8時30分。
ほんまごめんなさい!です(大汗)
立派な施設ですねぇ〜。暖房もすごく効いていて選手も保護者も大助かりでした。
・・・1日目・・・
4チームづつをブロックに分け総当りの3試合をおこない、2日目の上位トーナメント
をめざします。この大会があるので、去年の12月終盤も5年生以下のチーム練習時間も
とりなんとか試合らしきものになるようがんばりました。12月の若鮎大会からすれば
少しは進歩したという実感はもっていたのですが、さすが参加されていたチームがすばらしい
チームさん達ばかりで付け焼刃的な練習が通用するわけもなく1勝2敗で終えました。
勝ち負けでは計れない良い場面やプレーがあったのも事実ですが、勝敗を分けたプレーや
行動もありましたね。第一試合の1セット目も18−10でリードしていたが、終わってみれば
20−21の逆転負け。その他のセットでも13−16の劣勢の場面でのサーブミス。
ここで14−16になれば勝負もまだまだわからない状態になるが、サーブミスでは
相手も労せず13−17になる。相手に与えるイメージも大きく違うのですよ!
1点の重み、状況によって1点が1点であるときと、2点くらいの重さにもなりえる事がある。
試合終了後のミーティングで監督が話されてましたね。
そういう試合運びや心の弱さをこれから克服していかなければあかんよ。
試合の合間が空いてましたので私は参加されていた各チームさん達の出来(レベル)も気になり
メインコートやサブコートをウロチョロして観戦してましたが、しかし、
これが本当に新チームに変わったばかりのチームさん?と疑いたくなるくらい
どのチームさんからも、すばらしいプレーの数々を見せて頂きました。うちの監督はというと
「まだまだ他のチームさんを気にするまでの力がうちには付いてないから寝とくわ 笑」
と冗談とも本気とも解らぬ言葉を残してロビーのソファーに向かいました(爆)
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一日目を終了して播磨町まで帰ってきていつもの終了ミーティングで監督の
雷が落ちました。話から察するに、監督の運転する車には通常レギュラーメンバーが
乗ることになっています。当然今回は6年生ではなく本日の5年生以下のレギュラーメンバー
が乗っていましたが、車の中でのはしゃぎ様について雷が落ちたようです。
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「監督はなぁ・・・」
「少なからずも負けて帰る車の運転中はあの点を修正してやらねばいけない」
「ここをもっと良くしてあげたい」
「あそこのチームのあの子のアタックはよかったな」
「あそこのチームのあの子の動きはしっかりしていたな」
「と、考えながら運転している。」
「お前達はなんだ?歌を歌って、はしゃいで・・。」
「喋るなとは云わん。おしゃべりをしてもいい。だけど、」
「今日一日の試合をじっくり振り返り、考える事をして当然ではないのか!?」
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やっちゃったのね・・・あんた達・・・(汗)
いつもの様におっちゃん達の車に乗っている『乗り』のまま監督の車でしちゃったのね・・・(汗)
今回はあなた達が主役。監督の車に乗るということはそれだけみんなの代表であり
監督の言う通り、静かに試合を振り返って考え、反省し、奮起し、思いつき、発見し、
明日に備えて休息しなければいけない立場なのですよ。
これもみんなにとっては良い雷であったのではと思います。
旅行じゃないのですからね。
「家に着くまでが遠足です。」学校の先生からよく言われへんか?
「家に着くまでが播磨ジュニア」なのですよ。欲いえば、家に着いても播磨ジュニアで
いて欲しいが、そこまでは言わないでおきましょう(笑)
しかし、播磨ジュニアのユニフォームを着て、もしくは播磨ジュニアのトレーナやTシャツを
着て家を出たなら君らは一個人の人間であると共に播磨ジュニアの人間になるんですよね。
近所のおばちゃんに会っても挨拶のできる子でいて欲しい。
大会関係者の方々にもしっかり挨拶ができる子になって欲しい。
顔見知りの監督、コーチさんがいれば「こんにちは!」と言えるみんなでいて欲しいね。
大きな声で集合してまで言わんでもええのよ。すれ違いさまにでも「あっ、こんにちは」
と普通の声で挨拶ができる子でいいんです。
練習なしでもすぐにできる事だけど、大人でも出来ない人がいるのも事実・・・(汗)
来年度の子達に技術面以外に与えられた課題(約束ごと)
・しっかり挨拶ができる。
・コートに立てば大きな声
の二つが言い渡されました。
・・・2日目・・・
上位トーナメント進出の16チームに入りました。
自力ではまだまだこのメンバーさん達の中で上位トーナメントに進める力は付いておりません。
これぞまさしく、他人の褌で相撲を取る(笑)得失点差で上位に行かせて頂きました。
決勝の抽選結果でも滅多にお手合わせ頂けないすばらしい3チームさんとなり
本当に勉強させてもらいました。現時点での力の差は歴然ですが次回対戦願うときには
「おおっ?播磨さん、ずいぶんみんな変わったね!」って言って頂けるようがんばろうな!
今の播磨ジュニアBチームは勝ち負けを意識するまでのレベルにまだまだ言っていない。
きっちりと教えてもらっている事ができる回数が増えていく事が重要ですね。
もうすでに習得している事は確実におこなう事が重要ですね。
ある顔見知りの監督さんも自分のチームの事を語っておられました。
「今、あいつら二人はコートから外してでもわからせんといかんわぁ」と但馬弁で(笑)
どこの監督さんも今の時期は技術面以外の気持ち(心)の持ち方をわからせるのに
苦労をなさっておられるのでしょう。
うちも、2日目はコートに立てば(練習中から)声の大きさで相手に負けるな!
の課題が出されました。勝負は全敗でしたが、声では合格範囲だったかな?
声と言ってもコートに並んでからの「お願いします」「がんばっていこ!よし!」
「播磨ジュニア!ファイト、オウ!」みたいなお決まりの声(だけ)ではありますが
これすら昨日は元気よく出来ていなかったのでよし!です(笑)
この大会が終わりまた、2ヶ月程は6年生主体練習に変更となりますが、この時期に
大会に参加でき、これだけの意識付けが例年より早く出来た事が収穫となりました。
本当に天津少女バレー部の皆様方には感謝致します。
ありがとうございました。
結果:上位トーナメント進出 ブロック予選敗退

