豊岡水害チャリティー復興交流会
時 |
2004年11月27日(土) |
場所 |
神崎郡大河内町(大河内町民体育館) |
あれ?こんな名称でしたっけイチトさん?
体育館の玄関口に立てかけていた看板には『台風23号災害なんとかかんとか・・・』
ってあったような忘れてしまいましたが、名前なんてどうでもいいですね(笑)
みんなの気持ちが伝われば!!
本来なら27、28日と但馬地区の中筋さんが開催される大会にお世話になる予定でしたが
台風23号の被害の影響で中止となりました。
私達も楽しみにしていましたが、それ以上に小学生バレーから卒業するのが早い但馬地区の
中筋さんをはじめ多くのチームさんも残念なことであったでしょうね。
できれば、直接会ってお言葉をかけてあげたい!一緒にバレボールをして励ましてあげたい!
と姫路市の野里ジュニアのみなさんが企画をしてくれて播磨ジュニアも賛同させて頂きました。
中筋の監督さんの、にこやかな顔を見れて少しホッとしましたし、子ども達の元気な姿も見れて
嬉しかったです。でもあらためて災害当日のお話しをお聞きして被害の壮絶さに返す言葉が
ありませんでした。屋根の上で救助を待った子ども・・・。
批難した学校校舎の2階も浸水の危機を感じ3階に上がった・・。
中筋さんがいつも使用されていたチームバス?が20mも駐車場から流されて水にさらされ
使用不可能状態に・・・。
本当でしたらまだまだ復興しきれていないでしょうに、こうして集まって来てくれました。
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災害で延期となっていた但馬秋季大会が先週行われて1位となられた合橋ジュニアのみなさんも
お呼びして、この交流会に賛同してくれた中寺さん、四郷さん、播磨ジュニア、そして野里さん
の計6チームで交流会となりました。
姫路市の豊富ジュニアの監督さんもホームページを見て会場までお顔を出してくれて
励ましていただきました。ありがとうございました!!
午前中は総当たりでの1セットマッチで交流をおこないました。
中寺さんや野里さんを前に大きな声では言えませんが、一応播磨ジュニアも県大会出場チーム(爆)
県ベスト4の中寺さん、ベスト8の野里さんの3チームの県大会組に本来なら但馬1位となり県大会
出場となったかもしれない合橋ジュニアさんという、内容の濃〜いぃセットばかりになりました。
午前中が終了して、お昼を挟み、お迎えした4チームの子ども達から2チームさんに、いや災害に
遭われたチームさん全てに届くよう唄のプレゼントをしました。題名は『ゆず』の【栄光の架橋】
この歌をみんなで歌うから練習しとってね!といわれ播磨ジュニアの子達にも1週間前に伝え
それぞれ練習をしたようです。難しい歌なのにうたえるかな?と思いましたが
すばらしい出来栄えでしたよ!感動しました。

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【栄光の架橋】 作詞 北川悠仁
誰にも見せない泪があった 人知れず流した泪があった
決して平らな道ではなかった けれど確かに歩んで来た道だ
あの時想い描いた夢の途中に今も
何度も何度もあきらめかけた夢の途中
いくつもの日々を越えて 辿り着いた今がある
だからもう迷わずに進めばいい
栄光の架橋へと・・・
悔しくて眠れなかった夜があった
恐くて震えていた夜があった
もう駄目だと全てが嫌になって逃げ出そうとした時も
想い出せばこうしてたくさんの支えの中で歩いて来た
悲しみや苦しみの先に それぞれの光がある
さあ行こう 振り返らず走り出せばいい
希望に満ちた空へ…
誰にも見せない泪があった 人知れず流した泪があった
いくつもの日々を越えて 辿り着いた今がある
だからもう迷わずに進めばいい
栄光の架橋へと・・・
終わらないその旅へと
君の心へ続く架橋へと…
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最初は4チームが直立不動で恥ずかしそうに歌っていたのに、徐々に声も大きくなり
自然発生的にみんなが肩を組み出して最後には4チーム全員で大きな架け橋ができました。
おっちゃんを泣かすなよ〜(爆)仲間を思いやる気持ち。大切にしてもらいたいと思います。
神戸新聞社の取材も来てました。翌日の日曜日の西播版や但馬版には大きく写真入りで
でていたようですが残念ながら東播版の紙面には掲載されていませんでした。
という事で歌のプレゼントに引き続き、賛同頂いた多くのチームさんからの義援金の贈呈と
会場で集められた募金の神戸新聞厚生事業団殿への寄託式もおこないました。
会場から帰宅中の道すがら(播但有料道路)に数十台の列をなしたゴミ収集車を見かけました。
きっと豊岡等の災害地から引き上げて帰ってきた車でしょうね・・・・。
被災しなかった私たちにとっては、過去の出来事となってしまいがちではあるが、
まだまだ、重荷を背負っておられる方々が沢山いる・・・・・。
助け合いたいものですね。

