第24回ペプシカップ兵庫県東播予選大会
(追記)
掲示板に書きかけたが、長くなりそうなので活動報告(追記)という形で(笑)
4、5年生の保護さんも一生懸命応援してくれました。
こんな優勝というベストな結果を目の前で見て
さぞ来年のプレッシャを受けたことと思います(笑)
親がプレッシャーを受けてどうすんねん!というのが私の思いではありますが、
その気持ちもよーくわかる(どっちやねん 笑)
今年のチームのようにこんなすばらしい結果を出してくれた事も嬉しいが、それ以上に
今持っている力を出してくれた事が私は嬉しいのです(監督も!)
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5月に5年生が二人入部してくれました。これで5年生5人となったね。
4年生は何人や??10人?
「おっちゃん!播磨ジュニアって県大会に行かれへんかった事ってあるん?」
こんな質問をしてくる子がいました。
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ここで5年前のお話を少ししたいと思います。
5年前のメンバーも5年生になるくらいから入部してきました。このときも現在と同じく
5人で後一人足らない状態でした。その時、下級生には播磨ジュニアバレーを
2、3年生の時からやっていたメンバーがおりました。
もうすでにバレーの形にもなっていました。
上級生(6年生)はというと東播では負けなしのメンバーです。
そんな上級生、下級生に囲まれた年代です。
そんな子達に比べればやはり経験の差が見られました。運動能力の差もあったが、
アタックの練習をしてもネットを破りたいんか?って思わせるアタック。
(当然ハエが止まりそうなアタックなのでネットも破れないが)
サーブを打ってもチームメイトの後頭部を狙って打っているかのように直撃!
(狙える技術があるわけではないが直撃・・・)
殺気を感じた仲間はいつもサーブの時後ろを見てる(笑)
レシーブをしてもワン、ツー,スリーとボールには触るが相手コートと
反対の方向に飛んで行ってしまう。
(おーい!相手は向こうやぞぉ〜 汗)
セッターに育てようとした子どもは、「私、セッターできません・・・。」
(こんなん言ってきた子初めてや。と監督ズッコケ!)
能力のある下級生に練習機会を譲る為に、もう引退しようかと彼女達の保護者さんも
考えたこともしばしばだったようです。
先輩が県大会以上の公式戦に出た証としてユニフォームに付けた「兵庫」の文字も
「はずせ!」と何度も言われ続けました。
そんな彼女達ではありましたが、それはもう頑張って練習をしましたよ。
監督も辛抱強く練習を付けてくれました。
あの時の練習が監督の肩を壊したと言うのもまんざら言い過ぎではないでしょうね。
当時の彼女達に言わせると監督の現在の練習は甘くなったなぁ。とおっしゃる(笑)
彼女達の奮起を起こさせる為にシート練習や乱打練習時にも下級生と
交代させられたりもしてました。当然練習試合でも。
今でも監督がよく使う手ですが、最近の子や親にはそれが奮起を起こさせたいが為の行為
という事が伝わリにくくなっているのも事実ですね(苦笑)
練習試合等で急に下級生のシート練習を挟むのもダレタ試合をしてると下級生はいつでも
スタンバイOK!やぞ。という監督の無言の注意なのです(たぶん 笑)
(で、また5年前の話に戻って・・・)
みんなの頑張りの成果か1試合毎に、ひと月毎にだんだんバレーらしくなってきました。
進歩していく様が手にとるように感じられました。
秋の大会で県大会出場チームにジュースまでいって敗れはしましたが、
私は感動で体が震えました。心も震えました。
負けたはずなのに今回の日野戦の時のように涙が流れました。
あの子達もここまでやれるようになったか・・・。と感動も覚めやらぬ数週間後のある大会で
気の抜けた試合をしてくれました・・・。
監督も怒り爆発。私には怒りというかどこか監督の顔が悲しそうに見えました。
監督も心の中では泣いていたと思います。
(おまえ達はもうこんな試合をするようなチームじゃないだろ・・・。)
(一生懸命シンドイ練習を一緒にしてきたんじゃないのか?)
(前回の試合で感動させてくれたあのバレーはどこにいった?)
そう監督は叫んでいるように私は感じました。
県大会にも出れないチームでした・・・。
トロフィーなんてひとつもありません・・・。
3月引退間際の時期にも関わらずワンマンが入っていたチームです。
でもこの時のチームを私は今でも誇りに思っています!
県大会出場に勝るとも劣らぬ感動も頂きました!!
引退試合との位置付けの産経龍野大会では強豪の西播チームさんとも互角の勝負
をしてベスト16にまで残りました。
今の播磨ジュニアの第一の原点が立ち上げ当初だとすると
間違い無しに第二の原点はこの5年前のチーム。
コート内での声を出す大事さをコンコンと植え付けたのもこのチームから。
このチームの頑張りを見てきた後輩たちはそれ以降県大会連続出場中です。
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ちょっと皆さんより播磨ジュニアに関わっている時間が多いものでこんな年代も
あったという事を書かせてもらいました。
「おっちゃん!播磨ジュニアって県大会に行かれへんかった事ってあるん?」
こんなことを質問してくる子どもが大半のメンバー構成に変わってきています。
と、いうか5年前を知っている子どもは2,3名ですかね。
この5年前のチームを知らない子や親には播磨ジュニアは常に東播では
上位にいなければいけない!勝たなければいけない!そんな風に感じられるかも
知れませんが、播磨ジュニアの根底はこの5年前のチームのように一歩づつ前に
進む。過程を踏みながら上位を目指す。ここにあるのだと私は認識しています。
今がヘタでもいい。今できなくてもいい。1ヵ月後、1年後、卒業するとき
どれだけ技術と心が成長しているか。その成長度合いが大きければ大きいほど
監督もマネージャーもコーチも私も至福の喜びを感じるのです。
県大会へのプレッシャなんて小さい!小さい!いらん!いらん!
自分の子がどれだけ頑張れるのか、どれだけステップアップするのか
それにプレッシャーを受けてください。
卒業する時に子どもと親で手をつないで頑張ったね!上手になったよ!お疲れさま!
と抱き合えるかどうかが重要なのです。
5年生の保護さん、だんだん練習機会も出てくるでしょうが
子どもを信じ、監督を信じて後押ししてやってください。
6年生の保護さん、優勝おめでとうございました。
子ども達に「おっちゃん!優勝すると思ってた?」と質問され
「あたりまえやん!」と答えておきました。
実際みんなのやる気さえ出ればこの結果もありかな?と思っていました。
でもこれからがしんどくて辛いですよ。
あんな試合を見せられたらもう一つ上に登らなければいけません。
一人一人の成長を子どもと一緒に喜びあえたら最高ですね。
がんばりましょう!