第２４回東播小学生親睦バレーボール大会

時	２００４年０２月０１日（日）
場　　所	明石市立二見北小学校／播磨町立（播磨小学校、蓮池小学校、播磨西小学校）

１年を通して最後の東播地区大会であるこの親睦バレーボール大会。

練習で底上げをしてくるチーム、身体能力に技術がついてくるチーム、

子ども達の学習能力も向上し指導者のアドバイスが理解できてくるこの時期です。

春とも違う、夏とも違う、そして秋ともまた違う各チームさんです。

６年生にとっては今からが一層バレーの楽しさがわかってくる時期なんでしょうね。

そんなチームさんに臨む前に立ち向かわなければならない相手がいました。

インフルエンザ・・・。現在もこの界隈で大流行の真っ最中です。

秋頃６年生はインフルエンザのワクチンを打とうかどうか迷っていました。

残り少ない試合に誰一人と欠けることなく出場したい！

チームに迷惑をかけたくない！

１年間このメンバーでやり遂げてきたことを最後まで通したい！

そんな思いからせめてワクチン接種をと。でも結局接種はしなかった。

日頃運動しているこの子達ならきっと大丈夫！

上記のような思いがあるのならきっと自己管理も万全のはず。

学級で何名もインフルエンザにかかっている状況で２１名全部員がインフルエンザ

に掛かることなくこの日を迎えることができました。

おっちゃんは嬉しいよ。でもこの大会が終わって

フッ・・となり掛からないように注意やで（笑）


この大会の組み合わせはフリー抽選です。でも秋のベスト４やベスト８、１６が

見事に散らばりました。とはいえ上記で述べたようにどのチームさんも向上している

ので１戦必勝で臨みました。１戦必勝で望んだ割には内容は・・・。サーブダブりも目に

ついたりなんかしてちょっと不安な感じを抱きつつなんとか会場代表となり本会場に

移動できました。本来なら本会場は二見北小学校なのですが、最近近くに大型スーパが

でき周辺道路が渋滞となり会場移動に支障をきたすのではという事で４会場の一つの

蓮池小学校に変更となりました。

抽選の結果（キャプテンのジャンケンにて残りクジ）準決勝の相手は黒田庄ジュニアさん。

ヒヤヒヤの試合内容でしたが辛うじて勝利。そして決勝戦へ。

相手は日野さんとなりました。


昨年のこの大会は準決勝戦で日野さんと対戦となり涙をのんだ結果になり

モチベーションの違いについて述べた気がする。近畿選手権に出場して気持ちもフッ・・と

なり主体練習が５年生に移行しつつある時期でのこの大会。モチベーションを高めずらい

状況の播磨ジュニアと播磨ジュニアに勝ちたいと挑んできた日野さん。

結果は今考えても見えてたかな。


今年はどうだったのか？日野さんのベンチを見て嫌な予感が・・・。

ベンチ一丸となっているのが観覧席から見ても手にとるように伝わってきました。

秋の県大会予選で勢いで日野さんに勝ってしまった播磨ジュニア。

今度こそ全力で播磨ジュニアに勝とうな！優勝しような！と力上位のチームさんが

「力」+「モチベーション」で待ち受けていました。

播磨ジュニアは、ここまでくれば優勝を！という気持ちは選手達にもあっただろうが

もう一度絶対日野さんに勝つんだ！の気持ちがあったのか？

県予選は「力」では負けていたがそれを補う県大会に行くんだ！の

「モチベーション」で勝てたようなものなのに今回は「力」も「モチベーション」でも

日野さん以下ではこれまた結果は戦わさずして見えていた。

それに加え明らかに日野さんは対播磨ジュニアの戦略を練って来られていたように思われた。

たぶん私の思い違いではないでしょうね。（ねっ！ヒノカンさん、ハギッチさん　笑）

・５年生主体練習になってきている播磨ジュニア

・モチベーションを高められなかった播磨ジュニア

・持っている力で臨んだ播磨ジュニア

と

・５，６年生チームとも指導が行き届く日野

・力上位の上にモチベーションも高めてきた日野

・戦略を持って臨んだ日野


完敗でした。

帰り間際のミーティングで東播地区の大会も終わり何か選手一人ずつに

一言いってもらったが、一様に「３位が多かったけど今回２位になれてよかった」の意見が。

私としては「優勝できなくてくやしい」という者が一人でもおらへんのか？と

複雑な気持ちでその時は聞いていたが、今こうして色々な事を考え、思い出し書いていると、

１日も経てば忘れてしまえる勝った負けたの喜びよりも

３位から一つでも上にいけたことを喜ぶこの子達が尚一層いとおしく感じてきました。

今までできなかったことができた喜び。

一つずつ技術を自分のものにしていくこと。

一人一人の成長を親さん達と子ども達と一緒に喜ぶスタンスの

播磨ジュニアでいたいものだとあらためて感じさせてくれたみんなの一言でした。

準優勝！おめでとう！なぜか今まで優勝、準優勝には縁がなかったこの大会。

今回は播磨ジュニア最高位の準優勝だよ！

去年は稲美町大会を初優勝できた。

今年はこの大会初の準優勝ができた。

選手も一歩ずつ。

そして播磨ジュニアも一歩ずつ。

上に進んでいきましょう。

慌てないあわてない（笑）





優勝：日野ﾊﾞﾚｰﾎﾞｰﾙｽﾎﾟｰﾂ少年団

準優勝；播磨ジュニア

3位；別府フレンズ、黒田庄ジュニア