第28回兵庫県産経少女バレーボール大会

2003年3月08、09日
場所 龍野市立体育館 他
主催 産経新聞社/龍野スポーツマンクラブ





6年生の大会もこの大会で終わってしまいましたね。

おつかれ様でした。3年生で入部してきて4年間か・・・。

子ども達にとっては、長かったのかな?短かったのかなぁ?

おっちゃんにとっては、凄く早かったですね。

今でもちょっと目を閉じたら、かわいい3年生の時の姿が浮かんできます。

いろんな思い出もありますが、それは来週のお別れ会の報告にでも書きますか(笑)


参加90チームのうち6年生の最終試合というチームさんが大半でしょうね。

うちもそうです。他県や一部他地区では12月や公式戦が終了した時点で新チームに

移行するところもあるようですが、播磨ジュニアはこの大会まで6年生はがんばって

練習をしてきます。うちに限らず参加されているチームさんも同じなのでしょうね。

だから1試合でも多く子ども達には試合をさせてあげたい。そのためにも勝ちたい!

自然な思いでしょう。この小学校卒業間近までバレーを続けている子どもですので

どのチームさんのどの子もバレーが好きで頑張ってきたのは間違いないでしょう。

だから勝負事とはいえ出来る事ならみんなに勝たせてあげたい!そんな気持ちになります。

対戦させて頂き去って行くチームさんの子ども達の涙を見てもそう感じました。

試合を重ねるたびにうちの子達の涙は出来る事なら最終試合(決勝戦)終了後に

遭遇したいものだと思いつつ、他チームさんの涙を私なりに受け止めていました。

決して負けて悔しいという涙ではないでしょうね。

「これで小学生バレーも終わってしまった。」

「もっとこのチームでバレーがしたかった。」との思いが涙となって出てきたのでしょう。

この大会で卒業、卒団となった全ての子ども達に心から言いたいものです。

「おつかれ様でした」「よく頑張ってきたね」「沢山の思い出をありがとう」

まだまだ言い切れない言葉が一杯あります。そんな沢山沸いてくる言葉を

子ども達だけではなく、保護者さんへも送りたいと思います。

私も保護者のOB、現役のはしくれ。指導者とはまた違った色々な悩みや喜び、葛藤、

人間関係、家庭関係、地域との関わり、仕事とのはざ間、経験済みです。だからこそ、

全チームの全保護者さんにも「おつかれ様でした」「よくがんばったね」ですね。

この最終大会は、ベスト4をかけて八木さんと対戦し幕を下ろしました。よい試合でした。

いつもならスッ〜と張り詰めた糸が切れたようになるのですが、ジュース近くまで

追いつきました。ほんとうに良い試合でした。最終戦にふさわしい試合ができたと思います。

試合が終わった後、監督は例年足早にコートから出ていってしまいます。

6年生が、本当に最後の挨拶に来るのを解っているから・・・。

顔を涙でくしゃくしゃにしながら「ありがとうございました」のたった11文字の言葉も

まともに言えない子ども達の姿に正対しなければいけない事を解っているから。

ああ見えても(失礼 笑)、監督は人情味あふれて、涙もろいお方なんですよね。

いくら逃げたって子ども達は追っかけていきますよ。最後の感謝の言葉を言うまではね(笑)

今年は覚悟していたのか(笑)子ども達が追っかける事も無いよう一言、二言ベンチで

声をかけてくれたようです。親ももう涙目状態でしたね。終わっちゃいましたね・・・。

審判をしにメイン会場に八木さんとともに移動しましたが、あちらではまだベスト16を

決定していた最中でした。最後はこの会場で試合をさせて上げたかったなぁ・・・などと

思いながら準決勝戦の途中で会場を後にしました。



NO1にはなれなかったけれど播磨ジュニアの君達は指導者にとって、親にとって、

後輩達にとっても、もっともっと特別なOnly oneでしたよ!

ありがとう6年生達・・・。



播磨ジュニア ベスト8
優勝 八木少女バレーボールクラブ
準優勝 若鮎新宮クラブ
その他ベスト8 日野/半田/網干西/神岡/久崎