第23回近畿小学生バレーボール選手権大会

2002年12月23日(祝)
場所 京都府亀岡市(亀岡運動公園体育館)
主催 近畿小学生バレーボール連盟 他





今更ながら、冬の近畿大会に出場するという事がすごい事だったんだなぁと

思ってしまいます。大人の価値観からくるものであって子どもにとっては

どうなのかわかりませんが(地区大会の延長くらいにしか思っていないかも

知れませんがもしそうならうちの子達は大物やぞ〜爆)

夏の近畿大会とは違い各府県のベスト3のチームさん達が出場されてこられます。

女子に関して言えば、府県を代表して全国大会に出場されたチームさんも

6チーム(兵庫、大阪、京都、奈良、滋賀、和歌山)おられるわけです。

播磨ジュニアが第一試合で当たった新庄ジュニアさんも全国大会に奈良県代表で

出場されておられました。しっかりペプシカップの公式HPで

チェックさせてもらいましたが(笑)チーム紹介の身長を見てビックリ!

167Cm、159cm、157cm・・・・でかい・・・。

東京での1、2日目予選でも良い成績を出しておられる・・・。

夏の時点でこれだけ高いのに今はもっと大きくなってるのかな?と思いましたが、

開会式で拝見させていただくとやはり他のチームさんと比べて身長は

頭一つ出てましたね。フツフツとやる気が沸いてきました。

って親が沸いてきても仕方ないんですが(汗)

朝5時起きで出発し開会式直後の第一試合ということもあり、

コンディションを心配しましたがいつも通りのバレーをみせてくれ

1セット目は快勝でした。が・・・・2セット目は最悪・・・。

相手サーブのイン/アウトの判断能力に優れている後衛陣にすれば

めずらしくジャッジを誤ったり必要以上にレシーブが重なったり・・・。

私も1セットが終了した時点でこの試合の勝利を頭に浮かべなかったといえば

嘘になりますが・・いや浮かびました。

選手達も1セット目の試合感覚で必要以上に勝利を意識したのでしょうね。

サーブアウトになってくれ!そうすれば楽に1点。の気持ちが判断を狂わす。

ミナミ決めてくれ!そうすれば楽に1点。の気持ちが単調な攻撃に。

近畿大会に出場されるチームさんです。簡単にサーブなんてダブりません。

ミナミのアタックでさえコースに入れば楽にカットされます。

逆に「守り」に入ったこちらはレシーブも乱れ出す。

トスも上げれる所は決まってくる。

「攻撃は最大の防御」という言葉があるが誠にその通り。

勝利を意識したのなら尚更1セット目のようにドンドン攻めなければいけない。

攻めのレシーブ、攻めのトス、攻めのアタックでいかなければ。

いつものバレーをすればいい!

序盤の10点差はやはり後半盛り返しても届きませんでした。

3セット目に突入です。男子コートを使用しての1試合目でしたので

男子チームさんはスタンバイされていたでしょうね(笑)

私も心の卑しい人間なので大会などで自チームの前の試合が

あまり交流のないチームさん同士であれば3セットにいきそうになるとついつい

1セット目をとっているチームさんを応援してしまいます。

みなさんはどうですかぁ?(笑)3セット目は気を取り直し、初戦突破となりました。

第二試合は、大阪府の松原ジュニアさんに勝利した滋賀県のフジクラブさんです。

1セット目はジュースまでもつれましたが、セッターのトスもセットをこなしてくる毎に

本来の長さ高さと思うように上がり出しアタックにつないで行けました。

2戦目突破です。

これでベスト4決定となりました。

播磨ジュニア(兵庫) 対 太田少女バレーボール部(兵庫)

はやぶさジュニア(滋賀) 対 豊郷(滋賀)

奇しくも同県対決!

☆★☆

一戦一戦勝負でここまでこれましたが、出来る事なら太田さんに当たるまで

勝ち進みたいとは願っていました。これで何度目の対戦となるのでしょう?

前回の対戦よりも今回というように、わずかではありますが対戦内容も良くなってきてます。

得点以上に個々のプレーに対してですが。対太田戦を糧に一歩ずつ積み重ねてきました。

だから今回の対戦も前回よりも一つでもワンプレーでもよいものが出てくれる事を願いました。

そして出来る事なら1セットでも・・・。

1セット目15−21で落とし2セット目は序盤からシーソゲームのまま15−15。

そこからやはり力のあるチームはスーっと抜け出します。15−17。

正直このままいつもの様に押し切られるのかと思いましたが、20−20まで

ついていきました。(すみません・・。大抵の試合経過は冷静に頭に残っているのですが、

この15点から20点になるまでの経過の記憶が飛んでいます・・・。)

ジュースになってからも先行するのは太田さん。ジュースに戻すのは播磨ジュニア。

22−23となりカットもがんばって、きり返して付いていけ!と思った瞬間・・・・。

自コートの真ん中あたりにボールが転がっていました。ツー返しちゅうやつですか。

6人ともピクリとも動けませんでした。こちらは切り返すんだ!の気持ちでアタックを待っている。

ワンがセッタ-に帰らずツートスが上がるものと思い込んでいる・・。

アーの声も出ませんでした。

太田さんがやはり一枚も二枚も上でした。

ジュースを先行している強みもありますが、それだけでツー返しはできません。

確実に決る!と思ったから。冷静に播磨ジュニアを見ているから出来る攻撃。

常日頃から対戦相手の空いているスポットはどこだ!?と

観察しながらプレーしているからこそ大事な局面でもその目が生きるプレーです。

また大事な事を教わりました。

☆★☆

私は心の中で「超、超〜自己中な設定」をしてました。

1セットでも播磨ジュニアが獲れば勝ち!

たとえ2−1で形式上負けようが播磨ジュニアが勝ちだと!

そこまで自己中心的な設定をさせて頂くに余りあるチームさんです。

こんな無茶苦茶な私の勝手なハンディももろともせず太田さんは勝ちました。

「私の」負けです。

しかし次回、機会(播磨ジュニアが上がっていければ)がございましたら、

ノーハンディに戻させて頂きます!

☆★☆

春先から全国や!近畿や!と親父達は口にはしてましたが、

実際は子供たちが練習でがんばっている姿を見れてそしてどれくらい

の進歩につながっているのか大会で確認して子ども達と一緒に喜んだり、

またがんばろうな!と励まし合えれば小さな大会でもいいんです。

でもその枠を彼女達は超えていきました。彼女らのがんばりで!!

県でこれだけ通用する事がわかりました。じゃ近畿ではどれだけ通用するのか?

今回、又確認できました。

大会で確認してまた一生懸命練習する。そして大会、練習・・・。

こうしてじっくり考えると播磨ジュニアって練習が本番、大会は確認の場みたいな

チームですね。まあこんなチームがあってもええでしょ(笑)

逆に私はこんな考えの播磨ジュニアが好きです。

☆★☆

小学生バレー最後の公式戦を最終ステージまで来れた事、彼女達のバレーに対する

取り組みに拍手を送ります。

指導陣のご苦労、練習試合や場所の提供でお世話になった各チームの皆様への感謝も

忘れてはいけませんね。ありがとうございました!

とーちゃん、かーちゃん達もサポートご苦労様でした!

管理人さんもご苦労さん!(自分で言うておこう 笑)

しかーし、6年生はまだ3月まで招待試合や交流大会が5つも残ってるで!

まだまだ上のバレーを目指していこな!



成績結果表

画像


優勝:大田少女バレーボール部(兵庫県)
準優勝:はやぶさジュニア(滋賀県)
3位:播磨ジュニア(兵庫県)
3位:豊郷(滋賀県)