第20回兵庫県小学生バレーボール選手権大会

2002年11月17日
場所 東浦町立学習小学校/東浦中学校






兵庫県の各地区大会を勝ち上がった16チーム(女子)がトーナメント形式で

戦います。初夏のペプシカップ県大会では24チームが出場できますが、

この秋の県大会はそれ以上に狭き門です。

学年の切り替え時期もバラバラで春先に間に合わなかったチームさんや

ペプシ県大会以降にがんばって力を付けてこられたチームさんなどがいる中で

選ばれた16チーム。そんな秋の県大会に出場できるだけで凄い事だと思います。

だからこそ持てる力を出し切ってもらいたいのです。

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県大会の一週間前の招待試合で思わぬズッコケをしてしまったので

いつも強気!強気!の私でもさすがに今回はちょっと不安がよぎってました。

おまけに前日の土曜日練習は監督が仕事で不在の中での練習となりました。

幸い中1、中3のOBと高1のOBの子が手伝ってくれました。

というか無理矢理手伝わせてしまいましたが(笑)

先日の高校兵庫県大会の優勝選手に怪我でもさせては・・・

と冷や冷やしてましたが(笑)

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初戦の相手は西播4位で出場された若鮎新宮さん。

西播地区のバレーボールレベルといえば、それはもう高レベルです。

県に出場出来なかったチームさんの中にも県レベルのチームさんは、沢山!沢山!

おられます。そんな中から代表になられたチームさんです。

みなさんご存知の様に昨年の全国優勝に導かれた指導者さんの元で

頑張っておられる子供たちです。

4,5年生のチームといえども私の強気な発言なんて言えませんでした。

いやーすばらしい!これぞまさしく若鮎さんの伝統あるレシーブというくらい

感動モノです。選手同士が重ならない。自分のボールをしっかり判断して動いている。

1セットを獲られてしまいましたが、そこは6年生のパワーで何とか逃げ切らせて頂き

ましたが、もうこの初戦の応援でオヤジ達は喉をつぶしてしまいました(笑)

調子の良い管理人ですのでこの勝利で今日は1戦、1戦が勝負や!と自分にも

言い聞かせていたのにもう皮算用し始めてしまいました。汚いですね大人って(笑)

でも少しでも子供たちによい思いを長くしてもらいたいと心の中で思うくらいええですよね?

もう頭の中は「欲」だらけ。「勝って欲しい!」「力を出して欲しい!」

「しっかりカットして欲しい!」「アタック決めて欲しい!」「相手のサーブダブって欲しい!」

そして・・・「近畿大会に行って欲しい!」

「無欲」っていう言葉は今回私には無いね(笑)

あれだけみんな、がんばってきたんだもの!欲望をもってもええですよね!?

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よく高校野球なんかで、負けたチームが勝利したチームに「絶対優勝してね!」とか

「僕らの分までがんばって!」とか言ってますよね。スポーツを少しでもしている人(していた人)

は解ると思いますが、本心ですよね!

私達(私に)に勝ったチーム(人)なんだから、頑張って欲しい!

あのチーム(人)に負けたのなら仕方ないと思いたい。

自分達で勝ち取った権利なのだから、負けようが構わない。自分達が楽しければそれで良い。

でもね、地区予選で対戦してきたチームさんや本選で対戦したチームさんの

そんな思いも自分達の背中にはちょこっと乗っているんだよ。

そう思えば全力でプレーしなければ!

上のような事を監督も言い回しは違いますが選手にいってました。

その通りですよね。

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準決勝で八木少女さんにジュースまでくらいつきましたが敗れました。

しかし3位決定戦で勝利し、近畿小学生バレーボール選手権大会に出場決定となりました。

結果はどうあれ、これまで対戦してきたチームの子にがんばったよ!と

言える試合を近畿大会でもしたいものですね。



優勝:太田少女バレーボール部
準優勝:八木少女バレーボールクラブ
3位:播磨ジュニア
男子優勝:ペガサス明石
男子準優勝:三田なかよし


上記男女5チームが兵庫県代表として12月23日の京都府でおこなわれる

近畿小学生バレーボール選手権大会に出場します。