うずしおバレーボールのつどい親善交流大会

2002年03月23、24日
場所 何淡町立文化体育館/三原町立市小学校体育館/三原町立八木小学校
/国立淡路青年の家体育館/賀集体育館
主催 市少女バレーボールクラブ/国立青年の家






参加チーム数:80チーム

兵庫県53チーム、徳島県2チーム、香川県9チーム、高知県2チーム、愛媛県4チーム
京都府5チーム、和歌山県4チーム、滋賀県1チーム


播磨ジュニアにとってはこの大会が新チームでの初大会となっている大会です。

4年生や5年生の時から淡路大会積立金という形で保護者の負担にならないよう

数年をかけてちょっとずつ遠征費を積み立てております。

なにせお泊りがあり天下の明石大橋を渡り淡路島の南端(南淡)まで行くのですから

費用も掛かります。理解のある保護者達ばかりですが、やはり保護者の負担を少しでも

軽くしての遠征ありきだと思っております。

「呼んでくれるとこがあれば、どこでも連れていかんかぇ!」と父は思うのですが、

「もっと給料貰って来てから云って!!」と嫁に云われそうなので口チャック(笑)

この大会は例年子供も親も楽しみでワクワクドキドキの大会なのですが、結果をみると

過去も余り良い成績が残せておりません。

第一日目のブロック予選で二日目の1位トーナメント、2位トーナメント、3位トーナメントに

分けるのですが、2勝しても得失点差で明暗を分ける事もあります。四角形の場合(笑)

でも今回は「1位リーグ優勝」です。80チームの頂点です。

バンザーイ!バンザーイ!バンザーイ!

今回は正直な気持優勝を期待してました。私の心の中では(笑)

でも予選の試合から「おいおい・・・・」「あらあら・・・」「ふう・・・」の連続です。

9対1や19対15、10対3などでリードされたセットばかりで冷や汗ものでした。

ここ一番でバタバタするのは、まだ全員での練習が出来ておらずまだまだ形になって

いないからでしょうね。

でも、劣勢を跳ね除けて勝利したことはすごく重要な事だと思います。

自信を持っていいよ!君達なら出来るよ!みんなを信用して!助け合って!



日帰り担当の私は家で明日の抽選結果を電話で確認しました。

相手は神戸地区の「岩岡JVC」さん、淡路地区の「江井」さん、

愛媛県の「川之江東部ジュニア」さんにてブロック戦をおこない

1チームのみトーナメントに出場できます。

あらら!岩岡さん?とまあお互い言ってるでしょうね

「あらら!播磨ジュニアさん?」と(笑)

昨日の試合が何じゃこりゃ???という試合ばかりでしたので、今日は大丈夫かいな??

と思ってましたが、何とか勝ち抜けです。


トーナメント戦には播磨ジュニアを含め8ブロックの中から1チームだけが勝ち上がってきました。

試合の相手は阪神地区の「伊丹有岡」さんです。

いろんな大会でお名前は拝見いたしております。もう私の頭の中では

あのオレンジのユニフォームを見るだけで遠くにいてても

「おおっ!有岡さん!」と認識できます(笑)

ちぐはぐな攻撃も出てしまいましたが、勝利!


次の対戦は西播地区の「八木」さんです。今年の西播の中でもすばらしくて強いチームさん

であると聞いております。どれだけ播磨ジュニアが通用するのか楽しみでありました。

観覧席を歩いていると、どこかのチームさんの保護者?指導者?さんが

「今大会一の好カードの播磨ジュニア対八木を見てから帰ろか!」と

言っているのが聞こえました。

嬉しくもあり、それに見合う試合ができるのか??の気持を心に残しつつ試合開始です。

やっぱり評判通りの良いチームさんでした。アタックも「ズドン!」というよりも

「ビシュッ!」っという感じでしょうか?切れ味鋭く打って来られるし

2枚ブロックなんて飛ぶタイミングも良く、ほとんどワンタッチされてましたね。

立ち上がりから終盤近くまで5点以上差をつけられていた様な気がしますが、

なぜかこの大会だけは逆転できるという気持が私の中にはありましたね!

子ども達も5年生の時なら、点差にあせり自分達のバレーができず、自滅していくのですが、

この大会はなぜか気持はまだ途切れてないぞ!と子ども達の顔に出てました。

たぶん他の保護者も感じてくれてたと思います。だから応援のテンションも下がりません。

逆に上がる一方(笑)もうサーブ1球にしてもチーム全員(保護者も含め)で打っていたような

錯覚を覚えました。

ね!自分達のバレーをしていたら勝てるんだから!!もっと自信をもったらいい!!



いよいよ決勝戦です。相手は京都府の強豪「福井少女VC」さんと

兵庫県の東播地区の「日野」さんの勝者と戦います。同じ東播地区の日野さんと東播対決も

したかったのですが、相手は「福井少女」さんに決りました。

3年前の秋の近畿大会に出場した時、福井少女さんも京都代表で出場しており、

その時の印象がすごく残っていたうちの保護者さんもいてドキドキしていたそうですが、

選手にとってはそんなすごいチームさんであることなんて知らないし、教える必要もなく、

子供にとっては、ただこのチームさんに勝てば優勝だ!だけでしょうね!

それともこのチームさんに勝てば焼き肉祝勝会だ!かな?(笑)



正直うれしいです!今までの練習が

少しずつ少しずつ身(実)になってきた事がうれしいです!

ミナミのアタックも本当はこんなものじゃありません!もっともっと強烈だし、

ダイナミックにもなっていくでしょう!ブロックやレシーブするなら骨折覚悟でやってごらん!

と云えるまで伸びる能力は充分にあります。

ルナキャプテンも今は、播磨ジュニアのトス回しに必死であまり声もでませんが、

この大会は身振り手振りのアクション付きで声も出てました。

指を一つ出して、「一本!いっぽん!」と声を出しているルナの姿が見れた事が、

優勝の瞬間と同じくらい嬉しかったです。

キャプテンとして6人をいやチームを引っ張っていってくださいね!

サリ、リマも今後コンビプレーをしっかり自分のものにして、

「あれ?今誰が打ったの?」と云うくらいのプレーに磨きをかけようね!

強烈なレフトアタックも軽々とセッターに返せるミエの腕裁きはピカ一です。

あとは如何にボールの正面に入れるか!がんばろうね!!

ナルの機敏さやボール裁きは今でも飛びぬけたものだと思いますが、

どこでも打ってごらん全部とってやるから!の気持で。(おおっと45度だっけ?笑)


この有名なうずしお大会の優勝チームです。今までは他チームの6年生に負けるか!

の気持で追いかけてきましたが、この大会を制した今からは追いかけられる立場になったでしょうね。

バレーの好きな君達ならまだまだ伸びるでしょう!!

父や母も体育館の隅っこで、いやピアノの影から、ええいっ!舞台の上から応援するぞ!!


予選第1試合 播磨ジュニア 21 - 15 榎列少女VC(淡路)
21 -  8
予選第2試合 播磨ジュニア 22 - 20 神岡少女バレー(西播)
21 - 13
決勝ブロック 播磨ジュニア 21 - 14 岩岡JVC(神戸)
21 -  8
決勝ブロック 播磨ジュニア 21 -  5 川之江東部ジュニア(愛媛県)
21 -  2
決勝トーナメント 播磨ジュニア 21 - 16 伊丹有岡(阪神)
21 -  4
決勝トーナメント 播磨ジュニア 21 - 19 八木(西播)
21 - 18
決勝トーナメント 播磨ジュニア 21 - 15 福井少女VC(京都府)
23 - 21