第25回兵庫県少女バレーボール選手権大会

2001年8月25日
場所 龍野市立体育館、他






この夏で子ども達も大分体力もつき体も練習に耐える事が出来る様になってきました。

気持ちも耐えれるようになってきましたか?しんどいなぁ、早く私の番終われへんかなぁ、

休憩まだかなぁ、なんで私だけ?という心で練習をこなしても成果がでないでしょうね。

心も耐えれる様にね!ワンマンレシーブ一つとっても各自、時間が違います。早く終わる子も

いれば延々続く子もいる。でもそれが監督にとってのあなた達への平等だと思う。

(この子はまだついて来れる)(もうへばってきたな。限界かな)(この子の体力からしたらこれぐらいか)

と子ども達の顔を見て終わる頃合いを決めているのでしょう。

同じ時間だけするのが平等ではない。

各自の体力、体調に合った時間配分であってこそ平等と思うよ。

がんばれよ!みんな!

前置きが長くなってしまいました。


25日は予選でした。ブロック戦で得失点により各ブロックより

26日の決勝大会に進出できるチームを。決定します。

参加チーム  計71チーム  6会場
龍野市 相生市 赤穂市 上郡町 新宮町 太子町
揖保川町 御津町 南光町 上月町 作用町 山崎町
一宮町 波賀町 夢前町 姫路市 12 香寺町 福崎町
市川町 加古川市 播磨町 三木市 西脇市 家島町
小野市 稲美町 明石市 洲本市 神戸市


上記出場チームを1ブロック6チームで12ブロックに分かれ3チームが決勝トーナメント

進出となります。私たちのブロックはというと、





げげっ!ペプシカップ兵庫県大会で準優勝されました「龍野」さんとあたります。

あちゃ・・・という気持ち半分、どこまで悪あがきできるか楽しみという気持ち半分でした。

でも、大人っていやらしいですよね!すぐに得失点差の皮算用が頭に(笑)

(こことあそこは、多分2勝抜けやろな・・。となると・・)みたいに

どこでもかかってこいっ!って言ってみたいものですわ(笑)

第一試合は「龍野さん」対「旭陽さん」でした。

上記のような、姑息な思いを持っていた当方管理人でしたので、興味深く見ていたのですが

あれれ?龍野さん、サーブミスやサーブカットミスも目につきましたが、旭陽さんの

アタックも決まり互角の勝負をしているではありませんか!!(や、やばい・・・)

結局21−14と21−18で「龍野さん」の勝利でした。

うちが龍野さんから14点がとれるとはひいき目にみても「取れる」とはいえない・・・。

ましてや18点なんて・・・。ええいっ!他力本願なんてどっかいってまえ!!

対戦相手さんから多く点をとり、相手には出来るだけやらない!そして

明日への切符をもらうだけです。

第一試合目は「高丘さん」でした。

半分諦めかけたおっちゃんにまたもや、算数をさせる気か!!

なんと21−5,21−5で勝利です。(サーブダブりが3つ)

旭陽さんも2試合目が終了。

(あれがこうなって、これがあれやから・・・)

龍野さんから24点取れば決勝。23点でジャンケン勝負。

龍野さんとの1セット目です。みんな気合が入っていたのが見てわかりました。

が、がんばれ!!

な、なんと6点までうちが優勢に運び、もしかしてセットもとれるのでは?と頭によぎったが

8点目で並ばれ、それからじわじわと・・・・。

あまくありませんでした。(笑)

21−12で落としました。ここでまたもや算数のお時間。

24−12=12、ええいっ贅沢いわん!23−12=11

2セット目もなんとか食らい着いていけ!!

あれれ?1セット目の勢いはどうしたの?みんな・・・。

サーブカットが返らない・・・。

正確に魔の三角地帯にサーブを入れてこられました。(笑)

キツイサーブではないが、緩くもなくそして、「ストッン」とレシーバの前に

変化して落ちる・・・。

なんとかセッターまで返れば決めれるのだが、1点決めて3点をやり、また何とか

セッターに返り1点をとったが、またもやカットミス・・・・。

チャンスボールを返そうものなら、すばらしいトス裁きでズドン!!

わたし、龍野さんのセッターのファンになっちゃいました(笑)

こうなったら1試合目のようにサーブミスでもしてくれ!!

という姑息なおっちゃんの望みも聞き入れられず、

21対6で2セット目も落としてしまいました。

本当の君たちの力なら、あのサーブもカットできるはず!

監督もそう思っていたからこそ、キツイ注意もでたはず。

さあ、今日の大会を忘れず、次に生かしていこうね!



明日(26日)には進めませんでしたが、

「1点を獲るという事が如何に大変か」という事がわかってもらえたとしたら、

そしてその大事な1点をサーブミスで

簡単に相手にやってしまうという事も改めて認識して貰えたら、この大会での負けも我がチームに

とっては大きな収穫となるでしょう。

サーブは個人プレーとよくいわれますが、最近バレーのサークルで自分が

サーブを打ち、初めてわかったのだが

打つ時のプレッシャの凄い事。お遊びでこれだから、試合の、まして重要な場面での

子ども達の心の中は大変なものだろう・・・。

時々試合などでサーブをダブった時に「アホッ!」、「やめてまえ!」と観覧席から怒鳴ってられる

他チームの保護者さんを見かけるのですが

(うちのチームではありませんよ!わたしはつぶやくだけ(笑))

たぶん自分の子どもなのでしょうけれど、バレーをやった事の有る保護者さんであれば、

絶対そんな罵声は言えないと思うそれも打ったその子が振り向くぐらいの大声で。

たとえ自分の子供であっても・・・。

(もし、ミスしたらどないしよ・・)

(みんなの顔が見れへんな・・)

(監督もおこってるやろうなぁ・・)

(親に説教される・・)

「親」も「メンバー」も「チーム」も、そんな気持ちをもたせないでサーブを打たせられる様に

してやらねばと思うと、もちろん個人努力(精神面も含め)が

大半でしょうが、サーブも紛れも無い「チームプレー」だと思います。



                 

画像を置いています。ここ!!