ー 木津川マラソン ー

 開催場所 距離
京都府 ハーフ、フル 
 フーのコメント
 二月一週に開催される気軽に長距離に挑戦できる大会。
私はハーフ、フル両方出場経験があるけど、全国でも珍しく関門や時間制限が設定されていない大会で長距離初心者には有り難い。
そういった事情からかハーフよりもフルの方が参加者が倍ほど多いという珍しい大会。
コースも川沿いの堤防を延々と走って折り返す比較的フラット、サイクリングコースを利用しているため道路的には走りやすいとは言えないけど初フル挑戦にはうってつけだろう。
ここで初めてフルマラソンに挑戦する市民ランナーも多いらしい。
また給水ポイントもこまめに設定されており自分のペースに合わせて給水できるのも嬉しい。
その他1q毎の距離表示、各タイムペースランナー、荷物預かり所等々至れり尽くせり。
オフィシャル、ボランティア方々も精力的で田舎のアットホームな雰囲気ながら主催者側の熱意と工夫が感じられる大会。

強いて悪いところを上げるとするならば開催時期の関係上天候に恵まれないことが多いのと、会場が河川敷の運動公園のため雨や雪に見舞われると足場がえらいことになってしまい、荷物置き場も更衣スペースもビニールシートや袋が無なければ使い物にならないくらいグチョグチョに・・・。

後、コースの特性として先に書いた道の狭さ以外にほぼ毎年北西から、コース上で言えば川下から川上にかけて風が吹いているためハーフは前半向かい風、後半追い風、フルは最初の10q追い風、10〜31qまで向かい風、31qからゴールまで追い風となり完全折り返しコースの悲しさで半分完全な向かい風になるのを覚悟しなければならない。
(そのためか自己記録が狙えそうでなかなか難しい;)

まぁ、強いて上げた悪いところは会場土地柄の特性みたいなものなのでどうしようもないとしてソフト面では完璧に近い運営がなされている優良市民マラソン大会だと思います。

これから大会に出ようという方にはお勧め。


(2015年追記)

ただし、2014年以降妙に政治色が強くなり共産党系の地元市会議員や地元選出衆議院議員が挨拶にかこつけた演説をしたり大会そのもののスローガンを共産党のマニュフェストにしようとしたりと目に余るものがります。
小さいながら運営が頑張っている大会だけに政治の道具にされるのは残念ですが参加を検討されていてそういったことが気になる方は注意が必要でしょう。